やっと晴れてきました。
北海道のみならず東北まで吹雪に閉ざされ、家から一歩も出れなかった人もいたのではないでしょうか。
吹雪の間、道東の中標津では、車が雪に埋まってしまい車内で暖を取っていた一家が、一酸化炭素中毒で死亡するという出来事がありました。また、秋田では新幹線が脱線し、乗客が一時車内に閉じ込められる事態になりました。
それを考えると、今日の晴天は恵みの雨ならぬ『恵みの晴れ』とでもいえる天気です。
とまあ、前置きはこのぐらいにして。
私は北海道に来てからというもの、半袖の服に腕を通したことがありません。
というのも、北海道の夏は短いうえに最高でも30度弱。しかも、夜になると15度~20度まで冷え込むので、半袖よりも薄手の長袖の方があっているのです。元々半袖の服をあまり持っていなかったので、長袖を切ることが多かったのが原因かもしれません。
そんな話を友達としていると、同じ静岡県(浜松)出身者が、一言。
「静岡だと、半袖って『"は↑"んそで』って言うよね」
それに対し、その場にいた東京出身者が、
「えっ、『はん"そ↑"で』じゃないの」
調べてみると、共通語では『はん"そ↑"で』で、『"は↑"んそで』なのは浜松の他、群馬県の東毛(太田市・桐生市・館林市を中心としたエリア)など、ごく少数に限られます。
上の文に「あれ?」と疑問を持った方は鋭い! そうなんです。静岡が『"は↑"んそで』とは一言書いていないんです。静岡市出身の私は、『"は↑"んそで』でも『はん"そ↑"で』でもない読みをしていました。それが……
『は√んそで』(「は」のみが低い)
「は」も「そ」も高くならず、むしろ「は」だけが低いというまったく別種の発音です。
試しに他のイントネーションで読んでみましたが、『はんそ↑で↑』はまだしも、『は↑ん↓そで』には違和感を持ちました。
同じ静岡なのに、どうしてこうなった。
ちなみに、自分がどのタイプかを判断するには、「半袖半ズボン」と言ってみてください。一つだけ、しっくりくるのがあるはずです。
静岡生まれの私は、
『はんそではんずぼん』
↑↑↑ ↑↑↑
なのですが、他の人はどうでしょうか。
そういえばもう一つ、方言だと知らなかったものがあります。それは……
『舌べら』
世間では『舌べろ』もしくは『べろ』とは言っても、『舌べら』とは言わないそうです。さらに、西部(浜松)では通じないという、衝撃の真実が発覚しました。
考えてみたら、西部は三河弁や名古屋弁に近い遠州弁、東部は静岡弁の中でも東京弁に近い傾向があるため、同じ県でも言葉がまるで違います。逆に、中部の静岡弁は、山梨や長野の諏訪地方など、同じ経度の方言と似通っているようです。
言葉って、不思議ですね。
北海道のみならず東北まで吹雪に閉ざされ、家から一歩も出れなかった人もいたのではないでしょうか。
吹雪の間、道東の中標津では、車が雪に埋まってしまい車内で暖を取っていた一家が、一酸化炭素中毒で死亡するという出来事がありました。また、秋田では新幹線が脱線し、乗客が一時車内に閉じ込められる事態になりました。
それを考えると、今日の晴天は恵みの雨ならぬ『恵みの晴れ』とでもいえる天気です。
とまあ、前置きはこのぐらいにして。
私は北海道に来てからというもの、半袖の服に腕を通したことがありません。
というのも、北海道の夏は短いうえに最高でも30度弱。しかも、夜になると15度~20度まで冷え込むので、半袖よりも薄手の長袖の方があっているのです。元々半袖の服をあまり持っていなかったので、長袖を切ることが多かったのが原因かもしれません。
そんな話を友達としていると、同じ静岡県(浜松)出身者が、一言。
「静岡だと、半袖って『"は↑"んそで』って言うよね」
それに対し、その場にいた東京出身者が、
「えっ、『はん"そ↑"で』じゃないの」
調べてみると、共通語では『はん"そ↑"で』で、『"は↑"んそで』なのは浜松の他、群馬県の東毛(太田市・桐生市・館林市を中心としたエリア)など、ごく少数に限られます。
上の文に「あれ?」と疑問を持った方は鋭い! そうなんです。静岡が『"は↑"んそで』とは一言書いていないんです。静岡市出身の私は、『"は↑"んそで』でも『はん"そ↑"で』でもない読みをしていました。それが……
『は√んそで』(「は」のみが低い)
「は」も「そ」も高くならず、むしろ「は」だけが低いというまったく別種の発音です。
試しに他のイントネーションで読んでみましたが、『はんそ↑で↑』はまだしも、『は↑ん↓そで』には違和感を持ちました。
同じ静岡なのに、どうしてこうなった。
ちなみに、自分がどのタイプかを判断するには、「半袖半ズボン」と言ってみてください。一つだけ、しっくりくるのがあるはずです。
静岡生まれの私は、
『はんそではんずぼん』
↑↑↑ ↑↑↑
なのですが、他の人はどうでしょうか。
そういえばもう一つ、方言だと知らなかったものがあります。それは……
『舌べら』
世間では『舌べろ』もしくは『べろ』とは言っても、『舌べら』とは言わないそうです。さらに、西部(浜松)では通じないという、衝撃の真実が発覚しました。
考えてみたら、西部は三河弁や名古屋弁に近い遠州弁、東部は静岡弁の中でも東京弁に近い傾向があるため、同じ県でも言葉がまるで違います。逆に、中部の静岡弁は、山梨や長野の諏訪地方など、同じ経度の方言と似通っているようです。
言葉って、不思議ですね。
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