新宿クレッシェンド第2弾
でっぱり
新宿クレッシェンド第二弾として執筆 作者 岩上智一郎
執筆期間 2004年2月10日~2004年2月24日 原稿用紙322枚
手直し 2006年6月9日~2006年6月10日 原稿用紙369枚
再手直し 2008年6月10日~2008年6月13日 原稿用紙382枚
でっぱり
新宿クレッシェンド第二弾として執筆 作者 岩上智一郎
執筆期間 2004年2月10日~2004年2月24日 原稿用紙322枚
手直し 2006年6月9日~2006年6月10日 原稿用紙369枚
再手直し 2008年6月10日~2008年6月13日 原稿用紙382枚
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これも勢いに乗って色々な絵を描いたっけ……
2006/05/09 7:59:02
もう、四年ぐらい前になるが、地元の仲のいい、一つ年上の先輩がいた。
奥さんはとても綺麗だし、四歳の可愛い男の子がいて、幸せそうだった。
でも、子供が病気で亡くなってしまい、先輩や奥さんはずっと表情が暗かった。
何とか元気付けたい。そう思って、自分のピアノ発表会にも誘ったし、処女作の新宿クレッシェンドをプレゼントした。
その先輩は、自分の文章の中の誤字、脱字や表現のおかしいところを紙に丁寧に書いてくれた。
その行為がとても嬉しく感じた。逆に元気付けたいのに、これじゃ俺が元気付けられてる。
その頃、まだ歌舞伎町に自分はいて、人間の腐ったようなオーナーの下にいた。
そのオーナーに対し、常に憎悪を持つようになり、いつかギャフンと言わせてやると思っていた。
先輩にその事を話すと、自分の後頭部を触ってきて、一言いった。
「大丈夫、ともちゃんはそういうの出来るような人間じゃないから。」
「え、何でですか?」
「悪い奴っていうのは、頭の後ろがでっぱっているんだよ。」
その時、人の後頭部のでっぱり具合が気になる主人公で小説を書いたら面白いんじゃないか。
簡単に思いついた内容を奥さんに話すと、笑ってくれた。
もし、出来たら、先輩や奥さんも読んで、もっと笑ってくれるかもしれない。そう、感じて執筆した「でっぱり」
新宿クレッシェンドの続編として、執筆を始めた作品でした。
これを書いてから、もうじき三年の月日が流れます
今の俺のレベルで、もう一度書き直したら面白いんじゃないか…
機会があったら、また一から書き直してみたい作品ですね
それで初めて「クレッシェンド第三弾」を執筆できるような気がします
2008年7月20日
この『でっぱり』は俺にとって『新宿クレッシェンド』の次に書いた二番目の作品
今年6月になって再び書き直したが、随分と文章の荒い事……
でも当時、どんな気持ちでこれを書いていたのかを思い出せたなあ
まだこれは一度もどの賞へも送っていない
整理して、今までの作品をどんどん各賞へ送らないとね
長男『新宿クレッシェンド』はとりあえず世に出せたから、次はできれば『でっぱり』があくまでも理想
まあ応募しなきゃ、世に出すも何もないか……
主人公は「ダークネス」店長だった岩崎靖史と新キャラ鈴木勝男の二人
尚、この話はちょっとだけ『膝蹴り』とも絡んでいる
そして『パパンとママン』にもちょっと出演したりしている