人間は常に自分の価値を尊ぶもの

1人の男性が満員電車の吊革にぶら下がり、疲れた感じで立っていました。

すると、
小田急線で新宿へ向かう途中、海老名の駅で前に座っている人が、
すっと立って降りたのは良かったのですが、
その疲れた感じで立っていた人は、
両隣りの人に何のことばもかけず、
ブスっとした表情で座り、新聞を広げ、読み始めた時、

先に座っていた右隣の３０代の血の気の多そうな人は、
ムカっときたのか、
「なんだよこの野郎！」
といって肘を無理につき返しましたら
「何だとは何だテメー」
「何だよ―文句あんのか」
とにらみ合い。

 

次の駅で電車が止まりますと、
先に座っていた人の方から
「この野郎降りろ！」
と言って引きずり降ろし、あとはシングルマッチ。

他の乗客もあっけに取られて見ている間に電車は発車。

その後どうなったのでしょうか。。。

 

 

人間どんな時でも自分を尊ぶ気持は持っているもの、
せめてこういう時でも
「すみません、失礼します」
と言われると、
先に座っている人も、「この人礼儀正しい人だな」と思うものです。

 

人間の本能は、常に自分の価値を他人に認めてもらいたいという欲求のかたまりです。

その反面　無視されることに恐怖すら感ずるものです。

子どものいじめも、無視は強力な力をもっています。

今の時代は陰険ないじめが多い。
更に中傷メールなど。

 

そんな事から窮鼠(きゅうそ)猫を嚙む、からストレスも爆発となり、

大人に限らず、中学生が刃物で、、、、

電車で起きた事件もありましたね。

何故そこまでに至ったのか、、、、。

全く関係の無い人たちを傷つける。

電車に乗るのも怖い！　　
バス停で待つのも怖い！　　

 

お互い皆様今日もご無事でそして、良き日となりますよう祈るばかりです。

 

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所長　松永洋忠