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アクエリオンロゴス感想。モジバケ(文字のお化け)がおもしろい

【ネタバレ】
2015年夏秋アニメの感想の続きです。

◎「アクエリオンロゴス」(全26話)

総合評価3.5点(5点満点)。

○ 今までのアクエリオンと基本設定のようなものは同じようなものですが、全体としては別物です。

軽薄で無意味な文字を世界から無くそうとして、ネスタ社の荘厳が「創声の書」によりロゴスワールド(文字の異世界)でM.J.B.K(モジバケ(文字のお化け))を生み出して人間界に悪影響を与えるので(その文字に関係する概念そのものが人間世界で失われる。)、世界創声力機構(DEAVA(ディーバ))が創声力(そうせいりょく。 創声エレメント。)を使ってロゴスワールドでモジバケ退治。

ロボットや戦闘機のバトルあり、アクエリオンらしい合体あり、ラブコメあり、アイデンティティ探しありで、この辺は普通に思いましたが、モジバケという設定が面白かったです。
もっと点を高くしてもいい気もしますが、少し長くて少しダレたかなと思ったので。

「救世主」を名乗る灰吹陽(かいぶき あきら)(cv島﨑信長)、月銀舞亜(つきがね まいあ)(cv佐倉綾音)、綺声神心音(きこがみ ここね)(千菅春香)、空篠翼人(くじょう はやと)(梅原裕一郎)、土聞努虫(どもん つとむ)(cv淺井孝行)、海凪花嵐(うみなぎ からん)(cv小澤亜李)、岩上ショウコ(cv中野さいま)、粗朶桜子(そだ さくらこ)(cv白石涼子)、
剣嵜荘厳(けんざき そうごん)(cv中田譲治)、剣嵜総(けんざき すべて)(cv安達勇人)、ネスタ(cv清水理沙)など。


○ 名前が無くなるとその文字により名前が与えられていた概念(モノ)も消えてなくなるというのが(「建物」という文字が無くなったら、物理的な「建物」がなくなる。)、分かるような分からないような。

現実世界では、人間に知られていても名前が付けられていないモノはあるでしょうし、そもそも人間に知られていないモノもあるはずですから。名前がなくても存在しているので。
そこはそういうファンタジーとして気にしないことにして、名前の存在理由について考える契機にはいいでしょう。

「病」のモジバケにより人間に病気が広まったり、というのもありましたが。

○ 感情の起伏があまりない陽が、独断専行で戦う場合が多いです。強いので、たいていはそれで結果オーライですが、必ずしもそうではないのですが、それでも変わらず。
自ら救世主と名乗り、救世主になると決めているので、自分がやる、自分がやらなければ、という意識が強過ぎるのでしょう。

最終的には2者択一になり、救世主の座は手に入れられませんでしたが(救世主になること=死ぬことという状況になった。)、舞亜が陽に望んだように、陽は舞亜を手に入れたのですから、ガッカリした感じはあったものの、舞亜と口づけをするなど、何かを手に入れれば何かを手放さなければならないということでもあり、自分や理念以外に大切なものがあると陽が気づいたということでもあり、いい感じの終わり方でした。


【shin】
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