花霜〜はなじも
紅梅に、霜の結晶が輝いていました。
春とは言え、冷え込んだ朝のきりっとした空気に、
花も、霜も、さえやかに感じます。
上空を、連雀の群が、
ひゅうひゅうと鳴きながら、
通り過ぎます。
一羽だけ、
電線にとまって、
来た空を、遠く、
振り返っています…
その一羽も、やがて、
群の後を追って、
遠く未来に向かって、
飛んで行きました。
紅梅に、霜の結晶が輝いていました。
春とは言え、冷え込んだ朝のきりっとした空気に、
花も、霜も、さえやかに感じます。
上空を、連雀の群が、
ひゅうひゅうと鳴きながら、
通り過ぎます。
一羽だけ、
電線にとまって、
来た空を、遠く、
振り返っています…
その一羽も、やがて、
群の後を追って、
遠く未来に向かって、
飛んで行きました。