社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

知人も定年を迎えたが、やはり再雇用の道を選んだ。と言うかこれは奥様からすれば必然だった。

2014-10-20 23:40:52 | セカンドライフ

知人が2ヶ月前に、定年(60歳)を迎えた。多くの方がそうであるように、この知人も再雇用の道を選択された。当社グループの最近の辞令を見ていると、定年で退職される事はなく、ほぼ100%近く、再雇用を選ばれている。この知人とは、かなり昔仕事上の付き合いはあったが、最近は寧ろ、奥様同士の付き合いが主となっている。

その奥様からの情報で、事前に再雇用の道を選ばれる事は知っていた。この知人は私より位(職制も職位)が上で、当社でも出世された方だ。従って所得は相当あったと思われる。所得が多かったからかどうかは分からないが、その知人の奥様は、社内結婚の専業主婦だった。

2年前に、私は奥様と社内の福祉制度を利用して、10日間トルコ旅行に行った。この事を、この知人の奥様に話した時に、驚くべき質問が返って来た。「10日もの間、二人で何を話していたの?毎日話す話などないわ。私には10日間も毎日話しするなど耐えられない・・・」と。

私は「エー???!!!そうなんですか?」とそれ以上話できなかった。

結局、先々月の末~先月の頭に、当社の福祉制度を利用して、その知人夫婦はカナダへ留学中の娘さんの所に旅行されたようだが、知人が仕事が有るとかで、1週間も滞在する事なく帰国された。せっかくなのだから、もっとゆっくりすれば良いのにと話したが、知人の仕事のスケジュールを優先されたようだ。当社の制度上は、定年時、通常1ヶ月~3ヶ月の休みがとれるのだが・・・。

奥様は、知人が定年で辞められると困ると話されていた。どうも、金銭的な話ではなかったようだ。知人は休みでも大半はゴルフに行っているようだし、上記で話が有ったように二人だけで毎日を過ごした事も最近はないようだし・・・。

知人は、昔一緒に仕事をした時、手帳に、同日のスケジュールがほぼ埋まっていた。定型的な会社人間、趣味らしい趣味と言えばゴルフ、ゴルフ仲間も仕事関係、ゴルフ中も仕事の話、ゴルフを含めて仕事、仕事が趣味、大手企業の管理職で高所得者で、奥様は専業主婦。

子育てが終了しても、パートなどで働く事もなく専業主婦。

この知人夫婦が稀な例かどうかは別にして、定年後も知人が働くのは、彼にとっても奥様にとっても必然だったようだ。人それぞれの生き方があるし、私がどうこう言う話ではない。しかし、彼にも、いずれは退職する日が来るなら、それは問題の引き伸ばしだと言う気がするが・・・。

いやここまで仕事人間・会社人間ならもはや退職する事など考えるのではなく、65歳以降も、ずっと働く方が良いだろう。あらゆる会社のコネを使って・・・。その方が知人の奥様も幸せだろう。

※知人のカナダ旅行だが、どうも格安旅行会社のツアーを利用されたらしい。従って日程が決まっており、仕事の都合で早期に帰国された訳ではないようだ。


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