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吹く風ネット

たまに自信を失う

自分という存在は
たった一つの自信から成り立っている。
たった一つが次の自信を生み
そのまた一つが次の自信を生む。
こうやって人生を歩んできた。

その一つ一つの自信には
何の繋がりもないのだが
一つの自信をなくしてしまうと
すべての自信をなくしたように
感じてしまうことがある。
それは自信という機能が
存在しているわけではなく
実は自信というものが
気分の範疇にあるからだ。
つまり気分であるゆえに
気にしなければ何のことはなく
失う自信すら存在しない。
だけど気分であるゆえに
気にしだすと切りがなく
失う自信は人生にも影響する。

例えば長距離を走ることとと
ギターを弾くことの間には
本来何の繋がりもないのだが
長距離を走る自信をなくすと
ギターを弾く自信までなくなってくる。
それが引き金になって
この存在すら失うことだってある。
自信というのはそのようなものなのだ。

だから自信は気分だと割り切って
サラサラと流していくことが望ましい。
ついでに人生も気分だと割り切って
サラサラと流していくことが好ましい。

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朝の詩

 

【詩】見つめあう|新谷雅先

ぼくときみはおたがいに そこそこ年齢を重ねているので、 たとえばぼくはきみの後ろに たとえばきみはぼくの後ろに どうしてもその人生を見てしまう だから素直な目でおたが...

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