思い付きブログ

ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE感想。面白かった

◎「ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE」

監督:亀垣一
脚本:前川淳
2013年12月7日公開、110分

 映画館の、幅4~5m位のパネル。



◎ 1回しか見ていないので細かいところは覚えていませんが、面白かったです。

 「奇跡の対決、開幕」とありますが、一応2回目ですし、「決着つけようぜ―――。今世紀最大の宿命の対決!!」ともありますが、決着はつきませんでしたけれど。

 TVスペシャルはルパン優勢でしたが、映画はコナン優勢で終わりましたけれど。


 2009年のTVスペシャルは結構面白かったですが、「ありがとう。でも、今度泥棒してたら、捕まえるからね。」と最後の方でルパンに言っていたコナンでしたが、それに続いてのルパンとコナンの競演。

 2009年のTVスペシャルの内容を踏まえての映画なので、それを見てとは言わないまでも、映画パンフのTVスペシャルの物語紹介を見てからの方が分かりやすいです。
 それでも、少し込み入った物語なので、油断すると少し分かりにくいです。

 子供向けのコナンでもあるので気楽に見始めたら、普通のルパンTVスペシャルよりは少し込み入った物語だったという・・・
 2009年TVスペシャルはルパンの世界観にコナンが入ってきた感じでしたが、映画はその逆なので、コナン寄りかと思って油断していました。


 場所柄もあるのでしょうが観客は小学生か小学生と親が多かったですが、登場人物が多いところをテンポを良くしてカバーしていることもあり、小学生に物語が分かったのだろうか?


○ パンフ(600円)は、キャラ紹介、物語紹介(クライマックス前は結構詳しい)、モンキー・パンチ先生&青山剛昌先生の対談(HP掲載のものと(多分)全く同じです。)、監督、脚本家、スタッフ、ルパン音楽の大野雄二さん、コナン音楽の大野克夫さんのインタビュー、TVスペシャルの物語紹介(結構詳しい)、ルパンのアニメ史、コナンのアニメ史、各声優コメント、A3ポスター。

 パンチ先生は意見を言わなかったけれど、青山先生がルパンの原作ファンでイロイロと意見を言ったり絵コンテを描いたりしたとのことで、多分、それは私の好みの方に少しだけ寄ったような気が。


 コナンのTVは、灰原哀(cv林原めぐみ)の声を目当てに20話くらい見たことがありますが、あまり出てこなかったので、以来見ていないという・・・
 最後に謎解きしてくれるから、分かりやすいですよね。
 なので、コナンは基本的な設定は知っているという程度です。


○ ルパンのいつものオープニング曲に、1stTVシリーズのオープニングとほとんど同じ構図でのコナンによるルパン達の紹介後、ルパンによるコナン達の紹介。

 その他、かつてのルパン作品の名台詞・名シーンがいつものTVスペシャルより多い感じ。
 「今までのルパンのオマージュもたくさん出てきて、懐かしさを誘う仕掛けも作品中に散りばめています。」とパンフでパンチ先生。
 オマージュはいい感じに使われていて、楽しかったです。


 (オマージュで楽しませるようでは、本当は良くないのですけれど、今のルパンはそれで売っているので、今のところは仕方ないと思っておきます。今のところは。
 今のところ、がやけに長い気がするのは、今は忘れておこう。)



◎ クライマックスの、侵略されかけている国家の命運をかけて武器の原材料の入手のために死力を尽くすアラン・スミシー(cv内野聖陽)と取引をする、音楽プロモーターなのに実は悪役ブローカーのルチアーノ(cv金尾哲夫) VS その取引に割り込んだルパン達 VS ルパンを捕まえようとするコナンとコナンが呼んだFBIが羽田空港で対決。

 一区切りついたら輸送機を着陸させるためにルパンとコナンは協力して、自衛隊らしき戦闘機の攻撃をかわしという、スピーディーでドタバタして上手くいき過ぎな展開はいつものルパンのとおり(出来過ぎなところは、少し抑え目ですけれど。)。

 海に落ちて不二子が呼んだ潜水艦に助けられた2人。
 TVスペシャルのラストで、潜水艦の中で不二子に何かをされた様子のコナンが、不二子を見ておびえているところが笑えたり、不二子は何をしたんだと妄想してみたり。

 泡風呂のシーンで裏切りは女のアクセサリーと灰原に教えた不二子が、ラストで灰原に同じことを言い返されて裏切られて若くなる薬の秘密を教えてもらえなかったり、それを笑ったルパンが不二子に潜水艦から落とされたり。

 ルパン三世のお約束がたっぷりだったり。


 エンディングは、ルパン音楽でTVスペシャルのダイジェストの次にコナン音楽で映画のダイジェスト。
 出番同様、両方に配慮しないと、ね。



◎ 通常のルパンよりもキャラが3倍位に増えたのでルパン達の出番が少なくなるかと懸念していたのですが、展開がスピーディーだったことから各キャラの出番はそれなりにあったので、そこは良いでしょう。

 次元大介が、コナンにパパ(TVスペシャルで、成り行きで親子を演じた。)と言われるコメディシーンが多くて格好良いガンファイトのシーンが少なかったのが少し残念ですが、こんなのも良いでしょう。


 今のルパンは、見て楽しいというのが第一ですから、(最低限のルパン達の設定は守られていたこともあって、)TVスペシャルよりもずっと面白くてそれなりに良いルパンでした。


【shin】
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「  アニメ:ルパン三世」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事