2015年春アニメの感想の続きです。
もう終わった夏アニメもあるので、残りも早く書かないと。
◎「レーカン！」（全13話）
総合評価3.5点（5点満点）
結構楽しかったですが、ツンデレの井上のツンっぷりや驚きっぷりが少し迫力に欠けたというか、大げささに欠けたというか、振り切れていないというか、といったところが少し引っかかりました。
わざとそうしたのであれば理解はしますし、どちらが良いかは実際に見聞きしてみないと分からない部分もありますし、好みの問題でもありますし。
でも、霊を怖がる井上が一番可愛かったですし、井上が一番楽しかったです。
霊が見える響は、霊と仲良くなって通学途中も霊に挨拶したり、公園で霊と遊んだり（普通の人間から霊は見えないので、挙動不審に見られている。）。ぽわ～んとした性格の響。
転校したばかりなのに、クラスメイトもそんな響に直ぐに慣れ、怖がりなこともあってか霊を認めたくないけれど何かと響にからんでくる井上のツンデレがありふれていますが、霊の話なのにほんわかしていて楽しかったり。
霊が怖くて仕方ない井上が騒々しいですが、楽しい騒々しさです。
各話とも、少しゆっくりしたテンポの響と井上や霊などの騒々しさ、これだというエピソードがあるわけではありませんが、少しほんわかする感じが心地良いコメディです。
天海響（cv木戸衣吹）、井上成美（cv伊藤美来）、上原佳菜（cv飯田里穂）、江角京子（cv M・A・O）、小川真琴（cv山崎エリイ）、山田健太（cv山谷祥生）のほか、
霊の、代返侍（だいへんざむらい）（cv川原慶久）、公園の地縛霊（cv最上嗣生）、エロ猫（cvくじら）、トイレの花子さん（cv井澤美香子）、コギャル霊（cv内田彩）など。
○ 4話。やっぱりあるのか、水着回！。霊が出るから客が少なく、貸切状態の砂浜で遊ぶ響ら。普通の砂浜で響が霊をたくさん見つけてという物語でも良かったのではとも思いましたが、騒ぎが大きくなって収集がつかなくなりそうなので、そうなるとこのアニメの雰囲気には合いませんね。
○ 5話。怖いお化け屋敷をやることになって、「普通の思い出を下さい。」と怖がって言う井上、名言です（笑）。
文化祭でお化け屋敷をし、よりによって・・・響の知り合いの霊も多数協力してくれ、怖いお化け屋敷として伝説に。
そんなお化け屋敷には入りたくありません！！
○ 7話。霊のお願いを聞いたりして寝不足の響。なんと、母も使っていたメガネをかけると霊の姿も声も認識できなくなると。そういうものがないと大変だよね、と思いつつ、メガネっ娘になった響を楽しむ回でもあったのでしょう。
響を心配して、メガネを外したら絶交だとツンデレで言う井上が可愛かったり、そう言われてそうする響というのも素直で可愛かったり。
○ 8話。先生同士の結婚、先生が幼少時に入院していた際に仲良しでまた会おうと約束していたのに死んだ少女の霊が理由もわからず彷徨っていて、思い出して、先生と会うことができて成仏。
ベタと言えばベタですが、いい流れのいい話でした。
○ 10話。2年生になりました。早い！。1年生と仲良くしようとする響ですが、霊がドアを開けたりして協力してくれましたが、却って怖がられることに。普通、そうなるでしょうに。
それでも、心霊写真が撮れるという意味でそれなりに人気者になった響でした。懐が深い後輩達です（笑）。
○ 11話。七夕のお願いに母の天海夕陽（cv皆口裕子）に会いたいと書いてきた響でしたが、それを知っていた母でしたが、部屋を離れると花が枯れるので出られないから会いに行けなかったと。代わりに、母のところに他の霊がたくさんやってきて霊力でしばらくはもたせることに。
母と会えて喜ぶ響が子供の顔でしたが、目覚めると霊が見えなくなって悲しむと。
○ 12話。食事も喉を通らないほどに落ち込む響。霊が見えることがキッカケで友達になれたから、霊が見えないと友達ではいてもらえないかもという気持ちが響を一層焦らせることに。それを聞いて怒る井上が格好良いです。霊が見えなくても、友達は友達ですよね。
ようやく、見えるようになりました。
○ 13話。遊園地に行ったり、お泊まり会をしたりの、友情確認。
【shin】
