湘南話し方センター / 姓命学研究所

神奈川県平塚市で開設して40年になる話し方教室です。心とことばの研究所として統計学も含め、たくさんのご相談あり。

真実の褒め言葉とは

2021年10月11日 | 湘南話し方センター

あなたのお子さんが小学生の低学年とします。
ふとお子さんの部屋をのぞいた時、
散らかっていたとします。
そのような時にあなたは
どのような言い方をしますか?

「なあに?こんなにお部屋を散らかして~!
キチンとかたづけなさい。」

文字では感情が伝わりにくいですが、
優しい言い方か、カッカッして言うか
によって受け止め方も変わってきます。

あなたはどのような言い方で伝えてますか?


そして、何時間かして部屋を覗くと、
きれいになっていたとします。

その時お母さんは
A「きれいになったね。」
B「かたづけ方が上手だね。」

AとBのどちらの褒め方が良いと思いますか?


どちらも褒めていますから
特に問題ありませんが、
実は微妙に受け止め方に違いがあるのです。


Aは事実を見ているだけです。
Bは行為を見ている事になります。


Bで褒められたお子さんは、
「今度はもっときれいにしょう。」
と、前向きに受け止めることができ、
片付けることに対して、
モチベーションもあがるのです。



日頃から親としてどのように
子どもに接しているか、
言葉がけをしているか、
によってお子さんの受け止め方
その後の行動も変わるのです。



このように言い方ひとつで
お子さんの心の成長には
変化が起きます。


これは、部下の育成にも同じことが言えます。


「ロ―マは一日にしてならず。」

親として、上司として、
お子さん(部下)への日々の心がけが
とても重要になるのです。

特にお子さんなら小さい頃こらの
接し方は大きく影響します。


人を育てるには、
先ずは言葉から学んでみてはいかがでしょうか。



このブログでは、
さまざまな事例も紹介しています。

良かったら過去の記事も
お目通しくださると嬉しいです。


今日の日も明るい心で良い日になりますよう




湘南話し方センター
所長 松永洋忠


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