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思い付きブログ

TARITARI、貧乏神、夏雪の始まりの感想

 夏アニメの始まりの感想の続きです。

●「TARI TARI」

 P.A.WORKSのアニメですね。
 微妙に淡い感じで、綺麗な絵、好きです。

 静かな良作「true tears」の面影を感じさせるところ、声は共に高垣さんだっTARI、それはそれでいいなとは思うものの、物語は今一つ。
 元音楽科の和奏(cv高垣彩陽)になんとか加わってもらい(とは言え、やけに簡単に加わっTARI、協力しTARIしていましたが)、合唱部の体裁を整えて、認めてもらうためにも頑張るぞ、という感じの青春もの。

 エンディングで、他の4人(男女2人づつ)は微笑んでリズムを取っているのに対し、和奏は離れたところで無表情に別の方向を向いていTARI。
 和奏が合唱を辞めた理由もいずれ明かされるでしょうし、それにより和奏の葛藤も明かされ、改善していき、笑顔にもなるでしょう。皆が仲良くもなるでしょう。
 それは青春です。

 辞めた理由とか、5人が仲良くなる過程の描き方とか、それ次第かなあ。

 合唱部に簡単に加わったような感じに描かれると、何だかなあ、となるでしょう。

 物語にはあまり期待しないで見ていこう。


●「貧乏神が!」

 花澤香菜さんが美人で勉強もスポーツも優秀で、おしとやかなお嬢様の市子の役で、声が合っていないと思っていたら、実は猫を何十匹も何百匹もかぶっている、自分勝手でわがままで口が悪く、他人のことなど何も考えていない女子高生ということで、これなら問題ない程度には声は合っていると思った次第。

 なお、花澤さんが演じた役で特に好きなのは、「Angel Beats!」のかなで、「変ゼミ」の松隆奈々子、「ぽてまよ」のぽてまよなので、性格の悪い役が似合うとか、そんなことを言うつもりはありません。念のため。


 他人の幸福エナジーをどんどん吸い取り、尋常でない量の幸福エナジーを持っていて、それが世の中のバランスを崩しているから貧乏神が幸福エナジーを吸い取りにくるわけですが、貧乏神もかなわないくらいの幸福エナジーの持ち主の市子。

 でも、貧乏神との喧嘩の中などで、他人を思いやる気持ちも芽生えだし、市子も行きつ戻りつ、徐々に更正するのかなあと思わせる展開ですが、最初からその展開は早すぎた感じ。
 もう少し更正が難しいキャラにしても良かったのではと思うものの、あまり引っ張ると単に嫌なキャラに取られるから、ギャグアニメとしては仕方ないのかなあ。

 自分勝手ぶりとか、市子が怒鳴り散らすところとか、大袈裟なところはそれなりに楽しめるので、全体として、そこそこは楽しめるかなあ。


●「夏雪ランデブー」

 若くして死んだ夫の篤(cv福山潤)が成仏できずに妻の六花(cv大原さやか)の家に住み付き、でも、それが見えたり話せたりするのは六花を好きな亮介(cv中村悠一)だけ。
 キスするとか、デートするとか、六花も亮介に気がある感じであるものの、実は夫が忘れられなくて、忘れたいから、というだけかもしれない雰囲気。亮介もそれに気付いているとか。

 モテる女がどっちの男にするかを選べずに迷っていて、それが双方の相手を傷付けているとか、いかにも若い女性向け漫画が原作という感じ。

 とか書きつつ、比較的大人向けのアニメで、案外面白そうだなと思って見ています。

 死んだ篤が、六花に手を出す亮介の邪魔をするところとか、情けないけれど、目の前で見せられたら嫉妬をするのも自然なこと。
 それに負けない亮介もかなりタフ。

 篤も六花も、大人なんだから、いつまでもウジウジするなよとは思うものの、それ以上に、少なくとも今は本当に好きなわけではないのに、また、亮介が自分のことを好きだと知っているくせに、寂しさを紛らわすために六花が亮介に気があるかのようなそぶりを見せるなよとは思うものの、喪失感をどう乗り越えていくのか、喪失感をどう昇華していくのか、喪失感とどう付き合っていくのか、そこが上手く描かれれば楽しめそうなので、考えながら見ていこうと思います。

コメント一覧

shin
http://yaplog.jp/shin99shin/
>ざっくさん
 実は、TARIは、「夏色キセキ」のようにスフィアでやっても良かったのではとか思ってしまいました。
 そうなっても、物語には期待しない方が良さそうですけれど。

 花澤さんの悪役みたいなのって、これはこれで新鮮で、悪くないです。

 夏雪は、似ている作品は、そう言えばそうですね。気付かなかったので、この際、そこは気にしないで見ることにします(笑)。
ざっく
http://yaplog.jp/rockgamer/
TARI TARIは、別のアニメと間違えそうです。
たまゆら、夏色キセキ、花咲くいろは
この辺とキャラと絵と性格がごちゃまぜになってしまって
まだ他にも、ゆるゆりのキャラともかぶってるのあるし
面白くないわけじゃないし、嫌いな絵ではないけど
ハンコ絵の顔や性格は、
今のアニメ界か漫画界かラノべ界かわからないけど
なんとかしてほしいところ。

貧乏神が!は、珍しく……というか初かもしれないけど
花澤香奈が花澤香奈を感じさせない声で演じてて
ちょっと感心してました。
このキャラを、いつもの花澤香奈の調子で演じてたら
かなりブチ切れたと思います。
とりあえず、ギャグアニメだし、今どきの萌えキャラが出て来てないので
安心して観れそうです。

夏雪ランデブーは、登場人物がわりと年齢高いので
高校や中学が舞台のアニメよりは楽しめそうです。
ヒロインが未亡人なのは、めぞん一刻ぶりだな~と。
で、旦那の幽霊が出て来てから、ちょっと「あれ?」と思いました。
幽霊が出てきて…主人公にしか見えない……
「あの花」の設定と同じやんか!!
ノイタミナ、同じ設定の作品をまた出しやがった。
幽霊が主人公の体に入るのも……それやっちゃダメじゃね?
って展開だったし……
回が進むにつれ、パクリ作品色が強くなってきて、不安だ……
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