◎「ルパン三世 グッバイ・パートナー」
総合評価4点（5点満点）
TVスペシャルとしては26作目、2019年1月25日放送。
全体として良かったです。
もっと高い点にしても良いのですが、ルパンシリーズは良いものが多いため、それらとも比較してしまうので、何となくこのくらいになってしまいます（笑）。
出演は、いつものメンバーの他、ロイ・フォレスト（cv諏訪部順一）、アリサ・カートライト（cv寿美菜子）など。
○ 見始めた時、不二子の声を聞くまで別人の可能性も考えていましたが、作品によってキャラデザインの変化が一番大きいのは不二子ですから、そこは構いません。
ただ、美人ですが特徴があまりない顔なのは、少しばかりいただけません。
またカリオストロの城へのオマージュかよ、というシーンがいくつかありましたが、もはや伝統芸ですね。
そこも、もはや構いません。
・斬鉄剣が大粒ダイヤを斬りましたが、さすがです。
斬鉄剣の久々の見せ場だ、と、何故か感じてしまう今日この頃です（笑）。
・量子コンピューターにあそこまでの能力があるのかは知りませんが（現実世界では、まだ完成していない。）、ルパン三世シリーズ、特に劇場版やTVスペシャルは先進的な科学技術を題材する事もあるので、そうなんですかね？。
○ 放送前から、次元がルパンを裏切ることが宣伝されていました。
次元がやむを得ない理由もなくルパンを裏切るわけは100%ないので、弱味を握られたから裏切ったのだろうとは容易に想像できてしまったため面白さが少し減りましたが、そんなものです（笑）。
・次元がいつもの銃をメンテナンスに出していると言って別の銃を使っていた時点で何かあるとルパンは思っていました。
ただ、それだけで裏切りに事情があると100%信じたのかは、良く分かりませんでした。事情があると99%は思っていたはずですが、100%思っていたのかは分かりませんでした。
腐れ縁の長い付き合いですから100%思っていたはずだと思いますが。
・次元が守ろうとしたアリサ、本人には言っていないけれど次元の娘、と考えるのが一番妥当ですが、惚れた女と他人の娘、というだけでも次元らしい男のロマンです。
○ 2018年7月の新宿伊勢丹にて。
【shin】
