恒例の桃のお花見行ってきた(4月6日)。
日帰りできる距離だけど、昨年初めて宿泊して、とってもいい思いをしたので、
今年も1泊で行こう!と、かなり前から計画していた。
宿泊予約も早めにすると料金が安く済む(早割りみたいな)んだけど、
今年の春の気温上昇が早くて、予約日を1週間早めるなど調整が必要になった。
そのため、あまり割安にはならなかったんだけど。。。
タイミングとしては結局お花のピークは過ぎていて少し遅め、しかも天気は曇りから下り坂ときた。
あらー 今年はハズレかなぁ。。。
しかし、釈迦堂PA(中央道)に到着するころから雲が切れ、晴れ間もわずかに出てきた。
釈迦堂PAに車を停め、例年通り桃の畑を散策。
周辺には桃畑だけでなく、花桃の花畑や、桃と菜の花を植えた花畑もあり、
観光客用に開放している。
菜の花にスジグロシロチョウ。↑
桃の畑をずっと上って行くと、甲府盆地を一望できる。
南側から反対側を眺めると、山肌に鳥居の模様が見える。↓
山のふもとの盆地の底にも桃畑があるので、太陽の光が当たれば一面ピンク色が目立つ。
この日は曇りがちなので今一つ分かりにくいけど
この鳥居の模様にはちゃんといわれがある。
春日居町の山梨岡神社の後ろにある、御室山で、春のお祭りのときに、大文字焼のように焼くそう。
笈形焼き、というのだけど、その歴史というか始まりについてはなかなかに怖い話。
時代は平安時代にさかのぼる。
甲州市にある大善寺の資料によりますと、
かつて、大善寺と笛吹市にある長谷寺(ちょうこくじ)との間に争いが起こりました。
このとき、大善寺の僧は、長谷寺に協力した山梨岡神社の鳥居を持ち帰り焼き払う一方で、
長谷寺の僧は、大善寺から、山伏が背負う荷物箱である「笈(おい)」を持ち帰って焼き払いました。
この「笈を持ち帰って焼いたこと」が、笈形焼の始まりと伝えられています。
(笈形焼(おいがたやき) - やまなしINDEX (ybs.jp) より)
ここで、大文字焼みたいに精霊送りの篝火として焼いていたそうで、今では電灯で照らしているそう。
↑ 結構でっかいね
この後は桃畑を再び下って、釈迦堂PAから車を出して、一宮御坂ICから中央道を下りる。
次は、甲斐国分寺跡へ。
(つづく)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます