社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

7インチ液晶ネット端末Lyumo bookパッケージと仕様

2010-05-06 07:38:11 | ITについて

マウスコンピュータのネット端末Lyumo book DB-366wを12,800円で購入した。今回はこの端末の最初の使用感とその仕様について、感想を述べたい。

DSCF2698 DSCF4645 パッケージ:あっけないぐらい、小さくてシンプル。
DSCF4650 DSCF4651 中に入っていたのも本体、取り説と電源アダプターのみ。

電源を入れた所。
DSCF4656 DSCF4658 チョッと小さいがフルキーボード。但し記号などの入力が刻印と異なる等など特殊なJISキーボード。
今にも壊れそうな程キートップが薄く、弱そうなプラスチック製。すぐ下に基盤が見える。
DSCF4666 DSCF4664 電源ボタンが最初わからなかった。ちょっとチャッチイ。色ぐらい変えて欲しい。
メインメニューも余り、センスがない。逆にシンプルであるが。
DSCF4671 DSCF4677 下部からすぐ中のメインボードが見えている。
サイドのSDカードスロットからもメインボードが見えている。中国製と言う事だが、この辺の作りこみがいい加減だ。樹脂と基盤などの製作精度が悪い。

念のためこの端末のスペックとこのうち問題となりそうなところコメントすると

  1. CPU:lngenic JZ4730 366MHZ(XBurst)
    このCPUは今まで知らなかったが、どうも国内では殆ど使われていないらしい。MIPSⅡ互換の8パイプライン処理ができるCPUで、LinuxやWindowsCE向けの超小型と言うより超安価PC向けに開発されたCPU(2008年)らしい。クロック至上主義を掲げるつもりはないが、昔と異なり処理するデータ数が多くなっている(写真の高解像度化や動画)為、このクロック数ではチョッとシンドイ
      
  2. メモリ:PC133 128MB SDRAM
    これもクロックと言うよりその容量が、10年前より少ない。従って上記1と同じ理由で、問題となる。或いは上記1より、このメモリーの容量が最大のネックかも知れない。メモリーの容量が大きければ、処理の高速化を図る方法・可能性が有るが、この容量では手のうちようがない
      
  3. 補助記憶:2GBフラッシュメモリー
    Windows系だったらこの容量は致命的と思われるが、むしろLinuxだとこれが武器となっている。この内蔵フラッシュメモリーからのブートなので、起動スピードが早く、且つHDDに比べて軽量化する事ができている。また足りなければ外付けSDカードで補えばよい。
      
  4. 液晶:7インチワイド、800×480ドッド
    この液晶の7インチサイズが一番議論を呼ぶところだろう。既存のネットブックでは7インチサイズは全てなくなった。

    日本のモバイル用途で売れているのは、携帯電話と電子辞書。携帯電話は今では液晶画面が大画面化しており、2.5インチ~3インチが主流を占め、一方電子辞書は5インチが主流(?)でこれからカラー化が進みそうだ。

    携帯は、手持ちで、電子辞書はバッグ。つまり携帯するのは電子辞書のサイズまで。PCは仕事でモバイルするが、主なサイズは12インチ。ネットブックは10.1インチだが。
      
    つまりこの液晶のサイズがその用途を決めていると言う事になる。
      
    ではこの7インチとはいったい何処から来たサイズなのか?どの用途に向いているのか?車のナビゲーションシステムと携帯液晶DVDプレーヤーがその大きな市場だ。これの意味する所は、そう自宅でもなく会社でもなく、モバイルでもなく、車等で外出する場合だ。ナビゲーションのサイズはカーオーディオのサイズから決まったと思うが、一般的にはこのサイズは非常に中途半端だ。しかし意味が有りそうな気がする。中途半端の裏返しで、大きくもなく、小さくもないサイズ・・・。
       
  5. LAN:10BASE10/100、無線LAN IEEE802.11b/g準拠
    この端末に両方のLANが搭載されているのは凄い。10年前など考えられなかったが・・・。これも時代の進歩であり、これの進歩を日本の都会では少なくとも享受できる事になる。
    実際試したが、基本的な知識と言うかやるべき事がわかっていれば、簡単にどちらでも接続できる。最もそう言う私も多少手間取ったが・・・。この端末に関してはネットでも全く、情報はないという前提で考えると自力で全て解決しなければならない。この辺が一般に推奨できない最大の関門となるだろう。
         
  6. カードリーダ:SD/SDHCカード
    10年前と言えば、PC(PCMCIA)カードスロットが主だったが今では、逆にこのスロットはなくなった。標準でSD/SDHCカードスロットが有るのはありがたいと言うか必須だろう。そう後述のUSBが1.1(まさかミスだろうと思っていたが、実際にUSBメモリーを使って転送してみたら確かに1.1だった)の為、大量のデータを転送する場合はこのスロットは必須となる。上記で述べた様に外部記憶が2GBしかない事もこれが必須となる最低条件だろう。
       
  7. 音声:マイク入力(モノラル)、ヘッドフォン出力(ステレオ)
    この端末の用途が何か?この端末も録音機と捉えると、モノラルの音声入力が問題となろうが?ちなみにiPod touchは標準ソフトも用意されており、サードパーティからiPod用のステレオマイクも販売されている。まあこの端末では問題とはならないだろう。これはあくまで付録だろう。
     
  8. USB:1.1のポートが3つ
    既に3.0の規格がある中で、この1.1と言うのは逆にすごい。私もこれは単なる間違いと思っていたが、実際に使ったら1.1だった。マアー余り問題にはならないが・・・。
    USBフラッシュメモリーの4GBは2種類のメーカー製を試してOK。USBのHDDは電源アダプター供給タイプの620GBHDDもUSBバスパワーの320HDDも両方共×(どちらもBUFFALO)。つまりUSBのHDDは接続不可と見た方がよさそうだ。
      
  9. バッテリー:リチウムイオン電池、約3.5時間
    これが一番の問題となりそうだが、実際に試した所、私はこの駆動時間には満足した。しかし、シャープのNetwalkerみたいにレジューム機能(別にハイバネーションでも構わないが)を搭載してくれてくれたらよかったのだが・・・。
     
  10. OS:Linux
    多くの方にとっては、これが大きな問題となる可能性がある。しかし実際は、あまり問題とはならないだろう。
     
    それよりこの機種をわかる方が近くにいるとか、本屋で解説書が販売されているとかが重要となろう。

    iPod touch/iPoneのOSがこの端末と同じUnix系統(LinuxはUnix互換のOS)のOSであっても誰もそれを知って使っているわけでもない。
       

となるが、実際のところはどうだったか?


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