Google日本語入力(IME)が家の環境では全く使えなかった(Office IME2007が原因ではなかった)為、結局MS-IMEに戻した。大分前の事だ。そしてその後MS-IMEへの不満と言うか情けないほどお馬鹿なMS-IMEとの付き合いがその後もずっと続いていた。
そしてつい先日、ネットで「Google 日本語入力」v1.3が安定版に、プレゼンテーションモードを搭載」と言う記事を偶然見つけた。なんとなく、気になる記事だった。以前会社で試した時には、WindowsXpではそれほどトラブルはなかったが、Windows7でハングする現象が多発した。この記事にはWindows7の64ビット版の提供の話もある。当時は32ビットのみ?だった。そして調べるとWindows XpもSP3以降と記載されていた。これは敢えて知りながら、会社の推奨がSP2だったので、そのまま使用したのだが・・・。
つまりこのあたりがひょっとして問題だったのかも知れない。と考えて、もう一回ダメ元でインストールして試して見る事にした。それぐらい、今でもMS-IMEのおバカさんに我慢はできない。
最も当社の人を含めて大半の方が、このMS-IMEを使い、悪いのは自分だと思っているのかも知れない。悪いのはマイクロソフトなのだが。馬鹿なMS-IME。それだけに皆安心しているのかも知れない。馬鹿だからMS-IMEが。だから逆に皆が安心する超大馬鹿ソフトのMS-IME。
しかし私は我慢がならない。こんな馬鹿なソフトを使うことは私の頭が許さない。どんどん馬鹿になりそうで・・・。
さて、もう一回。ダメ元でインストールする事にした。Google日本語IMEを。今度はまともに。
会社の環境、つまりOSのWindows Xp professinal SP2からWindows Xp professinalSP3にバージョンアップした。そして新しいGoogle日本語IMEをダウンロードしてインストールした。そのインストール時間のあまりの短さに、少し不安を覚えたが・・・。
そして、再度Google日本語IMEを試した。
- OS標準添付のメモ帳(テキストエディター)はインラインで日本語変換候補の直ぐ下に、予測変換候補(サジェスチョン)が表示された。
少し使ってみるが、なかなか快適だ。
- メーラーソフトのthunderbird(1.0.6)では、APのウィンドーの左下側に予測変換候補(サジェスチョン)が表示され大変見づらい。
これは、Thunderbirdが余りにもバージョンが古い?為。会社の推奨環境がこうなっている為、仕方がない。と言う事で、Thunderbirdをバージョンアップした。3.1.9に。OKだった。余りにもバージョンが古過ぎたと言う事だろう。つまりthunderbirdでもOKとなった。
- ExcelもOKだ。WordもOKだ。Office2000だが。
これも当社の推奨環境がこのバージョンだから仕方がないが、それでもOKだった。
- TeraPad(テキストエディター)も試してみたが、OKだ。バージョンは0.93。
- 付箋紙ソフトのStickypaperもOK。
- Google chromeのエクステンションのQuick Noteでも今回はOKだ。
- WebメモサービスScratchpadもどうやら大丈夫の様だ。
インライン変換が可能なのと、予測変換候補が、いづれも、その下に表示されなかなか快適だ。今の所ハングアップは発生していない。
最も、会社の環境では以前も相当連続してインプットしなければ、再現はしなかったのだが・・・。ソフトが安定したからなのか、それともSP3にした事が良かったのか、今の所は快適だ。
と言う事で、当面は問題が無さそうだ。素晴らしい。これで快適に変換できそうだ。今までのMS-IMEの誤変換と比べれば嘘の様だ。
素晴らしい日本語入力環境だ。あまりにも賢すぎて、私の方が馬鹿になるかも知れない。さてそれでもこのGoogle日本語IMEがなんでも万能な訳ではない。私のほうが万能ではないだけかも知れないが・・・。
Google日本語IMEのサジェスチョン機能(予測変換機能)はかなり使い安い。長年、パソコンでキーボードを使って日本語入力を行なって、いると、どうしても全部文字を入力してしまう癖があるが、この辺の感覚がなかなか難しい。数文字打つとかなりの確率で先読みして予測変換してくれる為、このサジェスション機能は強力だ。殆ど変換をしなくて良い気がする。
- このサジェスションとかな漢字変換のキーを逆にアサインした方がよさそうだ。
サジェスション -> タブキー
かな漢字変換 -> スペースキー
が、まあ~このへんはもう少し使いこなしてみないと私もわからない。予測変換と漢字変換の微妙な違い。予測変換候補はタブキー。通常のかな漢字変換はスペースキー。どちらも同じようでいて、同じではない。その微妙な違い。通常変換と両方使うことを考えると止む負えないかも知れないが。
不便なのは、Google日本語IMEとMS-IMEの切り替え時に言語バーがタスクバーから消えているが・・・。それでも今の所、Google日本語IMEは快適に動いている。
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