新築マンションが売れ残っている

数年間、ずっとある新築分譲マンションの折り込みチラシが入っていた。そして駅前にその紹介をする看板もあった。それが最近消えた。新聞にもチラシが入らなくなった。そして今日奥様が、中古販売と思われるチラシ（以前はカタログを使用、今回は本当のビラ）を見つけた。積水ハウスグループ積和不動産関西の「グランドメゾン四條畷ゲートハウス507号室」新価格2,090万円で、おそらくデモルームとなり、その後新築では既に売れなくなり、オープンハウスでほぼ中古販売つまり流石に新築価格では販売できず、価格を下げての販売（以前の価格は記憶していないが）となった様だ。

マンション：グランドメゾン四條畷ゲートハウス
販売価格 ：2,090万円
管理費 ：8,920円
修繕積立金：5,850円
建築(完成)：H20年1月(つまり完成後3年経過した事になる)
最寄駅 ：JR学研都市線「忍ヶ丘駅」徒歩11分
専有面積 ：７３?、３LDK
設備 ：静音ミドルシンク、ビルトイン浄水器、浴室暖房乾燥機（カワック）、浴室楽乾フロアー、バルコニーにスロップシンク、TVモニター付きインターフォン、LDには床暖房（ヌック）、NTTグループの光ファイバーインターネットサービス、24時間集中監視システム、玄関ドアはダブルロック、エアコン2台付き

おそらく、新築で売り出して、この部屋だけがずっと販売されずに来たのだろう。そしてついに手を打った気がするが、はたしてうれるだろうか？物件としてはなかなか良いと思うし、必要な設備が最初から付いているのが良いと思う。モデルルームとして使っていたのなら、ほぼ必要な設備は照明も含めて殆ど揃っているだろうから・・・。駅までは、平地だし、マアー歩ける距離だし、周りは静かだ。そして病院も近い、コンビニも近くにある。学校も。スーパーも歩ける所にあるし。自走式駐車場も用意されているので、物権的にはかなりお得となった様だ。

さて、同じ様な物件で、一駅隣の東寝屋川駅の新築マンションのチラシがここの所ずっと入っている。チラシと言っても最初のカタログその物だ。こちらは、一つではない。

マンション：パークシティ梅が丘プライムヒルズ
販売価格 ：1,660万円（３LDK73.41?）~3,960万円（４LDK93.84?）
管理費 ：8,300円~22,300円
修繕積立金：6,850円~9,380円
建築(完成)：H20年10月(つまりこの物件も完成後2年3か月経過した事になる)
最寄駅 ：JR学研都市線「東寝屋川駅」徒歩10分
販売戸数 ：３５戸（総戸数242戸）
設備 ：ビルトイン浄水器、浴室暖房乾燥機（カワック）、浴室ミスト、バルコニーにスロップシンク＆防雨型コンセント、LDには床暖房（ヌック）、24時間集中監視システム（ALSOK）、玄関ドアはダブルロック、マンション共通設備（停電対応型コージェネ導入、わくわくルーム、シアタールーム、ミニショップ）

とこちらもｓｄなかなかお買い得ではあるが、何と15%近くのマンションが売れ残っている事になる。しかも発売（完成）してから、2年以上も。デベロッパーの方々もこれはなかなか大変だと思う。良い物件であっても、不動産は今の時代なかなか難しい問題を抱えている気がする。

そう、不況と言うより、住宅を必要とする人口が急激に減っているのではないだろうか？上記で上げた物件はいずれも新築価格なら30年近く前の値段に戻っていると思うのだが・・・。