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「少女☆歌劇 レヴュースタァライト ロンド・ロンド・ロンド」(再生産総集編)感想

【ネタバレ】

◎「少女☆歌劇 レヴュースタァライト ロンド・ロンド・ロンド」(再生産総集編)

「演じたはずの舞台。なのに、わたしの知らない舞台」
「それが、ロンド・ロンド・ロンド ーーー わかります」

2020年8月7日(金)公開(当初5月29日公開予定だったが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受けて公開延期。)、監督:古川知宏、構成・脚本:樋口達人、原作:ブシロード、ネルケプランニング、キネマシトラス、119分。

愛城華恋(cv小山百代)、神楽ひかり(cv三森すずこ)、天堂真矢(cv富田麻帆)、星見純那(cv佐藤日向)、露崎まひる(cv岩田陽葵)、大場なな(cv小泉萌香)、西條クロディーヌ(cv相羽あいな)、石動双葉(cv生田輝)、花柳香子(cv伊藤彩沙)、キリン(cv津田健次郎)など。

2018年夏にTV放送した全12話の総集編+新規映像。完全新作劇場版が2021年公開予定。

総合評価は、上中下で中の上くらい。

○メインの舞台少女9人の何人かに演技が今一つな声優がいますが、ミュージカル舞台をメインで選考し、舞台を先に公演したために声優経験がない者もいるそうなので、なるほどと思いました。

「わかります」で、キリンがいい味を出しています。「わかります」

○TV版を見ていたときの疑問は解決しませんでした。
9人の舞台少女が、ポジションゼロ(主役)を目指すために、剣や弓などの武器を使って上着のボタンをはずしあったりして上着を脱がせた方が勝ちというバトルであるレヴューというオーディションを繰り返すのですが(通常は1対1のバトル。)、歌いながらバトルするので歌のオーディションにはなるでしょうけれど、演技のオーディションにはなっていません。

心の中の葛藤を剣などでのバトルという形で見せているだけなのかなあ、と思って見ていましたが、そう思わせる描写はTV版でも劇場版でも見つけられませんでした。
どうなのでしょうかね。

○スカイツリーより東京タワーは絵になるな、と思いました。
下から上に向かって細くなっていくあの形とか、網目のような見た目とか。

あれがスカイツリーだと、倒れてもただの棒なので。

○うまくまとまっているとは思いますが、TV版を見ていないとというか状況が理解できないまま終わってしまう可能性があります。少なくとも、公式HPの説明は見た方がいいです。

ところどころ、自分がポジションゼロを取るんだという、舞台にかける舞台少女たちの思いがあふれて感動的でした。押しつけがましくない感じも良かったです。
TV版より濃縮されている分、そこが強調されることになったことも一因と思います。

○「ロンド・ロンド・ロンド」ということで「演じたはずの舞台 なのに わたしの知らない舞台」を繰り返すわけで、つまり舞台はナマモノ。

舞台は演じるたびに変わるものですし、観客の反応によっても変わるものです。同じ観客でも1回目と2回目では反応が異なりますから、同じ観客であっても演じるたびに舞台は変わるものです。同じ舞台はありません。そんな意味のことはキリンが言っていますが、「わかります」。
ましてや、伸び盛りの高校生、自分では同じように演じているつもりでも変わっているものです。

大場なな はそれに気付いていなかったというのか、受け入れられなかったというのか、それでもポジションゼロを取りましたし、愛城華恋は必死さが足りないのにポジションゼロを取りましたし、すごい努力より才能+ある程度の努力の方が勝つよね、とか思ったり。

なな がロンドする舞台を望み、華恋は本来参加する予定はなかったのにレヴューというオーディションにもののはずみで飛び入り参加して物語を動かしていきました。やはり主役は主役だから勝つよね、とか思ったり。

○新宿バルト9(2020年7月)


有楽町マルイ(2020年8月)






たぶん東京駅(2020年8月)


秋葉原ゲーマーズだったかと(2020年2月)。
この頃は延期は決まっていなかったはず。















【shin】


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