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東北にて感じたこと

2013年07月11日 10時08分33秒 | 日記
おはようございます。

チェンです。

中断の期間を利用して、6月30日~7月5日まで岩手県大槌町に行ってきました。

日曜日の夜に大槌町に入り、暗くて町の様子はわかりませんでした。

道を走っていくと、まだ津波の被害で建物がそのままになっている所がありました。

3階建の建物は見るも無残な姿でした。それだけ津波が大きかったんだと行ってみて感じました。

朝になって、町の様子をまた、見に行きました。




町がなくなっている状況に、とても心が痛みました。

ただ立ち止まって状況を把握することしかできなかった。

自分の思い描いていた想像を遥かに超えていた現状。

テレビでは、あまり報道されていないけれど、復興は全然進んでいなかった。

それでもがれきは綺麗になっていたが、そこには家が建てられないようであった。




ここ大槌町には、「ひょっこりひょうたん島」のモデルとなったほうらい島があります。

津波でほうらい島までの道が壊されてしまったそうです。

町中はとにかく悲惨でした。






二枚目の写真は全体が入っていませんが、見たことある方もいると思いますが、民宿の上に漁船がのった家です。


月曜日からは、保育園で保育に入ることができました。


子どもたちは、みんな良い笑顔でしたよ。

ここの保育園も震災の影響を受けています。

新園舎になって3年目に入ろうとした時に津波によって流されてしまいました。

一時避難で近くのローソンに逃げました。

そこでも津波が来ると言って山を駆け上がったそうです。

歩ける子は自力で歩かせ、とにかく必死だったようです。

保育園の前の道もかなりの高台ですが、津波はそれを遥かに超えてきたと聞きました。

最終的に津波が来た所まで案内してもらいました。


海から何キロ離れてるかわかりませんが、津波の恐ろしさを肌で感じました。



保育をしていて、震災から2年経っているのに、ある女の子が、「大きいうち流されてしまった」と言ってきた時には、

何も言ってあげることができなかった。



園長先生、理事長先生の話を聞いて、とても辛くなりました。

現地の方は辛いはずなのに、あの日の事を話してくれました。「家も親戚も」亡くしている人もたくさんいるのに

それでも笑う事ができるここの人たちの強さを感じました。



理事長さんが陸前高田につれてってくれました。

ここも津波被害が酷い所でした。



奇跡の1本松を見てきました。




一刻も早く復興してもらいたいと強く願います。