社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

朝日新聞be on Sturday(MSのビル・ゲイツ氏の紹介)について

2008-06-22 11:41:00 | ITについて

朝日新聞のウィークエンド新聞『be on Sunday』の『フロントランナー』に『ビルゲイツ』氏の紹介「第二の人生もゲイツ流」として紹介されていた。改めて紹介する必要もないが、世界長者番付で昨年の2007年まで13年連続の首位であり、総個人資産は6兆円とも言われるが、その大半を慈善事業につぎ込もうとしている。

ビルゲイツ氏は今現在52歳だが、私と全く同じ世代である

ビルゲイツA.jpg実は氏には一度お会いしている。私が最初に就職した会社である。おそらく27年~28年ぐらい前になると思うが・・・

氏のイメージは今の風貌とさほど変わらず、永遠の若者のイメージが今でも残っている。当時ジーパンでTシャツの姿だったと記憶している。会社を興したばかりで、まだMS-DOSもなく、BASICだけの会社だったし、そのBASIC言語を当時の会社と契約する為に来日したはずである。しかし、日本に来て売り込みに回っているアクレッシブさはさすがに凄かったと思う。

その後のMicroSoft社の発展と、日本のメーカーとの関わりをずうっと見てきたが、結果的に50を過ぎた今となっては、資産や動機は別にすれば、氏がボランティアに向かう気持ちも分かるような気がする。 勝手に私がそう思っているだけであるが・・・。氏の深いところは解らない。

私の場合は、既に当社に入った時に、IT分野の夢を捨てた事になるのかも知れない。あくまでも結果論に過ぎないが・・・。
当社に入る前には、もちろん夢を持って入り、結果徹夜であろうがトコトン仕事したが、日本の大企業でこの分野で仕事する事の難しさを学んだような気がする。

新しいことをやるのであれば、自身の力でやるべきであり、大企業では所詮ITに関しては画期的な事等生まれる事は殆どないと思っている。残念ながらこれが日本の現状であり、別に私が指摘しなくても多くの人が認識していると思う。

もちろん大企業から独立して、成功された方も多くいるし、ゲーム関連ではハード(SONYのPS1,2,3やPSP、任天堂DS、Wii等)を初めとしてそのソフトも世界中で成功しているが・・・。

ビルゲイツ氏が技術者として天才的だった事は間違いないが、それよりもビジネスのセンスが、ずば抜けていたと言う事だと私は思っている

要は、特定分野を独占する為に、次々に2番手以降をつぶす戦略を買収等を含めて、とって来た事が全ての成功の理由でもある。
※OSは当然として、APの分野でも後発ながら、エクセルで、ロータス123もつぶすぐらいの戦略を取れたのがその勝因である(と思っている)。

米国の成功者と日本の成功者の大きな違いは、その後の人生のような気がする。
米国の成功者、結果莫大な資産を保有するようになった一握りの人達は、殆ど間違いなくその資産を含めて社会への還元(つまりボランティア等)に奉仕する
が、日本の成功者の場合は、何れもそのまま経営者としてあり続ける傾向が強いような気がする・・・。
※あくまでも私的意見であり、実際は米国でも、アップルのスティーブ・ジョブズ氏は未だカリスマとして更に意欲を見せている。


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