1
この時間、お父様の前に敬拝を捧げることが、アベルが血の叫びをしたごとくに、懇切に祭物を捧げる時間となるよう許諾してください。
朽ちていく体を中心として集まった者達とならないようお導きくださり、聖別の祭壇となってアベルがお父様と全体の万物の前に香ばしい祭物となったのと同様に、この民族を身代わりしてアベル的な祭壇を築くよう許諾してください。
温柔謙遜にひれ伏す一つの祭物として、捧げられる一つの祭物として、供えられる一つの喜びの祭物としてお父様に敬拝を捧げることのできる子女達として立ててくださいますことをお父様、懇切にお願い申し上げます。
お父様!
眠っているこの国を目覚めさせてください。
闇の中で方向が分からずにさまよっているこの民族を哀れにお思いください。
そのためにお立てになるべき子女を早く早くお立てくださいまして、お召しになる子女を早く早くお召しください。
天に向かった中心を立てて、全体を身代わりすることのできる愛する祭壇として、早く早く成すよう許諾してください。
お父様!
自分のすべての観念や主義主張を率直に表し、父母の心情の前に温情謙遜な祭物となることができるよう許諾してください。
尊厳であられるお父様の前に自らの足らなさを痛感し、自らのすべてのものをお父様に根本的に出してさしあげられるよう許諾してくださいますことを、愛するお父様、懇切にお願い申し上げます。
観念的な信仰姿勢で福を受けようという者達とならないよう許諾してくださり、恩恵を受けようという心だけを持った者達とならないよう許諾してください。
「助けてください」と叫ぶような歴史が六千年を経過しましたので、「私を祭物としてお受け取りください」と言うことのできる祈りの泣き声が地から聞こえ、「天に伝わる時となりましたので、お父様、私をお受け取りください。
私の全部を捧げますのでお受けください」と祈ることのできるこの時間となるよう許諾してください。
私達自体がお父様にふさわしい献げ物となったかを、自ら問うことができるようにしてくださり、顕現されたお父様の聖体の前に立つ度ごとに自らの足らなさを切実に感じ、自ら罪人だということを感じて、お父様にこうべを垂れて敬拝を捧げることができるようお導きください。
私達を目覚めさせて、悔い改めの心が起こるようにしてくださり、善の本性を感じ、善の実体を感じて、お父様の栄光を身代わりして敬拝することのできる時間となるよう許諾してください。
このことは天の願うことであり、この一つのみ旨のために天が動員されているということを知っていますので、三位神が働いてくださり、聖霊の役事を現して、全体をみ手のもとにおいてくださり、全行事を担ってください。
お父様のみ旨を離れた観念や認識を持たないで、ただ全体をお父様に捧げ奉る聖徒の祭壇を築くことができるようお導きくださいますことを懇切にお願い申し上げながら、主のみ名によってお祈りいたしました。
アーメン。
(1956.5.16)
2
伝統的アベルの道を私達が引き継ぐためには、祭物の過程を通して勝利を決定しなければなりません。
本来、人間は神様の変わらない愛の場で、神様の愛を中心として一人の息子となって、一つに統一された基準を備えなければなりませんでした。
しかし、堕落によってその基準を備えられず、二つの愛の結実を持ってきましたがゆえに、あなたはそれを本然のその一つの基準に結束させるための歴史的な闘争路程で、今まで血を流してこられたことを私達は既に知っています。
アベルが行くべき道は、カインを取り戻すことです。
そうして、カインと一つとなって捧げられるその場所には、父母が顕現することができるのであり、世界を代表して父母を中心として四位基台を形成するようになるとき、神様が顕現するというこの原則的原理の前に一致することのできる各自の生涯と、各家庭の生涯と、氏族、民族の生涯路程が展開されるよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げます。
この道のため数十年間闘ってきた統一教会の運命は悲惨でしたが、今、漆黒のような暗い夜が過ぎ去り、光明なる新しい日の光を受けることのできる朝がやって来るこのときにおきまして、新しい服に着替え、新しい使命を背負って新しい希望を持たなければならず、その平面的な希望よりは立体的な希望を持ち、総進軍しなければなりません。
そのような隊列が今、世界から連結されて入ってくるのを知るとき、今、この道の前に同参することのできる栄光を、この民族の前に、統一教会の群れの前に許諾されたことを心から感謝いたします。
そのような群れが多くなるよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げます。
夜も昼も意に介さず、私達は行くべきアベルの道を立てていかなければなりません。
ですので、私達はこの道で滅びてはならず、この峠を越えるにおいて敗者の悲しい苦い杯を飲む群れとなってはなりません。
この峠を越えに越えて、最後の勝利の月桂冠を神様からもらうのではなく、私達が神様の前に提示してさしあげることができなければなりません。
個人はもちろんのこと、家庭、氏族、民族、国家、世界全体がお父様の前にそうでなければならないということを、終生の使命と知って行かなければなりません。
このような群れが統一思想を中心として立っている統一の勇士達であることを知っていますので、その思想に処して終わりまで有終の美を飾り、お父様の前に称賛され誉れを受ける息子・娘達となるよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げます。
この日、万国に散らばっている数多くの統一の群れを記憶してくださり、あちこちで神様の名を賛揚する数多くの宗教者達の前に祝福してくださり、塗炭の苦しみの中で暮らしている人類をお父様が記憶してください。
私達には天上世界にいるすべての哀魂達を蕩減復帰すべき使命があることを思うとき、立体的に加重された責任が、今日、私達の一身に連結されているという事実、とてつもない歴史的な焦点に立っていることを自覚し、きょうの行脚の路程において、堂々たる姿を備え、あす勝利を賛揚しようとする群れとして、最後まで行くよう許諾してくださいますことを再三お願い申し上げながら、すべてを主のみ名によってお祈りいたしました。
アーメン。
(1972.5.14)
3
お父様!
お父様の懐の中で生きなさいと許諾なさったみ意に向かい合っていましたが、心で、体で、み意とは違った中にいるときが多いことを知っています。
足らなくて、天と地の前に、あるいはサタンの前に讒訴されるべき条件があるとするなら、今、再びお父様の愛の力でその条件を遮ってくださり、能力のみ手でこれを補ってくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。
性急な心と体となるようにしてくださり、天上に閉ざされていた愛を欽慕することができるよう許諾してくださり、天が喜び得る一つの祭物として捧げられ得るよう導いてくださいますことを、愛するお父様、懇切にお願い申し上げます。
私達の心と体がお父様の喜び得る祭壇の祭物となるよう主管してくださいまして、お父様が親しくお取りになるにふさわしい子女となれるようお導きください。
そうして、お父様のすべての忠告のみ言と命令のみ言を残すところなく受けることができるよう許諾してください。
お父様の勧告と愛の恩賜を嫌々受ける者達がないよう主管してくださいまして、全体が一つの心と一つの喜びをもって、お父様の心を身代わりして一つとなることのできる貴い時間として導いてくださいますことを、お父様、また懇切にお願い申し上げます。
お父様!
自分を中心としたある事情があるとするなら、お父様が火花のような目で洞察して、これに勝つようにしてくださり、この者達が平和と感謝の心を呼び起こして、お父様の実存なさることを悟るようお導きください。
そうして、自らの足らなさを事実のままあからさまにし、悔い改めることのできる感動の役事が現れるよう許諾してください。
お父様!
その感動で私達の心と体が動ずるようにしてくださり、全体が動ずるようにしてくださいまして、私達自体がお父様に感謝の祭物、栄光の祭物として捧げられ得るこの時間となるよう、許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げます。
お父様!
救いの能力をこの民族の上に加えてくださり、民族を代表したアベルの祭壇が勝利の条件を備えて全体を復帰することのできる勝利のアベルの祭壇として捧げ奉ることができるよう許諾してくださいまして、天が要求される祭壇を積むことができるようお導きくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。
天に向かった切ない心情を持ち、隠れた祭壇で万民を身代わりして人知れず贖罪の祭壇を積む子女達がたくさんいることを知っています。
また洞窟、あるいは山や荒野でお父様の心情を身代わりして叫ぶ切ない子女達がたくさんいることを知っていますので、お父様、彼らの前にも終わりの日に約束されたみ旨を現してください。
許諾なさった恩賜を降らせてくださって、早く早くこの民族が天の前にひざを連ねて栄光の祭壇を積むよう許諾してください。
この民族が喜びと勝利を歌うことができるよう、この民族の祭壇全体を身代わりした一つの祭壇を造成し、天上天下に栄光なる真理ののろしを揚げていで立つことができるようにしてくださいますことを懇切にお願い申し上げながら、主のみ名によってお祈りいたしました。
アーメン。
(1956.7.3)
この時間、お父様の前に敬拝を捧げることが、アベルが血の叫びをしたごとくに、懇切に祭物を捧げる時間となるよう許諾してください。
朽ちていく体を中心として集まった者達とならないようお導きくださり、聖別の祭壇となってアベルがお父様と全体の万物の前に香ばしい祭物となったのと同様に、この民族を身代わりしてアベル的な祭壇を築くよう許諾してください。
温柔謙遜にひれ伏す一つの祭物として、捧げられる一つの祭物として、供えられる一つの喜びの祭物としてお父様に敬拝を捧げることのできる子女達として立ててくださいますことをお父様、懇切にお願い申し上げます。
お父様!
眠っているこの国を目覚めさせてください。
闇の中で方向が分からずにさまよっているこの民族を哀れにお思いください。
そのためにお立てになるべき子女を早く早くお立てくださいまして、お召しになる子女を早く早くお召しください。
天に向かった中心を立てて、全体を身代わりすることのできる愛する祭壇として、早く早く成すよう許諾してください。
お父様!
自分のすべての観念や主義主張を率直に表し、父母の心情の前に温情謙遜な祭物となることができるよう許諾してください。
尊厳であられるお父様の前に自らの足らなさを痛感し、自らのすべてのものをお父様に根本的に出してさしあげられるよう許諾してくださいますことを、愛するお父様、懇切にお願い申し上げます。
観念的な信仰姿勢で福を受けようという者達とならないよう許諾してくださり、恩恵を受けようという心だけを持った者達とならないよう許諾してください。
「助けてください」と叫ぶような歴史が六千年を経過しましたので、「私を祭物としてお受け取りください」と言うことのできる祈りの泣き声が地から聞こえ、「天に伝わる時となりましたので、お父様、私をお受け取りください。
私の全部を捧げますのでお受けください」と祈ることのできるこの時間となるよう許諾してください。
私達自体がお父様にふさわしい献げ物となったかを、自ら問うことができるようにしてくださり、顕現されたお父様の聖体の前に立つ度ごとに自らの足らなさを切実に感じ、自ら罪人だということを感じて、お父様にこうべを垂れて敬拝を捧げることができるようお導きください。
私達を目覚めさせて、悔い改めの心が起こるようにしてくださり、善の本性を感じ、善の実体を感じて、お父様の栄光を身代わりして敬拝することのできる時間となるよう許諾してください。
このことは天の願うことであり、この一つのみ旨のために天が動員されているということを知っていますので、三位神が働いてくださり、聖霊の役事を現して、全体をみ手のもとにおいてくださり、全行事を担ってください。
お父様のみ旨を離れた観念や認識を持たないで、ただ全体をお父様に捧げ奉る聖徒の祭壇を築くことができるようお導きくださいますことを懇切にお願い申し上げながら、主のみ名によってお祈りいたしました。
アーメン。
(1956.5.16)
2
伝統的アベルの道を私達が引き継ぐためには、祭物の過程を通して勝利を決定しなければなりません。
本来、人間は神様の変わらない愛の場で、神様の愛を中心として一人の息子となって、一つに統一された基準を備えなければなりませんでした。
しかし、堕落によってその基準を備えられず、二つの愛の結実を持ってきましたがゆえに、あなたはそれを本然のその一つの基準に結束させるための歴史的な闘争路程で、今まで血を流してこられたことを私達は既に知っています。
アベルが行くべき道は、カインを取り戻すことです。
そうして、カインと一つとなって捧げられるその場所には、父母が顕現することができるのであり、世界を代表して父母を中心として四位基台を形成するようになるとき、神様が顕現するというこの原則的原理の前に一致することのできる各自の生涯と、各家庭の生涯と、氏族、民族の生涯路程が展開されるよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げます。
この道のため数十年間闘ってきた統一教会の運命は悲惨でしたが、今、漆黒のような暗い夜が過ぎ去り、光明なる新しい日の光を受けることのできる朝がやって来るこのときにおきまして、新しい服に着替え、新しい使命を背負って新しい希望を持たなければならず、その平面的な希望よりは立体的な希望を持ち、総進軍しなければなりません。
そのような隊列が今、世界から連結されて入ってくるのを知るとき、今、この道の前に同参することのできる栄光を、この民族の前に、統一教会の群れの前に許諾されたことを心から感謝いたします。
そのような群れが多くなるよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げます。
夜も昼も意に介さず、私達は行くべきアベルの道を立てていかなければなりません。
ですので、私達はこの道で滅びてはならず、この峠を越えるにおいて敗者の悲しい苦い杯を飲む群れとなってはなりません。
この峠を越えに越えて、最後の勝利の月桂冠を神様からもらうのではなく、私達が神様の前に提示してさしあげることができなければなりません。
個人はもちろんのこと、家庭、氏族、民族、国家、世界全体がお父様の前にそうでなければならないということを、終生の使命と知って行かなければなりません。
このような群れが統一思想を中心として立っている統一の勇士達であることを知っていますので、その思想に処して終わりまで有終の美を飾り、お父様の前に称賛され誉れを受ける息子・娘達となるよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げます。
この日、万国に散らばっている数多くの統一の群れを記憶してくださり、あちこちで神様の名を賛揚する数多くの宗教者達の前に祝福してくださり、塗炭の苦しみの中で暮らしている人類をお父様が記憶してください。
私達には天上世界にいるすべての哀魂達を蕩減復帰すべき使命があることを思うとき、立体的に加重された責任が、今日、私達の一身に連結されているという事実、とてつもない歴史的な焦点に立っていることを自覚し、きょうの行脚の路程において、堂々たる姿を備え、あす勝利を賛揚しようとする群れとして、最後まで行くよう許諾してくださいますことを再三お願い申し上げながら、すべてを主のみ名によってお祈りいたしました。
アーメン。
(1972.5.14)
3
お父様!
お父様の懐の中で生きなさいと許諾なさったみ意に向かい合っていましたが、心で、体で、み意とは違った中にいるときが多いことを知っています。
足らなくて、天と地の前に、あるいはサタンの前に讒訴されるべき条件があるとするなら、今、再びお父様の愛の力でその条件を遮ってくださり、能力のみ手でこれを補ってくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。
性急な心と体となるようにしてくださり、天上に閉ざされていた愛を欽慕することができるよう許諾してくださり、天が喜び得る一つの祭物として捧げられ得るよう導いてくださいますことを、愛するお父様、懇切にお願い申し上げます。
私達の心と体がお父様の喜び得る祭壇の祭物となるよう主管してくださいまして、お父様が親しくお取りになるにふさわしい子女となれるようお導きください。
そうして、お父様のすべての忠告のみ言と命令のみ言を残すところなく受けることができるよう許諾してください。
お父様の勧告と愛の恩賜を嫌々受ける者達がないよう主管してくださいまして、全体が一つの心と一つの喜びをもって、お父様の心を身代わりして一つとなることのできる貴い時間として導いてくださいますことを、お父様、また懇切にお願い申し上げます。
お父様!
自分を中心としたある事情があるとするなら、お父様が火花のような目で洞察して、これに勝つようにしてくださり、この者達が平和と感謝の心を呼び起こして、お父様の実存なさることを悟るようお導きください。
そうして、自らの足らなさを事実のままあからさまにし、悔い改めることのできる感動の役事が現れるよう許諾してください。
お父様!
その感動で私達の心と体が動ずるようにしてくださり、全体が動ずるようにしてくださいまして、私達自体がお父様に感謝の祭物、栄光の祭物として捧げられ得るこの時間となるよう、許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げます。
お父様!
救いの能力をこの民族の上に加えてくださり、民族を代表したアベルの祭壇が勝利の条件を備えて全体を復帰することのできる勝利のアベルの祭壇として捧げ奉ることができるよう許諾してくださいまして、天が要求される祭壇を積むことができるようお導きくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。
天に向かった切ない心情を持ち、隠れた祭壇で万民を身代わりして人知れず贖罪の祭壇を積む子女達がたくさんいることを知っています。
また洞窟、あるいは山や荒野でお父様の心情を身代わりして叫ぶ切ない子女達がたくさんいることを知っていますので、お父様、彼らの前にも終わりの日に約束されたみ旨を現してください。
許諾なさった恩賜を降らせてくださって、早く早くこの民族が天の前にひざを連ねて栄光の祭壇を積むよう許諾してください。
この民族が喜びと勝利を歌うことができるよう、この民族の祭壇全体を身代わりした一つの祭壇を造成し、天上天下に栄光なる真理ののろしを揚げていで立つことができるようにしてくださいますことを懇切にお願い申し上げながら、主のみ名によってお祈りいたしました。
アーメン。
(1956.7.3)
4
天上に染みわたった恨みの塀を壊してさしあげるべき使命を背負った全人類のために、この日まで苦労の役事を展開してこられたお父様!
今、私達が心で天の染みわたった恨みの塀を壊してさしあげなければならないことを知り、その恨みを地上で解いてさしあげることによって、天上と因縁が結ばれるということを私達は知りました。
天はこの時間も私達を忘れてはいらっしゃいません。
私達を呼んで、私達に対して望まれ、願われるみ旨を命令していらっしゃいますが、今日私達はその呼びかけにこたえることのできる自らとなり、お父様の前に和動の祭物となり得る自らとなっているでしょうか。そのことを考えてみるとき、そのような自らになるにはいまだ及ばず、不完全で足らない立場にいることをお受け入れください。
今、私達が心の門を開いて再び悔い改め、聖別された祭物となることによって、天上に染みわたった恨みが私達をして解怨され得るよう許諾してください。
またそのような喜びのひと日を迎えることのできるあなたの息子・娘達となるよう許諾してくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。
終わりの日の最後の困難な障壁が私達の前に横たわり、死を懸けて闘うべき路程が横たわっているのに、この闘いの路程で天の恨みを抱いて倒れる、物の分からない卑屈な者達とならないよう許諾してくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。
この体と心、既に覚悟したことがあり、祭物として捧げようと思いますので、足らないとお思いにならずお受けくださり、捧げられた祭物としてすべてのものをお父様に任せ、お父様の命令を望むことのできる息子・娘となるよう許諾してくださいますことを、するお父様、懇切にお願い申し上げます。
お父様!
恨みの塀を壊すことのできる息子・娘が多くなるよう許諾してください。
そうして、集まる所ごとに隠れた祭壇となると同時に、現れる祭壇となって、宇宙的な闘いで勝利することができるよう、お父様、許諾してくださり、天の直接的な命令にこたえて宇宙的な闘いで勝利し、勝利ののろしをお父様の前にまで揚げることのできる私達となるよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げ、主のみ名によってお祈りいたしました。アーメン。
(1956.12.2)
5
取るに足らない私達が聖なるお父様の前に出て、「お父様!」と呼ぶことのできる恩賜を許諾してくださったことを考えるとき、お父様、心から感謝を申し上げます。
死亡の呻吟の声がやむ日のない恨みに徹して生きるべき私達に、救いの恩賜を伸ばしてくださったことに感謝をお捧げせずにはいられません。
このことのために数千年の歴史を経過しながら、変わることなく苦労をしてこられた聖なる三位神の恩賜の前に、闇のこの地に光明の光を照らしてくださったお父様の苦労の前に、まず体と心を捧げての恩賜に報いることのできる子女達となるよう許諾してください。
お父様の驚くべき恩賜を心で体恤しながら、闇に浸っていた私達の体が天に秘していた生命の流れに浸り、死亡に浸っていたこの一つの体が、宇宙的なお父様の愛の動脈に連結され得る恩賜を許諾してくださいますことに感謝をお捧げ申し上げます。
お父様!
体と心をすべて捧げてもお父様の恩賜に報いる道のないことを、この時間体恤するようにしてください。
体と心をすべて捧げても、自らおそれ多さを感じる者達となるよう許諾してくださり、自ら足らなさを感じる者達となるよう許諾してください。
お父様!
持てる力と持てる精誠と持てる体と心を尽くしてお父様の前に出てまいりましたので、哀れにお思いください。
お父様の前に一つの生きた祭物として捧げられるべき私達であるにもかかわらず、この日、この時間までそのようにできなかったことをお許しくださいまして、お父様が喜んで受け入れることのできる、永遠に誇ることのできる一つの祭物の姿を早く早く備えることができるようお導きください。
お父様!
お父様がこの民族に対して勝利の祭物となるよう要求しておられるということを、私達が分かるよう許諾してくださいまして、この民族が死亡の波に押し流されるのを食い止めようとしますなら、多くの祭物が要求されるということが分かるよう許諾してください。
お父様が案じられるすべての分野に責任を持つことのできる祭物、お父様の気がかりのもとを解怨してさしあげることのできる祭物、善悪の戦場を清算して天の前に勝利の栄光を帰し奉り得る祭物として、取るに足らない私達をお立てになって導いてくださる恩賜の前に、感謝する心を持ってひれ伏したのでございます。
お父様!
生きた祭物として喜んで受け入れてください。
その次に、お父様が捜し出そうとされる一つの勝利の祭壇を積むことができるようお導きくださり、さらにお父様の哀れみのみ意をこの民族と全人類の前に現してくださいますことを、愛するお父様、懇切にお願い申し上げます。
お父様!
時と時期を知ることのできないあなたのかわいそうな息子・娘の上にも、哀れみと愛ののろしを現してくださり、哀れみのみ言ののろしを現してください。
抱こうとされるお父様の愛の懐に早く早く抱かれて、全体が一つの姿として喜びと栄光を帰し奉り、勝利の祭壇を備えてサタンを屈服させることのできる栄光の祭壇を早く早く築いてくださいますことを懇切にお願い申し上げながら、すべてを主のみ名によってお祈りいたしました。
アーメン。
(1956.12.23)
6
お父様! 私達が、私達の心と志と力をお父様に純粋なまま捧げたときがいつございましたでしょうか。
人類と民族と国家と世界と天宙を代表してそのような時がなかったとしますなら、自らこれを悔い改めて、お父様の前に自分自身の足らなさを痛感する息子・娘達となるよう許諾してください。
今、私達は、私達のすべての生活を純粋なまま捧げなければなりませんし、私達にあるすべての力を純粋なまま捧げなければならず、私達の体と心を純粋なまま捧げなければならず、私達の性稟を純粋なまま捧げなければなりません。
純粋でなければ取ることのできないお父様の事情を知りながらも、私達は使って残ったものを天の前に捧げ、生活をいいかげんにしてきましたので、足らない私達をお許しください。
今、私達は天のみ旨を成すためにご苦労なさったイエス様に倣い、心情的な面ですべてのものを純粋なままお父様の前に捧げますので、祝福してくださいますことを、愛するお父様、懇切にお願い申し上げます。
お父様!
イエス様の心に倣って生死を意に介さず、天を思慕なさったイエス様の心情を体恤するよう許諾してください。
新しい愛を中心とした天の性稟とみ旨に倣う私達となって、愛を中心としたイスラエルとならせてくださり、愛を中心として天の生活を営み、天に侍ることができるようにしてください。
天が喜び得ると同時にイエスと聖霊が喜ぶことができ、千々万聖徒達が喜び、全地上の被造万物まで永遠に喜び得る理想世界を建設すべき聖徒、またサタンを屈服させてお父様の前に誇らしく立つことのできる、真なる勝利の新婦とならなければならないということが分からない私達とはならないよう、目覚めさせてくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。
今私達、悔い改めて涙を流すとしても、世界的に流すようにしてくださり、心を尽くすとしても宇宙的に、志を尽くすとしても宇宙的に、性稟を尽くすとしても天宙的に尽くして余りあるよう導いてくださいますことを懇切にお願い申し上げます。
また私達、純粋なまま捧げる生活をし、個人のものを集めて全体のものとして、氏族と民族と国家、人類を身代わりして捧げることのできる栄光を得るよう許諾してくださり、新しい心と体を装ってお父様の前に出ていけるようお導きくださいますことを懇切に願いながら、すべてを主のみ名によってお祈りいたします。
アーメン。
(1957.2.24一九五七・二・二四)
7
お父様!
私達は今、神様のための勝利者となる道を行かなければならないということを知ったのです。
この道は涙の道であり、血と汗の道であり、またこの道は自らの血と肉をすべての元素に分立して、万民の前に分け与える祭物の道であると知りました。
この道を外れるとき、私達はお父様の望まれる宇宙的な勝利の園で生きることができないということも知りました。
お父様!
私達の生命は私達のものではなく、私達の愛は私達のものではなく、私達の子女も私達のものではなく、私達のすべての物質も私達のものでないことを知るのです。
私達が、私達の欲望によって自分のためにすべてのものを所有しようとするなら、私達に所有されるものは何もないということを知っていますので、私達のすべてのものをお父様に捧げることのできる祭物たる立場に立つよう許諾してください。
人間であるなら誰でも六千年の恨みを蕩減し、勝利者とならなければならないということを知りましたので、お父様、きょうここに集った息子・娘達、この道を行くために、涙の道も、汗を流す道も、死の道をも意に介さず、ただお父様を身代わりして世界的で天宙的な使命を果たし、復帰された立場でお父様の栄光を歌うことができるよう許諾してください。
そうして、怨讐サタンを主管し、喜びの涙でもってお父様の前に万物万象を帰し奉り得る子女達の姿として立ててくださいますことを懇切にお願い申し上げます。
このすべてのものをお父様にお任せしましたので、私達をして勝利のための涙の道、汗の道、血の道を行かせてください。
この勝利の道を開拓すべき使命がきょう私達に賦与されましたので、私達がこの歴史的な勝利の使命を果たし、十字架の祭物として捧げられるよう許諾してください。すべてを主のみ名によってお祈りいたしました。
アーメン。
(1957.6.30)
8
お父様の望まれる勝利のひと日がいまだに現れていないことを私達は知っています。
最後の勝利のために、今日までお父様が血のにじむ闘いの路程を歩んでこられたことを考えるときに、私達は身の置きどころを知らないものです。
私達は真理で武装してお父様のみ旨を守らなければならないということを知っていますし、お父様が願われる善のみ旨を広げるためには私達のすべてのものを捧げて闘っていかなければならないことを知っていますので、私達の心と体が動員されるよう許諾してください。
そうしてお父様に栄光を帰し奉り得る日が早く早く臨むよう許諾してくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。
このひと日を捜し出すために、私達の先祖達が歴史路程を経てきながら疲れもし、苦しみにもぶつかりながら、骨髄に染みわたるように主の時を待ってきましたが、私達人間によって今まで成されなかった悲しみが、地と天に染みわたっているということを知っています。
足らない私達、取るに足らない私達、無能力な私達をお父様がお呼びになって、お望みになったその栄光の日を取り戻すための血のにじむ曲折があったということを私達に分かるようにしてくださり、み旨のために心と体をすべて捧げて闘い得る、覚悟と決心を持つようにしてくださったお父様の恩賜の前に感謝をお捧げいたします。
お父様、私達の心を再び聖別し、私達を祭物として受け入れてくださいまして、サタンの讒訴条件を完全に分立し、お父様だけがお取りになり、お父様だけが誇り得る息子・娘となるよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げます。
今、願うみ旨に対して、私達が心と体で忠誠を尽くし、私達の心で新しい恩賜を感じるよう許諾してください。
体と心にあふれ流れるお父様の栄光の恩賜を体恤するよう、お父様、役事してください。
今まで私達が生活した内容と責任を果たせなかったことを、お父様の前に表し、ひれ伏すよう許諾してください。
矛盾した人間の矛盾した子供がお父様の真理を身代わりできないことを自認するとするなら、自らのすべてのものをお父様の前に表し、自らお父様の恩賜に徹するよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げながら、主のみ名によってお祈りいたしました。
アーメン。
(1958.2.23)
9
私達は一からすべてのことに至るまで、お父様に要求しなければならない足らない立場に立っていますので、お父様、哀れみの手でお導きください。
また、先祖達から受け継いだ罪悪の力と性稟が、私達の心の門を閉じていますので、能力の恩賜を現して暗い心の門を開いてくださり、善に向かって走ることができるよう導いてくださいますことを、愛するお父様、懇切にお願い申し上げます。
天が私達に任せた使命は、私達一個体だけのための使命でなく、民族と人類のためになり、千々万聖徒達の恨みまで解いてさしあげなければならない使命であることを私達は知ったものです。
取るに足らない私達ですが、そのような天倫のみ旨を成就してさしあげなければならない使命がありますので、この場にひれ伏したあなたの息子・娘達の体と心を祭物になさって、願われる宇宙的なその一つのみ旨を成してくださり、そのみ旨を成すに少しも不足のない私達自体として立ててくださいますことを、愛のお父様、懇切にお願い申し上げます。
天のみ旨に向かって進むことを願うあなたの息子・娘の前に、さまざまな困難が立ちはだかっていますので、お父様、力を許諾してくださり、能力のみ手をもって私達をつかんでください。
この者達に、あなたが闘われた全体の闘いをお任せになり、勝つよう許諾してください。
そうして、億万のサタンの前に、神様のみ旨を高く賛揚することのできる息子・娘となるよう許諾してくださいますことを、愛するお父様、懇切にお願い申し上げます。
取るに足らない私達に、この民族を身代わりして闘うことのできる天の使命を任せてくださったことに対して、感謝をお捧げいたします。
私達には闘いの旗印を掲げて天に向かっていかなければならない宇宙的な責任がありますので、お父様、あなたの能力をお与えください。
お父様のみ旨に向かって、行くまいとしても行かざるを得ないように、あなたの感動の役事とあなたの直接的な動きを私達の生涯を通して現し、永遠不変の路程に向かって走ることができるようお導きください。
そうして、億万のサタンと闘って勝ち、すべての群れの前にお父様が共にある息子・娘であることを証しても余りあるようお導きくださいますことを懇切にお願い申し上げながら、このすべてを主のみ名によってお祈りいたしました。
アーメン。
(1957.2.17)
10
お父様!
この場にひれ伏したあなたの息子・娘達をお捨てにならず、体と心全体をお父様に捧げるにおいて、ためらわない息子・娘となるよう許諾してください。
ご覧になるのに、不足で不忠な点、ふさわしくない点がたくさんございますが、お父様が私達を捜し出すために苦労してこられた歴史的な心情にすがって私達の体と心をすべて捧げますので、親しく主管してください。
足らない部分をお父様、聖霊の炎で燃やして聖別させてくださり、お父様がお取りになるにふさわしい私達となって、体と心全体を一つに束ねて捧げ奉ることができるよう、許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げます。
お父様!
あなたの息子・娘達がこの場まで従ってきた険しい足跡は、お父様の涙の跡を身代わりした足取りでしたし、物悲しさがにじんだ、血と肉を引き裂くようなお父様の路程を身代わりした歩みでした。
お父様、私達が心で覚悟したことと、体を動かし行動することをお知りになって、この時間私達をあなたの深い愛の心情で親しく抱いてくださいまして、サタンの讒訴条件に引っかかる生命が一つもないよう許諾してくださいますことを、
お父様、
懇切にお願い申し上げます。
お父様、私達を立ててこの民族の前に、新しいみ言を伝えようとなさるみ旨を私達は知っていますが、私達の不忠と足らなさによって、お父様の願われる使命と責任を果たすことができずにお父様を悲しませることがないであろうかと焦る気持ちを持っています。
お父様のみ旨に対してきた今までの足らない事実をお察しくださいまして、それを補うことのできるお父様の生命の力と愛の力を加えてください。
どのような使命と責任であっても果たし抜くことのできる直接的な恩賜を私達に下してくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。
私達が行く路程には、その道を遮るために億万のサタン達がうごめいていますので、これに備えた私達の体と心の決心が完全となり、私達がお父様の前に生命の祭物となり、最後まで耐え忍んでサタンとの闘いに失敗しないよう、お父様、お導きください。
最初に持っていた覚悟と決心をもって前進し、ただお父様の栄光を表すために努力し闘っていくことのできる息子・娘達となるよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げながら、主のみ名によってお祈りいたしました。
アーメン。
(1958.10.12)
11
お父様!
私達の心をお父様がご存じであり、私達の体をお父様がご存じですので、この時間、お父様のみ前にひれ伏した私達のこの一つの体と心に足らないものがあるとするなら、お父様、能力を現してくださり、能力のみ手、再創造の役事を起こしてくださって、聖別された姿となるよう許諾してください。
お父様だけが運行することができ、お父様だけが主管することができ、お父様だけが勧告できるよう許諾してくださいますことを、愛するお父様、懇切にお願い申し上げます。
多くの人がこの地上で生きていますが、その中で取るに足らない私達をお選びになり、何もない私達を呼んでくださったお父様の前に、責任と使命を果たせないのではと恐れる気持ちを持っていますので、お父様!この時間私達を勧告してください。
モーセが杖で紅海を打ったとき、紅海が分かれたのを知っています。
お父様が私達の杖となってくださり、私達がお父様のみ手が動ずるままに動ずることのできる天の棒となるよう許諾してくださいますことを、愛するお父様、懇切にお願い申し上げます。
既に、闘いの場に向かって行軍しなければならない最後の時となりましたので、今、自分を見つめ、自分がどこに処しているのかを見分けるよう許諾してください。
お父様のものとして捧げられる私達となるよう導いてください。
各自の立場で、処した所々でお父様の前に祭物として捧げられる息子・娘となるよう許諾してくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。
私達が新しい生命の爆弾となって投げられることにより、死んでいた生命が生き返り、お父様の安息の基を取り戻してさしあげることのできる喜びの日が、早く早く地球村の中に現れるよう許諾してくださり、この民族の中に現れるよう許諾してくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。
今、私達の不忠な体と心を一つに束ねて、お父様の前に捧げることを願いますので、自ら罪のすべての要素を捨て、純潔な体と心として、お父様だけのものとして捧げられ得るよう祝福してくださいまして、サタンの侵犯がないよう許諾してください。
すべてを主のみ名によってお祈りいたしました。
アーメン。
(1958.12.14)
12
愛のお父様!
愛の理想の園を眺めながらお父様の愛を欽慕すべき人間達が、愛の理想の園を建設なさろうとされるお父様の心情を排斥したのち、物悲しい血涙の足跡を残しつつ、数千年の歴史路程を経てきたのでございます。
このような私達人間を受け入れてください。
失ってしまったお父様の愛を慕わなければならない時が来ましたし、お父様の心情をたどってお父様の側に立たなければならない復帰の終わりの日が近づいているのを私達は知っています。
愛のお父様、きょう私達をお立てになって新しく勧告してください。
私達をお呼びになられましたので、新しく戒めてください。
復帰の悲しみを取り除き、歓喜と栄光の姿でお父様の前に敬拝を捧げることのできる私達となるよう許諾してくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。
今、私達の心が私達の心だけにとどまらないよう許諾してくださり、私達の体が自分だけの体とならないよう許諾してください。
私達が感じる感情から、私達が持っている観念や主義主張まで、すべてのものが私達のものとならないよう許諾してください。
私達から始まったものは一つもなく、すべてのものが天を根拠として成された事実を私達が知っていますので、この時間、お父様のものとしてすべて提示し、お父様のものとしてすべて帰し奉ることのできる私達となるよう許諾してくださいますことを、愛するお父様、懇切にお願い申し上げます。
私達の一個体は私の心を主張するとしても、その心だけをもって万象の前に現れることはできないのであり、私の体といっても誇らしく万民の前に現れることのできない自らであることが分かるよう許諾してください。
自分が持っている何をもっても、自ら万宇宙の前に誇って立つことのできない自らであることを認定するようにしてください。
そうして、自分のものをすべて差し出し、お父様の復活の心情を受けてお父様の心情に和するようにしてくださり、お父様の心情に深く食い込むことができるよう導いてください。
再創造の命令のみ言を歓喜の心情で受けることのできる懇切な心を許諾してくださいますことを、愛するお父様、懇切にお願い申し上げます。
お父様の前に捧げるべきものはただ懇切なる心だけですので、この心をお父様のものとしてすべて受け入れてくださり、この体をお父様に捧げますので、一つの生きた祭物とならせてください。
主のみ名によってお祈りいたしました。
アーメン。
(1958.12.21)
13
お父様!
あなたのために生きるべきこの地の万民を復帰しようとなさるあなたは、どれほど悲壮な事情が多かったことでしょうか。
お父様!
み旨を知ったのち、あなたのために生きようという心が懇切であり、凄涼で切ない心情が積もりながらも、そのみ言のままお父様の前に忠誠の道理を立てる者がこの地上に多くないということを思うものです。
天地を創造されたあなたにそのような事情があると、誰が思ったでしょうか。
お父様!
数多くの民族の中でかわいそうな統一の群れを守ってくださいましたことに心から感謝を申し上げます。
私達がついていくこの道、他人が排斥し、他人が違うと言うこの道は、涙なくしては行けない道であり、死を覚悟して行かなければならない道であることを知るものです。
遅れてではありますが、涙とともにお父様の前に訴え、現れるようになった私達自身であることを思うとき、一面では悲しく悔しいのですが、あなたの心情と近い立場に立ち得るということを思うとき、心から感謝を申し上げます。
お父様!
今、最後の時期は急変しています。このような時に歴史的な因縁で私達が集められたことを知っています。
ゆえに、きょう勝つべきであり、あすは開拓すべきですので、きょうの勝利とあすの開拓を誓うことのできる天の勇士達となるようにしてください。
お父様、懇切にお願い申し上げます。
患難の中でもこの身を守ってくださった私のお父様!困難な中でお命じになり、絶望の途上でも「私がいるから、また行け」と命令されたお父様がいらっしゃったことを、私ははっきり知るものです。
今、お父様の前に忠誠の道理を果たし、お父様のご命令どおり従ってきて、厳しい環境も既に越えてきましたが、お父様の営まれるみ旨は奥深く、お父様の摂理は奇妙だと言うしかありません。
お父様!
困難が近づいてくるとき、その背後ではあなたがいつも贈り物を持ってこられるということを知りました。
お父様は打たれる者を愛され、迫害に耐えて勝利する者を祝福してくださることを知りましたので、きょうの食口達が心を尽くし、あなたを見つめる至誠を、お父様、記憶してくださり、この者達を捨てておかないでください。
懇切にお願い申し上げます。
涙がにじんだこの者達の行動が、お父様の心情の園に花を咲かせるようにしてくださり、お父様がお残しになった十字架路程で、勝利の盾となることができるよう役事してくださいますことを懇切にお願い申し上げます。
今、行くべき復帰の途上に立ったので、死んでも行かなければならず、生きたとしても行かなければなりません。
ここにお父様だけが共にいてください。
あるいは倒れてしまうとしても、あなたを証することができ、あなたから証され得るあなたの息子・娘となるようにしてくださいますことを懇切にお願い申し上げ、このすべてを主のみ名によってお祈りいたしました。
アーメン。
(1964.10.3)
14
お父様!
この三千万民族を哀れにお思いください。
悲しみの谷間を越え、長い歴史路程を経てきて、道を失って彷徨しながらも行くべき目的地が分からずにあえいでいたこの民族の前に、天の義なる新しい便りが伝えられるよう許諾してくださいまして、新しい復活の祭壇を積むことのできるひと日を許諾してください。
新しい栄光の時間をこの民族の前に許諾してくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。
足らない私達をお集めになって、お父様が民族の前に祭物となれと命令なさったのを知っていますので、天の前に責任を果たせなかった足らない自らを自嘆する立場にとどまるのではなく、お父様のみ旨の前にすべてのものを捧げる祭物、一つの爆弾としてサタンの都に攻め込み、爆発することのできる息子・娘となるようにしてくださいますことを懇切にお願い申し上げます。
行くべきところが分からずに彷徨する群れはこの民族だけではありませんので、この地上に生きている数多くの人類の上にも新しい黎明の鐘の音を鳴らしてくださり、生命の光を現してください。
お父様の栄光のひと日を紹介することのできる時間が早く早く来るようにしてくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。
私達を呼んでお立てになり、天の全体的な摂理のみ旨を教えてくださったお父様!きょう私達はお父様のみ旨を知りましたので、私達がそのみ旨のために行動できるよう、直接的な能力を行使してください。
躊躇する私達の足取りを促してくださり、ためらうこの体を、お父様、突き動かしてくださり、お父様が願われる善の福地に向かい、新しい覚悟と決心を持って前進また前進することのできる天の息子・娘達となるよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げながら、主のみ名によってお祈りいたしました。
アーメン。
(1959.3.8)
15
「私はお残しになった善の園に向かっていく人であり、お残しになった使命のために闘う天の勇士だ」と言えるようにしてください。
お父様が捜していらっしゃる姿が自らであることを知って、捜し出されるために努力していることを、お父様の前に明示できる各自となるようにしてください。
自ら覚悟し自ら聖別することのできる姿となりますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。
お父様!
散らばった心を収拾して本郷を慕うことのできる、再創造のみ手が加えられ得るようにしてくださいまして、お父様の祝福を相続する前に、まずお父様の悲しみを相続し、その悲しみの主人公となって、お父様の前に壮語して、いで立とうという覚悟と決心をする姿となりますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。
きょう統一の理念を備えて、人が「そうではない」と言うこの立場に私達を追い立てられたお父様、自分が願わないそのひと所に歩みを促すよう追い立てられたお父様、善なることを始められる方もお父様であり、善なることを成就される方もお父様であられることを知っています。
お父様のみ旨と通じなくては、お呼びになりお集めになるみ旨が成就し得ないということを知っていますので、このみ旨の前に水となり、人となり、油となることができ、きょうもあすもみ旨の前に謙遜な祭物となることができるよう懇切にお願い申し上げます。
悪なる世の中を燃やすことのできる油とならなければならず、善に対しては温柔謙遜でなければならないことを知っています。
お父様がこのような法度で私達を訪ねてこられるために、イエス様が高くする者は低くされ、低くする者は高くされると語られ、犠牲と奉仕と温柔謙遜をもって天道を立てていかれたということを知っています。
私達もその中心に徹し、自らの足らなさを知ってお父様の前に無限に謙遜になることができ、自分自身の一切のものを祭物として捧げることのできる心情が、各自の心と体を通して天の心にまで達することができるよう、許諾してくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。
今、私達の心がお父様に向かって無限に走ることができるようにしてくださいまして、お父様が恋しくてしがみつきたい心と子供のような心情を備えて、お父様を無限に欽慕し得る姿となり、罪悪に染まった一切の主義や一切の観念、一切の意識が私達から離れるようにしてください。
願わくは、この時間、本心が発露され、本性が発露されて本然の姿が現れるようお導きください。そして、お父様がお喜びになることができ、お父様が再び抱くことができ、万宇宙とサタンの前に立てて誇ることのできる私達となるよう役事してくださり、さらに一段階を越えてお父様の前にこうべを垂れる者達となるようにしてくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。
不義と悪に対しては、激怒して我慢することのできない公憤の心情を持ち、この体が祭壇に上がったとしても、天倫の開拓者の姿、立てられた天の精兵として屈することなく闘う者達となるよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げ、すべてを主のみ名によってお祈りいたしました。
アーメン。
(1959.4.12)
16
お父様が来いと言われる道にいで立った私達、その道が喜びの道だと思いましたが、行ってみると限りなく涙を注ぎながら行く道であることが分かるようになりましたし、人が知らない中、天と地を身代わりして恨みの心情を抱かなければならない、物悲しく寂しく憂いの多い道だということを知るようになったものです。
その道は生きようとする者が生きられない道であり、死のうとする者だけが残される道であることを体恤しないわけにはいきません。
お父様!
ここに集ったあなたの寂しい息子・娘達を哀れにお思いください。この者達の心に天的な理念が動いているでしょうか。
その理念は自分を中心とした理念でなく、歴史的な理念であることが分かるようにしてください。
理念を通して動く心情があるでしょうか。
その心情は自分一代でとどまる心情でないことが分かるようにしてください。
受ける恩賜と感じる恩賜をこの者達が体恤したとするなら、今自分を中心として、自分一人でだけ天の国を成して生きるのではないことが分かるようにしてください。
このことをお始めになった方があなたでしたので、自分のすべてのものをお父様のものとして捧げ奉ることのできる私達となるよう許諾してくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。
お父様が来いと言われるその道にいで立ちましたときに、私達はすべてのものを既にお父様の前にお捧げしました。
私達が持っているすべてのもの、私達の心情までもお父様のものとしてお捧げしました。
全体を捧げても喜ぶことのできる一つの姿をお父様は慕っておられますが、なくなるものを見て悲しむ私達となっていることをお許しください。
すべてを委ねても無限に喜ぶことのできる心を持つよう許諾してください。
このような心を所有した者はお父様の全体を所有する者であり、このように天に対する懇切なる心情を抱いて行く者は天と地で勝利するであろうことを知っています。
お父様!
私達の生活環境からすべてのものを奪っていくのは、お父様がお喜びになるためではなく、お父様の全体を私達に受け継がせるための摂理のみ旨があったことを知ったものです。
そのような曲折のみ意を持って私達を訪ねなければならず、呼ばなければならず、来いと言わなければならないお父様の心情を知ったものです。
まだ自分を中心とした意識や感触が残っているとするなら、今それをみな、お父様の前に出させてください。
そうして、天と地に存在するすべての万象を眺め、お父様の前に無限に感謝を捧げることのできる心だけを私達の体と心に満たしてくださいますことを懇切にお願い申し上げながら、すべてを主のみ名によってお祈りいたしました。
アーメン。
(1959.5.17)
17
お父様!
私にお父様がいなければ、やはりかわいそうな者であると言えます。
寂しいとすれば、これ以上に寂しい立場はないことを知っています。
友もなく、事情も通じることのできない荒漠とした荒れ地にお父様が追いやるようになるときに孤児のような心情で見つめていたお父様の視線を私が知ったものです。
失った父母の心情をもち、子供を探すために苦しまれるお父様の姿を私が見つめました。
それゆえ、今日、この場まで倒れずに来たことを思うとき、お父様、おそれ多いものです。
世の中で誰も私を分かってくれなくとも、私はお父様をつかんでいることが誇りです。
悲しいときも、私のお父様であられ、うれしいときも、私のお父様であられました。
しかし、私よりももっと悲しい立場におられるお父様であることを知りましたので、もてる力を尽くそうと……。
行く道を振り返り、私が今まで余力の残っている立場で忠誠を尽くせなかったという恨が残るかもしれないと思って、悲しい心がいつもこの体から離れないようにしてください。
きょうもそうであり、あすもそうであり、ひと日の休む時間にも自らをむち打ち、お父様の心情をつかんで涙を流し、お父様と呼ぶことのできるその時間を慕うことをあなたはご存じです。
ここにひざまずいた人々の中にはかわいそうな寂しい群れもあります。
お父様。この者達は若い青年達です。
人よりももっと食べたいし、人よりももっと自慢したいし、人よりももっと尊敬されたいのが若者の気質であることを、私はよく知っています。
しかし、この青春時代のすべての欲望をみな地に埋め、お父様の懐が慕わしくてあえぎながら走ってきたあなたの息子・娘ですので、今、手をつかみ、「わが子よ!」と呼ぶことのできるお父様となってくださり、今、直接関与なさって私達の前途をお守りくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。
残されたこの民族的使命と残されたこの世界的使命が私達の前にありますので、どうかここで倒れることなく最後まで残る者となって、お父様のみ前に解放の自由と栄光をうたうことのできる息子・娘となるようお許しくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。
復帰の使命を完結するための子女の名分をもちましたが、今、再び帰らなければならない私達の道が残っていますので、行くまいとしても行かざるを得ない使命的な基台に向かっていくこの者達とならなければなりませんので、行く道をお守りくださいますことを、懇切にお願い申し上げます。
私をそのような場で保護してくださったので、この者達もそのような場で保護してくださるお父様であることを私が知っています。
そのような試練の中で心配されたお父様であることを私が知っているので、この者達もそのような試練の場で保護してくださることを知っています。
そのような試練とそのような塗炭の苦しみの中で勝利の場を備えお父様の前に捧げるときに、万福の福を加えてくださっても、不足ではないかとお尋ねになるお父様であることを私が知りましたので、この者達もそのような場で祝福してくださることを懇切にお願い申し上げます。
お父様、時は、この地上で長くはないことを知っています。
一度しかない、私達においては無限な価値の時期を迎えましたので、この価値の道を逃し、千秋万代に、あるいは永遠の世界に行って嘆息する者達とならないよう、お許しくださいますことを懇切にお願い申し上げます。
生きている間に、肉を着ているこの期間において、すべての精力を傾ける孝子・孝女となるようにしてくださり、忠臣・烈女になるようにしてくださって、新しい天地の歴史路程においてこの者達が行った道を孝誠といってくださり、この者達が行った道を忠誠といってください。
そうして、お父様の永遠の栄光がこの者達の土台の上にとこしえにとこしえに宿るようお許しくださいますことを懇切にお願い申し上げます。
万々世の栄光と祝福と権威がこの者達と愛する子女達と全天地に散らばっているあなたの息子・娘達の上に、そして、今後、み旨の前に立てられるべき数多くの人類の上に、天上の復帰の解怨の前において、悲しみの心情を抱き、見つめている数多くの千々万聖徒達がいる天上にまでお父様の栄光が共にあってくださり、特権的恵沢を現してくださって、新しい栄光の土台で私達の群れと全天地を追い立ててくださいますことを懇切にお願い申し上げます。
そうして、お父様は真なる真の父母と真の子女と真の食口達と真の天地の中心となられて、心情的な一体を成すことのできる一つの世界を早く早く成すようお許しください……。
主のみ名によってお祈りいたしました。
アーメン。
(1963.3.25)
18
お父様、恨み多い復帰の道がこのように複雑だということを、私達は知るものです。
しかし、複雑な道をすべて過ごし、お父様の安息することのできる一つの峠を残し、踏み越え、闘いきた私達が今、希望の日を賛揚することのできる時が近づいたということを隠然とした中、感じるようになりました。
このすべては私達が苦労したものではありませんでしたし、人が知らない中、無限な苦労の土台の上に、私達を召して立てるためのお父様の苦労のゆえであることを知っています。
今日、私達の前に、父母の日を与えてくださいました。
子女の日を与えてくださいました。
万物をつくることのできる、お父様を中心とした心情に通じることのできる基盤の上で、一つの家庭を主とした一つの氏族と民族と世界と天宙を身代わりしたお父様に侍ることのできるこの驚くべき因縁圏内に私達を立てられたことに感謝いたします。
この因縁が私を導き得る場で自分が嘆く者にならないようお許しください。
自分がこの因縁を収拾することができ、この因縁を導いていける一つの責任者にならなければならないことを、私達が知りましたし、このような目的を達成するためにこのような日々が必要だったことを知りました。
こうして、億千万の神様の恨み、人類の恨み、万物の恨み、天上の恨みを晴らし、この怨讐の降伏文を受け、お父様の前に帰し奉るべき息子・娘の責任を果たすべきなのが私達の使命であることを知りました。
今、失ったすべての万物圏内において立ててあげるべき全体的な内容を自ら復帰させるにおいて私達が責任的活動をしなければならないことを知りました。
今からはお父様を安息させ、すべての悲しみの歴史は私達の時代において横的な基準の上に、人間達同士責任を負い、縦的な基準で栄光だけを帰し奉ることのできる私達となるようお許しくださいますことを、懇切にお願い申し上げます。
今、摂理路程の最後の峠に向かって越えていくこの時において、天と地とすべての万物がここに一つになるようにしてくださり、心情がある所を中心としてすべての勝利の決定的な基盤を築いてくださって、お父様の栄光の永遠な基準の上に勝利的な栄光として現れるようお許しくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。
このために数多くのあなたの息子・娘達が、きょうも闘っていますし、この時間にも、あなたに向かって訴えていますので、この訴える全体的な内容の心情を自らお聞きくださり、勝利の成就のひと日をみ旨全体の前に成してくださいますことを、懇切にお願い申し上げます。
このことのために海外に散らばっているすべてのあなたの息子・娘の上にも等しい恩賜の圏内で保護してくださり、その激しい闘いの前に疲れないようお許しください。
最後の栄光のひと日を共に迎える時まで最後まで耐えて残る群れとなるようお許しくださいますことを、懇切にお願い申し上げます。
今日、この時間まで共にいてくださったことに感謝し、帰っていく私達の心と体を通して私達が各々もう一度、新しい決心を抱き、再び新しく収拾された基盤の上に、栄光を身代わりして、再び天の勝利的な勇士として立つに不足のない自分自身を見いだすために努力するようにしてくださいますことを、懇切にお願い申し上げます。
すべてのことをみ意のままに成してください。
お父様の計画された勝利の栄光だけが全天宙間に成されるよう許諾してください。
主のみ名によってお祈りいたしました。
アーメン。
(1963.5.15)
19
お父様、ここの幼い花のような青春の時期にあるこの者達を記憶してください。
この者達の唇は汚されてはいません。
この者達の目はまだ天の悲しい光を好まない立場にあります。
この者達の心情から響いてくる鼓動とそれを通して伸びてくる動脈と血肉はまだサタン世界と接しないでいますので、この者達をお父様、あなたのものとしてお受けくださり、民族のために蒔き、民族のために見、民族のために語り、民族のために闘うことのできるあなたの息子・娘となるようお許しくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。
三十歳を過ぎ、四十歳を越せば、人生の残りの日が縮小されることを心配するのが人間ですが、行く所を心配せず、希望を描くことができるよう若い時節にとても大きな希望をたっぷりとその心に込めお父様と無限にささやき、お父様と無限に同居しながら、深く高く広く生きることのできるこの若者達となるようお許しくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。
ここにいる成和の若者達を、お父様、記憶してください。
この者達が統一教会を代表することのできる生きた祭物、三千万を代表することのできる生きた祭物、三十億人類と天下を身代わりすることのできる生きた祭物になるようにしてください。
また、後代の多くの人の手本となることのできる生きた祭物となることを新しく誓い、新たに決意することのできるこの時間となるようにしてくださって、あすから新しい私として出発することのできる自分達となるようにしてくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。
今、統一教会が、統一教団が今後、お父様の前に勝敗の鞭を持ち、最後の盾として責任を果たすのか、果たせないのかというこのような重大な時期に置かれていることが分かるようお許しください。
自分がこの地にいなくてはならないということが分かるようにしてください。
私達は取るに足りませんが、人間的な使命を身代わりして天と共に立ったし、天の因縁と共に立ちましたので、小さい者でも強く雄々しいことを悟るよう許諾してくださり、無力な者でも勇猛なことを悟ることのできる者となるよう許諾してくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。
残っている三千万民族、残っている三十億人類、残っている数多くの霊界の先祖達に誰が責任を負うでしょうか。
涙を落としながらひざまずき、両手で合掌し、心からわき上がる、血肉が動ずることのできるこのような前進の炎と共に、天を仰ぎ見、清い口でお父様の前に「私を送ってください」と言うことのできる群れをあなたはどれほど待ち焦がれたことでしょうか。
ここで訴えるこの息子も、それを待ち焦がれたのに、あなたはどれほど待ち焦がれていたでしょうか。
ここにひれ伏したあなたの息子・娘達は、どうか表面だけの群れにならないよう許諾してください。
卑劣な群れにならないよう許諾してください。
お父様のみ前にひれ伏して捧げる祈祷の言葉がのちの日に、讒訴を受けかねない言葉とならないよう許諾してください。
お父様の栄光を表し、お父様の誇りを表し、お父様の尊い価値を表すことのできる、幼い息子・娘達となるよう許諾してくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。
この者達は恵みを受けた者達でした。この者達は悲しい立場においても、悲しい者ではありませんでした。
なぜなら、この者達が悲しくて涙を流すようになれば、三千万を痛哭させることのできる者であり、三十億人類を痛哭させることのできる者であるがゆえに、悲しい者ではありませんでした。
この者達が死の場に出ていくとしても、個体が死ぬとしても、三千万をみ旨のために死なせることのできる者であり、三十億人類をみ旨のために死なせることのできる者であるがゆえに、今後、いくら苦痛の場に行くとしても、この者達はかわいそうな者ではないことを悟り、残された責任と使命舞台において天がとこしえにとこしえに求めていたただ一つの存在として、信じ、誇ることができ、信じ、愛することのできる息子・娘となるようお許しくださいますことを、懇切にお願い申し上げます。
万々世の栄光が成長しているこの者達の両肘に共にあるようにしてくださり、三千万とこの人類の前に及ぶ新しい世界の運勢は、この者達と共に因縁を結んでください。
目的となさるお父様のみ旨の園の上に大切に抱かれ、お父様の誇りの懐に抱かれ、万宇宙を身代わりして立つことのできる息子・娘達となるに不足がないよう、お父様、お守りくださり、保護してくださいますことを、懇切にお願いしながら、すべてを主のみ名によってお祈りいたしました。
アーメン。
(1963.3.15)
20
無数の国の中、無数の人々の中、無数の地域の歴史を経てこられたお父様!
そのうち、一国一民族をお立てになって、一人を探してこられたお父様の苦労の歴史を私たちが知りました。
多くの民族のうち、この民族を記憶してくださり、多くの民族のうち、今日、私たち個体を記憶してくださったし、個体のうち、とりわけ天が記憶しようとされ、格別な心情のみ旨を広げようとされるのを知りました。
今まで、そのみ旨の前において、喜びの実体になれなかったということを知りました。
今、この一基準において、お父様が喜ぶことのできる実体として捧げることのできる天の勝利の息子・娘とならなければならないということを、いま一度、覚悟し、いま一度、天のみ前に誓わなければなりません。
この三千里半島を舞台にし、数多くの人類が暮らしているこの地球星を自分の掌中に収めることを希望の目標として、力強く出発することのできる息子・娘が必要だということを知りました。
この国家の情勢が混乱したこの時に今日、私たちだけでも団結し、この民族の前において心情を暴露し、行くところの道を誓うことのできる私たちとなりました。
残されたこの民族の前に守るべきこの祭壇と残されたこの民族の前に捧げるべき祭物たる価値を私たちが刈り取り、お父様のみ前に実体として捧げるに不足のない者たちとなるよう許諾してくださいますことを、懇切にお願い申し上げます。
きょう、このひと日全体をお守りくださり、志された摂理の中で、私たちを残すために無限にご苦労されたお父様のみ前に感謝を申し上げます。
私たちを導いてこられたみ旨を私たちが裏切らない限り、み旨が成されて、残され得る群れの立場に喜びの中、同参できるよう祝福してくださいますことを、懇切にお願い申し上げます。
再び出会う時まで、お父様の深い愛の懐に保護してくださることを、懇切にお願い申し上げながら、主のみ名によってお祈りいたしました。
アーメン。
(1963.3.3)
21
お父様!
お父様が行かれる道がどうして私たち個人の行く足取りと同じであり得ましょうか。
また、お父様の内情がどうして私たちの個人的な内情と通じ得ると感じましょうか。
恨み多い曲折と悲しみの中でも耐えてこられた私たちのお父様!
そのお父様を眺めることのできない私たちでございます。
お父様を知ることができずに走っていた愚かな過去の日々を、お許しくださいますことを懇切にお願い申し上げます。
今、世界を審判して新しい歴史を創造していくべき重大な使命を中心として、私たちが行くべき方向と個人的に取るべき生活態度を知っていますので、お父様、そのような日を待ち望んでこられたお父様の心情を、私たちが忘れないようにしてくださいますことを懇切にお願い申し上げます。
お父様!
統一の群れをここまで追い立てるために、あなたはどれほど苦労なさいましたでしょうか。
今、これから行くべき私たちの行路にはさまざまな試練が残っているということを知っています。
天がこのように曲折の中で耐えられた心情を私たちがたどる度ごとに、お父様を抱き締めて身もだえしても取り留めようがないという事実を知り、涙を流しながらお父様を呼んでいるのでございます。
お父様!
きょうも各地に散らばってひと日の勝利を期して出ていく彼らの上に力となってくださり、盾となってください。
世界に散らばってここに向かって祈祷する群れがいるとしますなら、その群れが天の願われる所のために行く群れとなって、あなたの前に祭司長の責任を果たし、香を焚くことのできる祭壇となるようにしてくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。
あなたの事情に通じることのできる多くの子女たちとなるようにしてください。お父様がお立てになった群れに従って怨讐を屈服させ、勝利の王子王女として祝福を受けて誇ることのできる子女を、どれほど侍ち望んでおられるかということを、私たちが忘れないようにしてくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。
統一の祭壇がたとえひどくみすぼらしく、何もないように見えるとしましても、お父様の心情を中心として身もだえする所となるようにしてください。
また、神様の事情を中心としては避けることができず、分かれられない因縁がここに宿るようにしてくださいますことを懇切にお願い申し上げます。
私たちは、何も所有したもののない裸ん坊だとしても、この地上の排斥する群れによって倒れるとしても、あなたの理念と心情と愛だけを抱き締めてひっくり返る所となれば、ここは必ずあなたの訪ねてくることのできる所であることを知っていますので、この因縁に従っていくあなたの子女たちが一人も落後する者がないようにしてくださいますことを懇切にお願い申し上げながら、このすべてを真の父母のみ名によってお祈りいたしました。
アーメン。
(1966.12.4)
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