♪少しも寒くないわ～

従業員エリアのエレベーター前のゴミ捨て場にゴミを捨てに言った時、

同じフロアの女性がエレベーターを待っていました。

そこは全く暖房は入っていません。その女性が小さな声で「寒～い」と言った後

私が「♪少しも寒くないわ～」と両手を広げてオペラのように歌ったら

「何それ」、その女性、あの歌が「♪少しも寒くないわ～」で終わるということを

知らなかったらしいです。誰でも知ってるだろうと勝手に思うのは危険です。





この映画、かなり早い時期に見ておきました。家内が今朝、あれはもう一回見ても

いいと言うほど良い映画でした。


それは推薦者が信頼のおける方だったからセノバの映画館を体験したいことも

あって行ったのです。推薦者はHダちゃん、Aンタッっちゃん達の仲間です。

今まで出会った音楽好きの中では、その音楽感性はトップクラスだと思います。

ジャズボーカル、ベース、パーカッション、音楽理論、映画、文学、

落語、政治経済、マラソン、エスパルスサポーター、書、

あらゆるものに精通しています。初めて彼にお会いした駅南のジャズバー

で、彼はOヌマさんという男性と楽しそうに大きな声で、「山野草」の

話をしていまして、その山の道や植物を言葉で表現するのに、素晴らしい

ボキャ使いが30年経った今でも私の耳にしっかりと残っている訳ですから。

彼のFBを見ると色んな薀蓄がうんざりするほど載っています。

文章も分かり易く上手ですが、この頃少し頑固です。

そのHダちゃんが10年くらい前、「Yダさんって全く死角がないですね」と

おっしゃって（褒めて）くださいましたが、そのままお返ししたいくらいです。


私の場合はバランス感覚の良い人間を目指しただけで、一つ一つに

深さがありませんので、すぐボロが出てしまいます。浅い知識の

鎧を付けているような気がします。Mノブ君は「Yダは清濁合わせ持つ」だね、

と言ったことがありましたが、これは当たりかもしれません。中2の頃

Hトシ君のお兄さんに憧れ、「生徒会長兼番長」を夢見ていましたから。

高校２～３年ではもう勉強はギブアップで、「男一匹ガキ大将」しか眼中に

ありませんでした。大学に入れば「嗚呼、花の応援団」（漫画はリアル

タイムでは無い）とゴロゴロゴロゴロ転がり落ちて行きました。

だってね、大学４年間、教科書を開いた記憶が無いんですよ。

社会勉強はばっちりでしたが。東京に行く前に兄が言った通りに

なってしまいましたが（本当にその通りにする馬鹿がいるか）

「勉強なんかどうせやらないだろう、思いっきり遊んで来い、

手錠だけは掛けられるなよ。」

その兄が今度は私が就職をする時、「男は結婚するまで貯金なんてするんじゃ

ないぞ、気持ち悪い。」こう言ったので、27歳の夏のボーナス前まで

貯金は「ゼロ」、その秋に結婚しました。つまり貯金は夏のボーナス分だけ、

新婚旅行代にあてました。兄は私にどうなって欲しかったのでしょう？？？

歳の差は16です。



帰りのバスの中で読んだスマホ記事に驚き

「慶應大卒のコンプレックス」

銀座のクラブに上司のお伴で同行がイヤでイヤで仕方がない若者の話。

そこに集まるおっさん達が皆国立の1流大学卒で小さくなっていなければならない。

静岡にいらっしゃいよ、どこのお店に行っても「おお～」ですぞ。