今更ですが、2016年春・秋アニメ、春アニメの感想の続きです。
◎「文豪ストレイドッグス」（全24話（2016年春の第1クール12話、秋の第2クール12話））
総合評価4点（5点満点）
登場人物は有名な作家の名前で、使える異能力もそれぞれの小説名のもので、小説名っぽい異能力。
作家や小説を知っていると、分かりやすいです。例えば、森鴎外とエリスの関係とか。
○ 1話。太宰治は入水自殺で川を流れていたら中島敦に助けられ、太宰と国木田独歩は武装探偵社で仕事をしていて、町で噂の虎について調べていたと。
虎で中島敦とくれば、中島が虎そのものだろうとは容易に推測できますが、その通り。
でも、文豪のエピソードをコミカルにアレンジしたものを混ぜつつの武装探偵というのは、なかなか楽しいコメディ。また、女子受けしそうなイケメン男子とちょっと洒落た言動や映像です。
ただ、第2クールは、3陣営の抗争になり、シリアスとバトルが増えたので雰囲気がかなり変わりました。ヤクザの抗争のようで、どの陣営も全滅しろよと思わなくもなかったですが。
○ 中島が実は凄い能力を持っていて、特に第2クールでは取り合いになったり。なかなか覚醒しませんでしたが。
武装探偵社・中島敦（なかじまあつし）（cv上村祐翔）、太宰治（だざいおさむ）（cv宮野真守）、国木田独歩（くにきだどっぽ）（cv細谷佳正）、江戸川乱歩（えどがわらんぽ）(cv神谷浩史）、与謝野晶子（よさのあきこ）（cv嶋村侑)、泉鏡花（いずみきょうか）（cv諸星すみれ）、ボスの福沢諭吉（ふくざわゆきち。福沢は、大思想家とか大教育者なら分かりますが、文豪ではないです。）（cv小山力也）、
ポートマフィア・芥川龍之介（あくたがわりゅうのすけ）（cv小野賢章）、樋口一葉（ひぐちいちよう）（cv瀬戸麻沙美）、ボスの森鷗外（もりおうがい）（cv宮本充）、織田作之助（おだ さくのすけ）（cv諏訪部順一）、エリス（cv雨宮天）、
組合（ギルド）・ボスのフランシス・スコット・キー・フィッツジェラルド（cv櫻井孝宏）、ルーシー・モード・モンゴメリ（cv花澤香菜）など。
◎「ハンドレッド」（全12話）春アニメ
総合評価2.5点（5点満点）
宇宙からの謎の敵サベージとハンドレッドを武器に戦ったり、何故かアイドル活動も少しあったり、謀略があったり、モテモテ男子、萌、ラッキースケベ、バトル、病気やシリアスを織り交ぜて、というありふれた概要になってしまいます。ところどころ、楽しかったですが。
「ハンドレッド
触った人によって様々な武器の形に変化することから、百武装－－ハンドレッドと名付けられた特殊な石。武芸者と呼ばれる、特別な者だけが使用出来る。地球上に落下した隕石から削り出された「ヴァリアブルストーン」と呼ばれる赤い鉱石が原材料。」（原作小説HPから。）
如月ハヤト（cv長谷川芳明）、男子と偽って入学したものの最後にはバレるエミール・クロスフォード（エミリア・ハーミット）（cv大久保瑠美）、クレア・ハーヴェイ（cv M・A・O）、霧島サクラ（cv吉岡茉祐）、ハヤトの妹で病床の如月カレン（cv奥野香耶）、フリッツ・グランツ（cv羽多野渉）、レイティア・サンテミリオン（cv大坪由佳）、実は町のエネルギー源であるリザ・ハーヴェイ（cv大森日雅）など。
アニメジャパン2016にて。等身大フィギュア。
【shin】
