湘南話し方センター / 姓命学研究所

神奈川県平塚市で開設して40年になる話し方教室です。心とことばの研究所として統計学も含め、たくさんのご相談あり。

早く!早く!は禁物です。

2021年04月28日 | 湘南話し方センター

4月ももう終わりが近づき、ゴールデンウィークになりますね。

小中学校に新しく通い始めた子どもたちも緊張がほどけて、笑顔が増えてきたころでは

ないでしょうか。

 

私の自宅の近くには小学校があります。

毎朝、学校周辺は子供たちの行列です。

「おはよう!」  「おはようございます!」

地域の交通安全協会指導員の方や、役員の方、先生方が

子供たちの安全を願い声かけをしています。

 

 

ところで、朝お子さんが出かけるとき

「ほらほらもう時間だよ!」

「早くしなさい!」          

「なにグズグズしてんの!」

「帽子は?」

「歯磨いた⁈」

「ハンカチ持った?」      

「筆箱は?」           

「時間割は?」    

「全くもう・・・早く行きなさい!」        

  このようなことばを親から耳にタコができるほど

言われてきたお子さんも中にはいるかも知れません。

 

 

お子さんは、最初は素直に聞いていたものの

毎日繰り返されると、

心の中では、

「全くうるさいな~」                                              

と思い、うざったく思うかもしれません。

聞いているようで、雑音にしかならなくなるかもしれません。

 

そのうち自主性を無くしてしまい、

自分から積極的にやろうという気を無くしてしまっては大変ですよね。

 

「あ!教えてくれてありがとう!!」

と思われるくらいがちょうど良いですね。

 

 

『ロ―マは一日にしてならず。』   

何事も最初が肝心です。

 

「今〇時だけど大丈夫?」

とか、

「後15分くらいだけど間に合うかな?」

お子さんが自ら考え行動する。

 

声かけ、言葉選びを少し意識するだけでも随分違うものですね。

 

 

今日の日もコロナに負けない一日でありますように。

 

 

湘南話し方センター
所長 松永洋忠


思いやり・愛・信頼のある子になるために

2021年04月10日 | 湘南話し方センター

みなさんは、アメリカインディアンの教えをご存知ですか?

 

アメリカインデアンの教えの中にある内容については

現在の天皇陛下が皇太子殿下の時に

テレビを通しても紹介されました。

 

私は、この教室を立ち上げた時から家庭教育学級や
当センター主催のセミナーでも、伝えています。

 

子育てだけでなく、

人間関係においてとても深い内容だと思っています。

 

 

1 批判ばかり受けて育った子は、避難ばかりします。

2 敵意に満ちた中で育った子は、誰とでも戦います。

3 ひやかしを受けて育った子は、はにかみやになります。

4 ねたみを受けて育った子は、いつも悪い事をしているような気を持ちます。

5 心が寛大な人の中で育った子は、我慢つよくなります。

6 励ましを受けて育った子は、自信をもちます。

7 思いやりのあるなかで育った子は、信頼をえます。

8 公明盛大な中で育った子は、正義感を持ちます。

9 人に褒められる中で育った子は、感謝する事を知ります。

10 仲間の愛の中で育った子は、世界の愛をみつけます。

 

 

このような内容です。

共感できる事ありませんか?

 

環境って本当に大きな影響を及ぼすものなんですね。

児童心理学にもとても勉強になりますね。

 

 

 

今日の日がコロナに負けない一日でありますよう。

 

 

湘南話し方センター
所長 松永洋忠


教室の灯を消してはいけない

2021年04月06日 | 湘南話し方センター

「飛び立って2時間後に必ず死ぬ。これが特攻隊なんです。」

 

太平洋戦争末期、

そんな極限状態を旧陸軍の戦闘機乗りとして間近に眺めてきた北島さん。

 

1945年陸軍特攻隊の出撃基地となった鹿児島知覧に配属され、

敵艦を目指して飛行する特攻隊の護衛の務に就いた。

 

出くわした敵機から特攻機を守る役目とする北島さんは、

敵艦に体当たりすることはない。

 

「だが終戦があと3カ月遅れていたら私も特攻機に乗り込む事になっていただろう」

と振り返る。

 

そう話してくれるのは、北島令司さん(98歳)

 

 

北島さんとのご縁は今から16年前。

 

藤沢市役所にて市内全体の役員対象の研修会で講師としてお招き頂いて以来。

 

その事がきっかけとなり、

当時北島さんが83歳の時、平塚教室に参加。

 

シリーズ3カ月間を皆勤され、

その後も当センターを応援するOBとして

積極的に何度も繰り返し勉強をされています。

 

現在は、鵠沼地区社会福祉協議会会長から、顧問としてご活躍。

 

「死んで祖国の土になれ!そうすれば親兄弟は幸せになれる」

と朝から晩まで聞かされていた。

 

本当に教育とは恐ろしい

終戦後は特攻で散った仲間の遺品集めに奔走し、

知覧特攻平和会館の設立にも尽力。

 

 

その時、訪ね歩いた遺族から

「息子は死んだのになぜあなたは生きて帰って来たんだ」

と責められた事もあった。

と話します。

 

「彼らが生きていれば日本はもっと良くなっていた。」

心底そう思っているといつも話されています。

 

北島さんがいつもおっしゃってくださる言葉は

「この教室の灯を消してはいけない」

 

有難いです。

どんなことがあっても消さずに行こうと思います。

 

 

北島さんの貴重な体験談は私のブログでも

過去に何度も紹介しています。

 

2日前にも紹介しました。

 

ぜひご覧ください。

 

 

 

今日の日がコロナに負けない一日でありますよう。

 

湘南話し方センター
所長 松永洋忠

 


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2021年04月05日 | 湘南話し方センター

新しくブログはこちらにお引越しいたしましたが、
今まで書き綴ってきたブログを

もう一度見たい!

というお声を多くいただきましたので、
以前のホームページからのバックアップが完了いたしました。

 

→こちらよりご覧いただけます。←

 

興味のあるタイトルがありましたら
ぜひもう一度ご覧ください♪

 

 

湘南話し方センター  事務局