逗子市議会議員 菊池俊一 ブログ

代表質問

本日行った代表質問です。
長文ですが、お時間のある方はご一読下さい。

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平成27年第1回臨時会において市長の所信表明演説に対して自民党逗子市議団を代表して質問を行います。

平井市長、3期目無投票でのご当選、おめでとうございます。心からお祝い申し上げます。

  市長は所信表明において「池子米軍家族住宅建設が政治問題化して今年で31年。昨年11月30日に約40ヘクタールの土地の共同使用開始という大きな節目を迎えた中、図らずも33年ぶりとなった無投票当選という結果によって、長きにわたって市を二分した池子問題の歴史に終止符が打たれたと言えるのではないでしょうか。」と述べられました。

この返還を見据えた40ヘクタールの土地の共同使用開始に我々自民党逗子市議団が全面的に協力し実現できたことは大変光栄でありますし、1983年12月に当時の故三島虎好市長が市議会本会議において「反対の意思表示を繰り返しているだけでは、この問題は解決しない」と、現実的対応を示唆して以来、31年間にわたって現実的対応を求めてきた市民の勝利であり、明後日、1月31日の池子の森自然公園オープニングイベントでは多くの市民と喜びを分かちあえることを楽しみにしています。

さて、平井市長3期目4年間について私たち自民党逗子市議団は協力できることは全面的に協力し必要とあれば、国へしっかりとつなげて参ります。また、考えが異なる施策に対してはしっかりと議論していくことを御約束して質問に入ります。



それでは最初に、「3つのプロジェクトについて」質問します。

1つ目は「池子の森自然公園プロジェクトについて」質問します。 

「池子の森自然公園の整備について今後とも防衛省との折衝を重ねながら順次予算化し、公園整備を行っていく」とのことですが具体的な方策、整備順序について市長に伺います。
 
次に、「日米親善交流の拡大について、市内小学生と池子ヒルズ小学生の交流事業や、逗子市と池子ヒルズとの共催イベントの実施、家族同士の交流など、在日米海軍と具体的な検討を進めてまいります。」とのことですが日米親善交流の具体的内容を伺います。

2つ目は「逗子海岸ファミリービーチ再生・活性化プロジェクトについて」質問します。 

「逗子海水浴場のあり方検討会最終報告書を踏まえて、今後、海の家の音楽のあり方や営業時間について結論を出す」との事ですが、1月13日の逗子海水浴場のあり方検討会の終了後、和田修芳座長は「規制緩和の方向の内容となる。」「午後8時が妥協点だ。」と述べたと翌日、新聞報道されています。これでは最終報告書を踏まえて結論を出すとの市長の所信表明の内容とは全く違ってしまうことになり問題であります。

そこで質問は、市長においてはこの座長の発言をどのように捉えているのか、座長に規制緩和や営業時間を決定する権利があるのか伺います。

また、この座長の発言に対して新宿地区の近隣住民から出された要望に対してどう受け止めたのか市長のお考えを伺います。

それらを踏まえて、今年の海の家の音楽のあり方や営業時間について現段階での市長のお考えを伺います。

次に「ファミリー層の誘客を市民・事業者・観光協会等と共同で企画するなど、逗子海岸の活性化に取組んでまいります。」とありますが、逗子海岸の活性化で最初に取組むべきことは市外の海水浴客の誘客ではなく、安全になった逗子海岸に市民が帰って来て頂くことであると考えます。

 そこで、逗子海岸の活性化についての市長の考えと具体的にどういった企画を行うのか伺います。

3つ目は「ICT改革・シティプロモーションプロジェクトについて」特にシティプロモーションについて質問します。
 
「逗子の魅力を市内外に発信し、地域活性化や人口流入の促進を図るもの。情報発信力を強化し、シティプロモーションを積極的に進めてまいります。」とし、

総合計画においても「子育て世代を中心とする生産人口層の転入促進につなげるために、本市の魅力を高め、内外に対して積極的に発信するシティプロモーションに取組んでいきます。」と唯一の生産人口層の転入施策と位置付けられています。

 そこで質問は、現在全く取組まれていないこのシティプロモーションについて、具体的にどう取り組んでいくのか市長に伺います。



次に「4つの重要課題について」の「地域包括ケアシステムの構築」について伺います。

「病気や要介護状態になっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けられるように、地域包括支援センターを中心とした医療・介護・予防・住まい・生活支援が包括的に確保できる体制をつくらなければなりません。」とのことですが、厚生労働省が示しているように、地域包括ケアシステムで重要なのは急性期病院や在宅医療支援病院と位置付けられている総合的病院です。

そこで質問は、地域包括ケアシステムを構築するにあたって逗子市内への総合的病院の誘致は必要不可欠と考えますが、地域包括ケアシステムでの総合的病院の位置付けとその必要性について市長のご所見を伺います。

 また、総合計画においても2022年度までに総合的病院が開設されている。となっています。

そこで質問は、総合的病院開設までの今後8年間の具体的な取組みについて市長に伺います。

次に「新たな課題について」3つ伺います。

1つ目は「JR東逗子駅前用地活用事業」について伺います。

「JR東逗子駅前の一等地を有効活用し、東逗子地域の活性化を図ることは長年の課題であり、まずは庁内プロジェクトチームを立ち上げて調査研究を開始し、関係機関との調整や市民参加による活用計画の策定を進めてまいります。」とのことですが、示された用地の活用を考える為には、東逗子地域全体を今後どうしていくのかを含めて検討すべきと考えますが、市長のご所見を伺います。



2つ目は「商工業振興事業」について伺います。

 「地方都市に見られるシャッター通りのような衰退を招かないためにも、人口減少や高齢化とともに商店の世代交代が進みつつある今、将来を見据えて、商工関係者や市民と知恵を出し合って、逗子市の商工振興策を検討してまいります。」とのことですが、これまでの商工会の取り組みとの関係、どういった振興策を打ち出して行くのか市長の所見を伺います。



3つ目は「小坪海浜地区活性化事業」について伺います。

「現在、小坪漁港の機能保全事業に着手し、また、同時に国有海浜地の不法占拠物件の撤去を順次行っており、これらの進捗を踏まえながら、小坪海浜地域のさらなる活性化に向けて、関係者及び市民とともに検討を進めてまいります。」とのことですが、小坪海浜地区の活性化を考える上では小坪地域全体を今後どうしていくのかを含めて検討すべきと考えますが、市長のご所見を伺います。

また、2020年の東京オリンピックについて神奈川県で競技の一部を行う話しも出ていますが仮に江の島などで競技が実施されるのであれば、事業自体を前倒ししてでも、競技の事前キャンプ地の対応も含めて整備すべきと考えますが、市長のご所見を伺います。


以上、登壇しての一回目の質問とします。

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