社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

東野圭吾『プラチナデータ』

2012-07-14 15:05:59 | 趣味(読書)

久しぶりの東野作品だ。またふと手に取った作品だが、やはり氏の作品は面白い。この作品は映画化が決定しており、それを知った時に、なるほどと思った。氏の作品の多くが、ドラマ化や映画化されているが、この作品はちょうど映画に最適だと思った。主人公の二人。神楽龍平を二宮和也が、警部補の浅間玲司を豊川悦司が演ずる。書籍を読んでから見るとだいぶ神楽のイメージと二宮和也のイメージが異なる気がするが、さてどうなるだろうか?

この作品のあらすじについては、ここで紹介する必要もないだろう。あっという間に読める大変面白い作品だ。読んでもらうと、氏のファンになるだろう!もっともこれも最近の悪い癖だが、途中から、犯人が推定できるようになってしまった。作者によって、犯人がある程度予測できるからかも知れない。一番身近で、安心できると思われる者が一番危ない。と言う事になるのだろう。マアーそれにしても面白かった。

CCF20120714_00000 書籍名:プラチナデータ
著 者 :東野圭吾
発 行 :2010年6月30日
発行所:株式会社幻冬舎
ページ数:縦一段組みの431頁 
定 価 :1600円+税
信じられるのは、
科学か、
自分自身かー
を幻冬舎創立16周年記念特別作品

数々の名作を生み出してきた著者が、
究極の謎「人間の心」に迫る


犯罪防止を目的としたDNA法案が国会で可決し、検挙率が飛躍的に上がるなか、科学捜査を嘲笑うかのような連続殺人事件が発生した。警察の捜査は難航を極め、警察庁特殊解析研究所の神楽龍平が操るDNA捜査システムの検索結果は「NOT FOUND」。犯人はこの世に存在しないのか?時を同じくして、システムの開発者までが殺害される。現場に残された毛髪から解析された結果は・・・・・「RYUHEI KAGURA 適合率99.99%」。犯人は、神楽自身である事を示していたーーー。

確信は疑念に、追う者は追われる者に、
すべての謎は、DNAが解決する。

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