古の着物
もはや俺には何もなくなった……。
家族から忌み嫌われ、顔を見る度に罵倒を浴びせられ、人間としての尊厳を根底まで汚された。そんな気がする。決して目に見えぬ心。しかし目を静かに閉じればリアルに浮かんでくる。鋭利な刃物でザクザクに切り刻まれたような感覚。すでに乾ききったのか、傷ついた表面には一滴の血すら見えない。そこまで分かっていながらまだ、 . . . 本文を読む
チンコ出した
2010年11月29日~
「はぁ…、はぁ……」
ヤバい。呼吸が荒くなってきた。
「本田さん、小便行ってきていいすか?」
「ああ、構わないよ」
アルバイトの柳田は小走りに出て行く。チャンスだ。
現在僕のいる場所は、会社の倉庫。ここにいるのは今、僕たった一人だけ。監視カメラが動いているかどうか、作業をするふりを . . . 本文を読む
新宿コンチェルト
2010年11月23日~
原稿用紙?枚
『新宿コンチェルト』
クレッシェンド第7弾、2010年11月23日より執筆開始
過去から逃げちゃいけない
業を背負ってまで、俺はまだこうして生きている
ギネス?
そんなものより前に、俺はこの作品を書かなきゃいけない
処女作 新宿クレッシェンド
2004年01月18日~2004年02月04日 原稿 . . . 本文を読む
スリー
2010年11月5日~原稿用紙 枚
2010年11月06日04:21
■執筆途中気付けば俺はその場へ倒れ込むようにして眠っていた。 時計を確認すると夜中の三時過ぎ。丑三つ時という時間帯だ。 不思議とこの時間帯になると、最近執筆作業をしている自分がいる。 自由に思ったままを書く…。そこには事実をそのまま感情移入して書く必要性が無い為、とても気楽で楽しい空間 . . . 本文を読む
高校生の救世主
2010年9月13日~原稿用紙 枚
~オープニング~
葉巻をくわえたまま腕組みをし、気難しい表情をする大柄な男。視線は天井の一点をジッと見据えていた。そこへドアを開けて、坊主頭の屈強そうな男が部屋に入ってくる。
「社長…、お話とは何でしょうか?」
「……」
社長と呼ばれた男はしばらく口を開かず、ただ葉巻を黙々 . . . 本文を読む
出会い系の白馬に乗った王子様
2010年8月3日~原稿用紙 枚 2010/08/03より執筆開始。 内容は恋愛ものだが、ドロドロした様子を書いていこうと思う
広告代理業だったうちの会社の営業方針が、百八十度方向転換したのはいきなりの事だった。何と出会いサイトの会社として生まれ変わるらしい。だけどそんなもので、会社の建て直しなんてできるものだろうか?
確かに通常の業務では潰れるのも時間 . . . 本文を読む
業務命令「世界で一番怖いホラー映画」を作れ
2010年7月24日~2010年8月17日
原稿用紙270枚
2010/07/24……。
久しぶりに何かこう物語が
頭の中で湧き上がってきた。
書きたいから書く。
今までとは違った、それでいて
共通する部分のあるホラー小説。
早速書いてみようと思う。
『業務命令「世界で一番怖いホラー映画」を作れ』
http://no-ic . . . 本文を読む
あなたと逢えて良かった2010年05月05日より執筆開始
【プロローグ】
時代はバブル全盛。右へ習えの方程式。
無知だった私が偶然入社した不動産業。
そこで上司に教わった魔法の金錬術。
気付けば莫大な富を築き、自分の会社を持つようになっていた。
他の者との決定的な違い。それは稼いだ金を湯水のように遣わなかった事である。周りの連中は本当に馬鹿だっ . . . 本文を読む
ラジオ体操2010年4月29日~2010年4月30日原稿用紙45枚分
息抜きで執筆した短編ホラー 2010年になってから『鬼畜道~天使の羽を持つ子~』以外の作品を書いたのは、これが初めて
まだ小学生だった頃、夏休みになると、近所のお寺で毎日ラジオ体操があった。
一つ年上の信ちゃんがズルを教えてくれていたので、僕はいつも朝寝坊したふりをして、週に二、三回しか行かなかった。 . . . 本文を読む
メールはここ
鬼畜道 ~天使の羽を持つ子~
【推敲及び執筆】
2010年1月10日より開始
2010年3月16日原稿用紙4925枚
(二章中学編執筆時ノート故障)
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