未曾有の不況と言われながら、昨年9月のリーマンブラザーズ事件より随分前に計画されていた、大阪周辺の開発計画は、どんどん進んでいる様である。当社の周辺を見渡しても新築マンションや商業施設、ビジネスビル等ドンドン建設されている。
写真はその風景の一つ、夕方、携帯写真で撮影した為、フォトレタッチソフトで、輝度修正をトーンカーブで行なっている。
さて何回も、この風景を見ていると、いつも2つの疑問が有った。
1)このクレーン車を運転される方はどうやって上り下りされているのだろうか?
- 2)フロアーが一階出来るたびにクレーンが1階上がっているがどうしているのか?
という素朴な疑問であったが、同じように疑問をもたれている方がいたらしく、それぞれ別の方だが、雑談している中で分かった。
1)作業が夕方5時で終わる為、丁度その頃見ていた方がいて、縦の部分の中の梯子で下りて来れたとの事。と言う事は朝も梯子で登っているのだろう。大変な作業であり、私は当初中に簡単なエレベータ施設みたい物があると思っていたが、そんな甘いものではなかったようである。
中の作業員の方は、大変だとツクヅク思った。
2)尺取虫みたいに、上っていくらしい。つまりクレーンの縦の部分の長さは同じで、フロアーが1フロアーできる度に、運転席:コントロールルームが下に下りてきて出来たフロアーに固定され、中の縦の部分が上に1フロアー分上がり、その後で、運転席の部分が再度上に上るそうである。ウーン、成るほどと感心しながら、その為に運転席が真ん中ではなく、且つ運転席の上部の下にスカートみたいな部分があるのかと初めて理解した。
しかし、日本の建築技術や、その建設作業場の方の技術力と体力は凄いと改めて感心した。高所恐怖症の私などでは、とてもできない。
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