2015年春夏アニメの感想の続きです。
◎「食戟のソーマ」（しょくげきのそーま）（全24話）
総合評価3.5点（5点満点）。
一流料理人を目指して料理の腕を競う生徒達、美味しい料理を食べると官能的な表情と声になり男女問わず服が裂けて裸になるイメージ映像になったり、キャラが多く変化も多くて飽きなかったり、楽しいコメディでした。
極星寮の幸平創真（cv松岡禎丞）、田所恵（cv高橋未奈美）、一色慧（cv櫻井孝宏）、吉野悠姫（cv内田真礼）、榊涼子（cv茅野愛衣）、伊武崎峻（cv村田太志）、丸井善二（cv小林裕介）のほか、
薙切（なきり）えりな（cv種田梨沙）、タクミ・アルディーニ（cv花江夏樹）、イサミ・アルディーニ（cv小野友樹）、えりなの側近の新戸緋沙子（cv大西沙織）、肉の巨大商社の娘の水戸郁魅（cv石上静香）、えりなの従姉妹の薙切アリス（cv赤﨑千夏）、創真の父の幸平城一郎（cv小山力也）、極星寮管理人の大御堂ふみ緒（cv横尾まり）、遠月学園総帥の薙切仙左衛門（cv銀河万丈）などたくさん、有名声優もたくさん。
○ 1話。普通の定食屋のようで、凄腕料理人の親子。客が美味しいものを食べると官能的な表情と声になり、男女問わず服が裂けて裸になるイメージ映像に。既にそこまで美味しい料理が作れるなら、料理学校で修行して更に美味しい料理が作れるようになったら、どうなるのやら。
○ 2話。父が旅に出て、学園に編入するように言われ、試験。審査員は総帥の娘（創真と同学年。）の えりな。生まれながらの天才の味覚の持ち主で、日本中の一流料理人から料理の味見を求められていて、一流料理人は えりな の弟子のようなもの。
他の入学希望者は有名レストランなどの子息で自分は偉いと勘違いしている イケ好かない者ばかりでしたが、全員逃げ出したのに（マズイと評価されると日本中に知れ渡ってマイナスになるから。）、それを知らない創真だけは逃げず。
タマゴと鳥の煮こごりのフリカケごはん で えりな を事実上ノックアウトしたものの、定食屋の息子だというだけで不合格に。陰で見ていたおじいさんがこっそり食べて美味しそうにしていましたが、煮こごり が溶けた状態が美味しいはずですから、ある程度冷えて味は落ちているはず。
それより、定食屋を一時閉めて世界を旅しながら料理を作っている父の城一郎が、断食中の僧侶に信仰を捨てさせるくらいに凄い料理人だと。
これはバカらしくも楽しい物語になりそうと思って見たら、思ったほどバカらしくはなく、コメディやギャグを交えてきちんと料理を作っていましたが、楽しかったです。
○ 3話。2話ラストのおじいさんが学園の総帥だったので創真は合格というありふれた展開。入学式までそれを知らなかった えりな の怒りっぷりが良かったです。
さて、普通なら2時間近くかかる牛肉の煮込み料理を30分もかからずに作るというのはいいとして（蜂蜜を使って短時間で柔らかくした。）、それが他の生徒よりも段違いに美味しいというのは出来過ぎな気がしますが、実際にそうなのかも知れません。
○ 4話。寮に入るには寮母の料理審査に合格しなければならないとか、田所が実は同じ寮で、入浴していたところ女子の時間と知らずに入る創真というお約束だとか、遠月十傑の10席が えりな で、7席の一色が先輩寮生だとか、その一色がすぐに全裸エプロンになってケツをプリッとさせるプリケツ先輩であるとか。
○ 8話。1年生の地獄の合宿。卒業生である料理人がダメと判断すれば退学。1000人くらいの生徒のうち、多い年で半数が退学になったと説明がありましたが、意外と退学者は少ないのね、と思いました。
卒業できるのは10％くらいだそうですから、この時点では少し評価が甘いのかも知れません（遠月学園の基準としては。）。
○ 14話は、秋の選抜を前にして総集編。
○ 19話。遠月十傑評議会の会議で えりな は感情的になって反対しましたが、一色と9席の叡山枝津也（cv杉田智和）など賛成のほうが多くて創真は秋の選抜に参加できることに。
叡山は創真に恥をかかせるために推した風でもありましたが。
さて、えりな は意外と出番が少ないのですが、結構出ているように感じているのは、BDやゲームのCMは えりな だからでしょう。本編にも、、、もっと出てね。。。
○ 最終24話。カレー勝負。創真は1点差でグループ2位。5人の審査員中3人は葉山アキラ（cv諏訪部順一）よりも創真の点を上にしましたから、食戟ルールだと勝ちなんですけどね。
予選とはいえ、十傑2席で中退した父から次に父と戦うまで負けるなとも言われていましたし、負けは負けなので、あまり表には出さないものの悔しそうな創真でしたから、更に成長するのでしょう。
○ アニメジャパン2015にて。
【shin】
