仁ちゃん家 ~ガンプラ作りたい建築系サラリーマンの部屋~

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読んだ本紹介その14 「お探し物は図書室まで」

2023-12-13 | 本紹介
しばらく本の紹介をしていませんでしたが、
それなりのペースで読書は続けています。

今回紹介するのはハートウォーミングな小説。
青山美智子 著「お探し物は図書室まで」

読了は2023年7月上旬頃です。

中身は5部からなる短編集なんですが、
そのひとつひとつの物語が実は少しずつ繋がっていて、
最後は感動的な巡り合わせに!という感じで、
読んでてちょいと泣いてしまいました。

あと本の装丁が図書館の貸し出し本のようになっており、面白いデザインです。



内容は私のような読書初心者にも非常に読みやすく、
読むとなんだか元気になってくるストーリーです。
学生や忙しい社会人にも是非読んでみてほしい本です。
私は非常に気に入りました。
嫁さんや子供にも読ませたいなと思える本でした。
オススメです。


以下、本の紹介文を転載します。
↓↓
悩める人々が立ち寄った小さな図書室。
不愛想だけど聞き上手な司書さんが、思いもよらない選書と可愛い付録で人生を後押ししてくれて…。
明日への活力が満ちてくる、書き下ろしハートウォーミング小説。

お探し物は、本ですか? 仕事ですか? 人生ですか?
人生に悩む人々が、ふとしたきっかけで訪れた小さな図書室。
彼らの背中を、不愛想だけど聞き上手な司書さんが、
思いもよらない本のセレクトと可愛い付録で、後押しします。

仕事や人生に行き詰まりを感じている5人が訪れた、町の小さな図書室。
「本を探している」と申し出ると「レファレンスは司書さんにどうぞ」と案内してくれます。

狭いレファレンスカウンターの中に体を埋めこみ、
ちまちまと毛糸に針を刺して何かを作っている司書さん。
本の相談をすると司書さんはレファレンスを始めます。
不愛想なのにどうしてだか聞き上手で、
相談者は誰にも言えなかった本音や願望を司書さんに話してしまいます。
話を聞いた司書さんは、一風変わった選書をしてくれます。
図鑑、絵本、詩集......。

そして選書が終わると、カウンターの下にたくさんある引き出しの中から、
小さな毛糸玉のようなものをひとつだけ取り出します。
本のリストを印刷した紙と一緒に渡されたのは、羊毛フェルト。
「これはなんですか」と相談者が訊ねると、司書さんはぶっきらぼうに答えます。
「本の付録」と――。

自分が本当に「探している物」に気がつき、
明日への活力が満ちていくハートウォーミング小説。



今回は以上です。
オススメの本ですので、機会があれば是非読んでみてください。

ではまた。


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