我が家で無線LANの導入は、ADSLを導入した直後から始めた。従って7年~8年以上前から既に無線LAN化していた事になるが、実は暗号化等のセキュリティ対策は一切導入していなかった。
理由は、たいしたデータでも無いし、近くにも他の無線LANのアクセスポイントも無かったからである。
さて、ここ半年ぐらい前から当家以外のアクセスポイントが一つ検索でき、どうもお互いにどちらもセキュリティをかけていない為、無線の電波が強いか弱いかぐらいの差で互いに相手にどうもアクセスできるようである。アクセスできるといっても、そのアクセスポイントを通じてインターネットに接続できるだけの話であるが・・・。自分の家のアクセスポイントではなくその相手のアクセスポイントにアクセルしてしまうと、電波が弱い為遅くてとても使い物にならないのだが・・・。
Windows Vistaの無線LAN付きのノートブックをここズット私の方が、使用し、メーカー独自のクライアントソフトやドライバーを使用せず、Vistaの無線LAN機能を使用して接続すると、必ずしも自分のアクセスポイントに接続しない事があった為、これではまずいと思いセキュリィティを設定する事にした。
最もWindows XpでBUFFALOの無線LANの子機(USB接続、PCカード型やCF形等)でメーカーのクライアントマネージャーで当家のアクセスポイントを指定してある場合は(当然最初そう設定するが・・・)、アクセスポイントの検索もする必要もなく自動的に自分の所のアクセルポイントに接続される為、当家以外のアクセルポイントの存在さえ知らない事になる。
従って近所のアクセルポイントを使用されている方が同じ状況であったら、おそらく此方の存在も知らないかもしれないが、おそらく自分で設定されたときに、アクセスポイントを検索して自分の所のSSIDを設定されているはずなので、こちらの存在は知っているかもしれない。
まあいずれにしても、特に問題はなかったのだが、写真データ、動画や音楽等のデータが増えて来たので、LAN型HDDも接続しようと考えており、念の為、セキュリティをかける事にした。
実はLAN型HDDも4~5年頃前に導入していたのだが、昨年無線LAN用アクセスポイントが壊れた時に新しいハブ機能付きルータ機能付きの無線LANアクセルポイントを導入し、接続が面倒だった為、LAN型HDDを切り離したままだった。
さて、最近のPC関係の書籍等を見ても簡単に接続できる機能が備わっており、当然昨年導入した上記アクセスポイントもBUFFALOのAOSSという一発ボタンで接続とセキュリティを設定できる機能を持っているのだが、いかんせん当家は導入が早かった為、殆どの子機が対応していない(AOSSは暗号化方式のWEP、AES、TKIPの中で、自動ではAESで設定される)。
標準添付の簡単なセットアップシートには勿論、子機側の設定等書いてあるはずはないし、専門誌も簡単にできる事を書いてあるだけの物が多い。
従って、実は昨晩の遅くなってから手動で設定し始めて、かなり手間取ってしまった。
アクセスポイントのCDはバージョンが古くVistaに対応していない為、メーカーからソフトとマニュアルをダウンロードして、後は手探りで設定した。実は最も手間取ったのはVistaの設定の方です。問題の子機は殆どがWEPさへも対応しているかどうかさえメーカー標準のソフトでは判別できなかったのだが、何とか不思議なくらい感だけで接続できてしまった。後で箱やマニュアルを見ると殆どの子機が取り合えずWEPの64/128をサポートしていた。まあーいずれにしてもWEPでの最低限のガードはかける事に成功した。暗号化されたコードをしらないかぎり、此方のアクセスポイントには接続できなくなったはずです。実際まだ未設定のPCからはアクセスできませんでした。
以下に参考の為に、手順を掲載しておきます。
1)アクセスポイント(エアーステーション)の暗号化を設定する。
アクセスポイント(エアーステーション)にアクセスし、ログインする。
「ネットワークセキュリティ」のメニューで「暗号化」を「WEP」にし、暗号化コードを設定、同時に拡張の所のANY接続を許可するのチェックマークを外す。設定後40秒ぐらいで再起動される。WEPは64と128があるため、それに応じた文字数入力が必要です。
※上記の暗号化コードは必ず控えて置くこと。
※ログインのIDは変更不可で且つログインの為のIPアドレスも同じ可能性(というより同じと見た方がよい)があるので、かならずパスワードを設定される事をお勧めします。
当たり前ですが・・・。
2)クライアント側(無線LANの子機)の設定を変更する。
1.OSがWinodws Xpで子機がWLI-USB-L11G(BUFFALOのUSB接続型無線LAN子機。今では使っている人も少ないと思うぐらい古い型です。)
<WLI-USB-L11G>
BUFFALOのクライアントマネージャーを起動し、前回設定されているエアステーションを選択して、「ファイル」の「接続」を選択する。
下記ダイアログが表示後、暗号化のキーの「文字」の左側にチェックマークを入れ、キーコードを入力する。
上記、エアーステーションで設定した暗号化コードと同じコードを入力する事。更に「この暗号化キーを記憶する」にチェックマークを入れておく事。
2.OSがWindows Vistaで標準搭載の無線LANを使用する場合(これが最近では一番多いかもしれません)。
・メーカーのBUFFLOAから最新のクライアントマネージャーをダウンロードし(2008年1月30日現在CDはVer10)、クライアントマネージャーのみインストールする。
・クライアントマネジャー5(Vista用)を起動し、「詳細設定」の「接続先一覧」をクリックし、接続先(該当するSSID)を選び、「編集」をクリックする。
・表示されたダイアログの「無縁設定の表示」タグの「ワイヤレス設定を編集します(ダイアログの下右側)」をクリックする。
・表示されたダイアログの「接続」タグの「ネットワークがブロードキャストしていない場合でも接続する」にチェックマークを入れ、「セキュリティ」タグのWEPを選択し、上記暗号化キーコードを入力する。
3.OSがWindows Xpで標準搭載の無線LANを使用する場合
これが一番多いかもしれません、今回はまだ設定していません。近い内にまた設定できたら掲載予定。
※あちこちダイアログを手抜きで掲載しておりませんが、ポイントのみ掲載しました。また上記の赤字の所がポイントです。
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