岩上智一郎の作品部屋(小説・絵・漫画・料理等)

著書:新宿クレッシェンド

自身の頭で考えず、何となく流れに沿って楽な方を選択すると、地獄を見ます

フェイク

2004年05月25日 14時37分50秒 | 2004,2005年執筆小説

フェイク


2004年4月25日~2004年8月10日 372枚




当時『新宿クレッシェンド』第四弾といて執筆
主人公は赤崎隼人だが、あまりに新宿歌舞伎町と話が逸れた為
初のボツ作品となる

しかし何故俺が小説を書き始めたか?


そのきっかけの一つに北中という極悪人オーナーがいた
当時歌舞伎町で、こいつの下にいた俺は
あまりの非人道的な振る舞いを見て、部下に
「北中のやっている事を書いたら面白い小説になると思わない?」
…と尋ねると、部下は「岩上さんならできますよ」と言った

これを作品にしても読者は漫画のような話としてしかとらない
じゃあ始めに歌舞伎町の入門的なものを書こうとしてできたのが
『新宿クレッシェンド』でもある

書きたかった事のネタを100分の1に抑えながら
『新宿クレッシェンド』は18日間で完成した


この『フェイク』には、その北中モデルの『北方』が
初めて登場する作品でもある





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