「おはようございます」
「あ、おはようございます」
どうってことない日常のあいさつですが、
職場の上司にあいさつをした部下は、
上司のそのあいさつの返され方で微妙に心が動くものです。
勿論上司が先にあいさつをした時も同じです。
立場が違う場合は特に
【今、自分はどう思われているだろうか?】
そんな事を敏感に感じます。
上司から明るく力強く
「やあ!佐藤君おはよう!」
「鈴木さん!おはようございます。今日もよろしくね~」
帰る時も
「今日はお先に失礼するね。」
「お疲れ様!今日も忙しくて大変だったね。ゆっくり休んで明日またよろしくね!」
などと、このような気配りをしくれたら
部下の心理は
「あの上司は、私の事をいつも気にしてくれている。」
と信頼の気持ちも変わります。
そして、上司を喜ばせようともする行動になることも。
普段からこのような関係になっていると、
いざ仕事上でミスがあったとしても、
何気ない言葉も、必ず反対の思いやりの受け止め方に変わります。
「あれ、髪の毛短く切ったの?サッパリしたね。よく似合うよ。」
と言われても、気持ちよく受け止めて
「ありがとうございます。」
と、素直に喜ぶでしょうし、自分を見てくれているという気持ちから、
仕事に対するやる気も高まります。
しかし、関係が出来ていないと、パワハラとも受け止められかねられません。
リ-ダ―の条件の中には
『相手の出方にかかわりなく常に建設な態度を示す』
とあります。
以前なら「どうって事が無いのに・・・」と思っていても、
時代の変化によって、今は受け止め方にも随分変化が起きています。
立場におけるコミュニケーション力を今迄以上に心がけたいものですね。
今日の日も明るい心でコロナに負けない一日でありますように。
湘南話し方センター
所長 松永洋忠
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