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読んだ本紹介その23「十戒」

2024-08-19 | 本紹介
現実では2024年4月頃に読了したと思います。
だいぶタイムラグがありますが、
ガンプラの記事もupしたいし、となると、
どうしても本の紹介が遅れがちになります。
が、それなりのペースで読書は続いていますので、
引き続きボチボチ紹介していきたいと思います。


ということで、今年5冊目の紹介は、
夕木春央 著「十戒」


前作の「方舟」も面白かったですが、こちらも面白い作品でした。
読後にレビューとかを見てみたら、方舟に比べると衝撃度がイマイチ、、、
なんてコメントが散見されましたが、まぁそれは確かにと思いつつ、
でも今作も非常によく練られたストーリーと構成だなと感じました。
正直、真犯人はこの人なんだろうなぁというのは途中から薄々分かるんですが、
それでも最後のネタばらしまで緊張感を持って読めました。
そして、2週目を真犯人視点で考えながら読むと、さらに面白く感じます。
むしろ主人公の行動にもっとヒヤヒヤしながら読めます。
ということで2周読まされてしまいました(笑)

ただ、まぁ、方舟の時もそうでしたが、真犯人はかなりサイコパスな気がします。
犯行に及ぶ動機付けが弱いというか、普通そういう思考にはならんだろって感じました。
まぁそれも含めて、あと舞台設定も含めて、ひとつの作品として十分に楽しめましたが。
上述したように、2周目は流し読みでも良いので読んでみることをオススメします。



以下、Amazonの紹介文を転載しておきます。
↓↓
殺人犯を見つけてはならない。それが、わたしたちに課された戒律だった。

浪人中の里英は、父と共に、伯父が所有していた枝内島を訪れた。
島内にリゾート施設を開業するため集まった9人の関係者たち。
島の視察を終えた翌朝、不動産会社の社員が殺され、
そして、十の戒律が書かれた紙片が落ちていた。
“この島にいる間、殺人犯が誰か知ろうとしてはならない。
守られなかった場合、島内の爆弾の起爆装置が作動し、全員の命が失われる”。
犯人が下す神罰を恐れながら、「十戒」に従う3日間が始まったーー。

週刊文春ミステリーベスト10(「週刊文春」2022年12月8日号)国内部門&MRC大賞2022など4冠に輝き、
ミステリ界を震撼させた『方舟』夕木春央、待望の最新作!


ということで、「十戒」の紹介でした。

ではまた。


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