宮部みゆき氏の作品を『名もなき毒』、『ペテロの葬列』と連続で読んだ。やはり素晴らしい。面白い。氏の他の作品が読みたくなった。ふと目にした本が今回の『小暮写眞館』だった。この本を手にとって直ぐ思い出したのは、なぜか東野圭吾『ナミヤ雑貨店の奇跡』だった。写眞館と雑貨店とは全く違うし、そのストリーも全く違うが。
私は全く知らなかったが、この作品が面白いと言う話を奥様にした所、また奥様に言われた。「確か心霊写真の話じゃないの?テレビでやっていたよ」と。
調べると、NHKで既にドラマ化され、NHKのBSプレミアムで2013年3月31日(日)から連続4回放送されていた。やはりとは思ったが、なるほどと感心した。
そして改めて、宮部みゆき氏と東野圭吾氏の作品がTV(でのドラマ)化や映画化される事が多いのに驚いた。もっとも両氏の作品は読み終わった時に、アーアーこの作品もおそらくドラマ化されるだろうなと直ぐに感じるのだが・・・。
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きっと また 会える 時間が あるときに、 ゆっくりどうぞ。 | 第一話 小暮写眞館 世の中にはいろいろな人がいるから、 いろいろな出来事も起きる。なかには不思議なこともある。 第二話 世界の縁側 人は語りたがる。秘密を。重荷を。 第三話 カモメの名前 「電車は人間を乗せるものだ。鉄道は人間と人間を繋ぐものだ。 だから鉄道を愛する者は、けっして人間を憎めない」 第四話 鉄路の春 ーーー僕はこの人を守らなくちゃいけない。 |
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