社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

インドネシアからの研修生の給料

2008-02-15 21:49:00 | 日本語教室ボランティア

さて、日本語教室での手の震え発生せずで、今晩インドネシアの研修生に日本語を教えた話をしたが、通常個人的な事まで、余り聞かないようにしているのだが、今日はなぜか給料の話になった。

実は前日も韓国の学習者と同じような話がでて、一体彼らはどのくらい所得を、この日本で得ているのか?たくさん貰っているとか少ないとかの話は私は一切しないで、聞いてみた。
その話の発端は、私が開口一番「仕事どう?忙しい?もう慣れた?」等聞いたことによる。彼曰く「大変忙しい。土曜日もでないといけない。」つまり明日も出勤だというのだ。
また、仕事で疲れてなかなか日本語の学習が進まないとも言っていた。
そうはいいながら、今日もチャンと来ているし、ここ半年の彼の日本語の成長はすごいと私は、評価している。他の講師も同様な意見であると思う。

話を聞いた限りで言うと

  1. 就業時間:8:00~17:00(休み時間は12:00~12:45と15:00~15:10)つまり一日8:05分労働でマアー基準内と思われる。
    もちろん、17:00以降の残業は在りで、残業代は付くとの事。以上で課題があるとすれば、午前中に一時休憩がない。
    つまり4時間働き尽くめということぐらいかなと思う。
  2. 休みはどうなっているのか?日曜日は休みで、土曜日は、隔週(実際には月の内2回出勤らしい。)
  3. さて、以上で給与体系が時間性かどうかが気にはなったが、上記条件で、月8万円(残業代除く、手当て等なしの手取りの様だ)。
    彼自身は、自転車で通勤しているが、なぜ通勤費が出ないのかを不思議に聞いていたが、日本の企業は大半は、通勤費は実費だから、自転車の場合はでないと説明しておいたが、どうも気になったらしい。理由はどうも彼の知り合いが、正社員になって、通勤費をもらっている事を聞いた事らしいが・・・。
    月8万円に付いては、あまり不満そうではなかったようだが・・・。

一日8時間で月22日働いたとすると455円/時間となる。実際は1日から2日これより多い為、時間単価は更に下がるものと思われる。海外からの研修制度の詳細を私は知らない為、何とも言いがたいが、日本人のほぼ半額の時給である。日本の企業も助かっているし、彼らも助かっているからキット双方にとってよいことなのかも知れないが・・・。

この裏には多くの課題が隠されている。言葉の教育の問題や、裏金(闇ブローカーの存在)、資格など。

別の講師から、先週来たベトナムの学習者が、溶接の試験を受けて通らないと、ベトナムに帰されると悩んでいたとの事で、どんな試験なのかもわからないし、取り合えず試験問題等があるのなら持ってきなさいと言ったらしいが、これなど日本語を教える等の問題ではない。おば様方のボランティア講師では、彼がもしその問題集を持ってきたなら、今度は日本語ではあるが、内容が全くわからない事になる。さて、どうなるか私もわからない。

話が、主題とそれるが、今日そのインドネシアの学習者と日本語習得の目標に付いて確認した。私の中では、この目的を知る事は教え方に影響する為、かなり重要な意味を持つ。
つまり、かれは研修で日本に来ており、既に一年が経過しており、残された期間は2年となる。その間に3級を取りたいとの事である。但し、日本語の聞くこと、話す事、読むことはできるようになりたいが、書くことは考えていない(時間がない)との事。今の彼の短期間での伸びを見ると3級ではなく2級まで目指しなさいと励ました。また本当は上記読み書きで書くことなく読むことが上達するとは思えないのだが、非漢字圏の国のハンデを考えるとそれも有りかなと思った。確かに書けないが、私が書くかなりの漢字を読めるのも確かであるし・・・。

※この日本語教室に関する同じような内容の投稿記事をわざわざ二つに分けて投稿してあるのは、gooブログの場合は一つの記事に対するカテゴリーが一つしかつけられない為です。


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