思い付きブログ

コード:ブレイカー、ToLOVEる3期の感想

 2012年秋アニメの感想の続きです。
 順々に書いていたらこの2作品が一緒になったというだけですが、我ながら、変な組み合わせです。

 後は、ヨルムンガンド、中二病でも恋がしたい、トータル・イクリプスという大物が残っています。上手くまとまらないので面倒になってきましたが、さて、どうしたものか。


◎「コード:ブレイカー CODE:BREAKER」

 首相の命令で、異能を使って、法で裁けない悪人や政府に都合が悪い者を殺す、コード:ブレイカー。
 必殺仕事人みたいなもの。

 コード:ブレイカーは存在しない存在だから法では裁けないという説明は、分かったような分からないような。


○ 大神零(cv岡本信彦)は「目には目を、歯には歯を、悪には悪を。燃え散れ!」と言って悪人を青い炎で骨ごと跡形もなく消滅させますが(コード:ブレイカーによって能力は異なる。)、必殺仕事人と同様に、自分のしていることが「悪」であると自覚しているところはいいです

 善行や正義に見えても、法に基づかない場合は「悪」でもあることを自覚していないと、他人の命令でしていることとは言え、やがてはブレーキが効かなくなって本当の「悪」になってしまうので。


 とは言え、5話で、大神がしていることにずっと強く反対していたクラスメイトの桜小路桜(cv日笠陽子)が、大神が悪人を殺し、その男の小さな娘に憎まれ口をたたいたところで、

 桜 「大神、わざと憎まれるようなことを言ったな。憎まれることでこの子の生きる目的になろうと思ったのか?。やり方は問題だが、大神、それはヒーローの行動だ。お前は自分のことを悪だと言うが、」

 大神 「俺は悪です。たとえ相手がどんなに悪いやつだとしても、殺してしまったら、もう正義のヒーローではないんです。」

 これまで、どうしようもない悪人を大神が殺して結果として善人を助けたところを何度も目の当たりにし、桜が何が正義かについて少しずつ揺れていた一方、大神は揺らがなかったのですが、ここで逆転してしまうわけで。
 桜は、また考えますが。

 尤も、悪人を殺したら殺した人も悪人というのは、場合にもよるので、私は、はいそうですね、とは思えませんけれど。


○ 何人かいるコード:ブレイカーは20歳前後が多いようですが戦いで死ぬ者も多く、しかし、存在しない存在だから誰からも悲しまれず。
 しかも、首相のいいように使われているだけではないかと疑問を持った最強のコード:ブレイカーの人見(cv三木眞一郎)。

 そんなコード:ブレイカーの在り方に疑問を持った人見が首相や5万人の国民を人質にしたりして、コード:ブレイカー同士の戦いも始まり、人見に負けた大神が覚醒してより強くなって人見を倒したり。

 そこに首相が裏で画策していたり、首相が一番の悪とまではいかないようですが、清濁併せ持つと言うには悪が強そうで、政治家は食えないねえ。


○ 適宜コメディを混ぜてシリアスになり過ぎないようにバランスを取っていて、飽きずに見ることはできましたが、それでも原作よりはコメディを減らしたらしいので、人によってはこれでもシリアスすぎるのかも。
 私は、このくらいのコメディの方がシリアスさがあせなくて良いと思いますが。

 楽しいという程ではないですが、悪くは無い、といった感じ。

 話の先がある終わり方だったので、人気次第では2期もあるでしょうから、それはそれで待ちます。



◎「ToLOVEる ―とらぶる― ダークネス」

 あいも変わらず、パンツアニメで、ちょっと頼りない結城リトが、そんな気は無いのにモテモテな、SFハーレムアニメの3期です。

 リトを皆で分かち合うため、リトのハーレムを作ろうとしているモモ(cv豊崎愛生)がメインヒロインですが、それは置いておいて、


 宇宙中で恐れられる殺し屋なのにリト(cv渡辺明乃)を殺せなくなった金色の闇(cv福圓美里)の、ツンで素っ気無い話し方、好きですけれど。

 風紀委員だからか考え方が固い古手川唯(cv名塚佳織)の、リトが好きだけど上手く表現できないツンデレなところ、好きですけれど。


 話としてはパンツとハダカ(ボカシあり)のラブコメで、それがいやらしくなく楽しく描かれていますけれど、だから何?って感じですが、声優は良いしキャラは可愛いので、それなりに楽しみました。

 下は、珍しく少し可愛い顔をしている金色の闇と、リト。



【shin】
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「  アニメ2012年感想等」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事