おそらく、多くの日本人が夜遅くにもかかわらずFIFAのTV中継を観戦されたのではないかと思う。かく言う私も実は興奮してTV観戦してしまった。
実は、今回のFIFAの日本チームに関しては、かなり幻滅していた。特に最近のFIFA前の練習試合では、見る気も起きない程あきれ果てていた。そう韓国戦などでは、あまりのだらしなさに・・・。と言いながらそれでも我慢して応援していた。しかし会社に行くと大先輩の愚痴がきつかった。特に岡田監督とFWに関しては、無能・馬鹿に近い愚痴を聞く事が多かった。
FIFAが始まり、最初から試合を見ると、ますますこの思いが強くなった。そう試合する強豪の国々の選手が素晴らしい。それに比べて日本の選手は・・・。と思いながら、実は逆の思いもあった。本番前にどんなに成績が良くても、その結果が反映されるとは限らないという事だ。本番前に運を使い果たすより、この本番前の試合が、徹底して悪ければ、逆に本番で光が見えると。
結果は、予想通りとなった。あくまでも結果だけだが・・・。それでも日本が、ランキングが上のカメルーンに、勝てた事は大きい。あと残りオランダ、ベルギーとの戦いとなるが、ベルギーに勝てれば(ちょっと虫が良いかも知れないが)、次のステップが見えるだろう。
今晩の試合では、GKの川島ががんばった。唯一のゴールで、絶妙のパスを出した松井は凄い。そして唯一のチャンスを決めた本田もえらい。マアー見ていると皆がそれぞれの役目を全うした成果だろうと思う。今まではそのがんばりに対し結果がついてこなかったが、今回はこの結果が出たと言う事になる。
今回の初戦での勝ち点3が日本チームで始めとは知らなかった。それ程日本は初戦に弱かったのかも知れない。しかしうれしい事だ。
一方で大失態を演じたのがNHKだ。試合後のインタビューで岡田監督と本田選手は正常だったが、それ以降の主な選手のインタビューは、動画はOKだが、音声が全くでないと言う全くお粗末な状況だった。「さきほど一部の地域で音声が切れました。おわび申し上げます。」のテロップ表示がされた。
今日の夕刊を見ると、関西のデジタル放送でこの事故が発生したらしい。アナログ放送はオーケーだったらしいが、その原因は不明との事。来年のデジタルへの前面移行は大丈夫だろうか???
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