5月17日に開催された、指定放課後等デイサービス事業所海山時間の不正請求等に関する調査特別委員会の合同会社レインボーグロウの代表で放課後等デイサービス海山時間の管理者である桑原潔氏の参考人招致での質問と回答の後半になります。
質問14 桑原議員に県の実地指導があることを伝えた時期は。
回答14 当社が県から実地指導を受けることとなったことは話したことはありますが、 なぜ実地指導を受けるかといった内容は一切説明しておりません。なお実地指導受けることについて伝えた時期ははっきりとは覚えておりません。
質問15 桑原議員に指定取消しを伝えた時期は。
回答15 令和6年1月29日の通知を受けて、その日に伝えました。
質問16 海山時間における、職員の採用（求人•紹介•面接者等）はどのように行 っていたのか。
回答16 いろいろな方から紹介を受けて採用活動を行いました。採用面接の面接官や、採用を決定は専ら私のみが対応判断しておりました。
質問17 海山時間の開設前と開設後、それぞれにおける桑原議員の役割と仕事内容、従事した時間は。
回答17 桑原議員は従前から子育て亥援等を行っていて経験や知識を有していたこ とから、海山時間開所前には、その世界の先輩として、海山時間のコンセプトを決め、助言等受けました。但しあくまでもボランティアであり、これに対し て桑原議員に何か報酬を渡したことはありません。
開所後で桑原議員が選挙活動を始めるまでの間は、月に数回程度、当社の人 手がどうしても足りない一方で桑原議員の手が空いた時間にポランティアと して送迎の添乗や子どもの遊び相手のお手伝いしてもらったことはあります が、それ以上は一切関わっておりません。
また桑原議員が選挙活動を開始してからは月に数回程度のボランティアも一切受けておりません。
質問18 桑原議員は事業開始に向けて経営企画としてコンセプトやプログラムの作成 等を行い、実施にあたっては、参考人との考えの違いもあり、経営には一切関わ らなかったとのことだが、参考人においても、考えの違いがあったと捉えている か。また、考えの違いがあったということであれば、それはどういったものか。
回答18 私と桑原議員では経営に関する根本的な考え方が違いました。一番大きな違い は、私はまず一か所の事業所に注力して経営したいと考えていましたが、桑原_ 員は多角的に複数の事業の展開を視野に入れて進めた方が良いとの考えでした。 考え方の違いがあり、開所後の経営には桑原議員は一切関わっておりません。
質問19 桑原議員は開設後、職員の相談や児童対応等、事業の運営にかかわっていたか。
回答19 回答17の限度でボランティアを行ってもらったことはありましたが、当社の運営はもちろん、それ以外には一切関わっておりません。
質問20 海山時間のスタッフは桑原議員が連れてきたと、議会運営委員会の場で発 言しているが、そのとおりで間違いないか。
回答20 当社は事業立ち上げ時に人材不足でしたので、桑原議員から知り合いの紹介を受けたことはありました。ただし採用面接や採用決定は全て私が行いましたので、 これらに桑原議員は関わっておりません。
質問21 6月末まで無償サービス（ポランティア）を提供するとしていたにも関わ らず、唐突に4月末で無償サービスを停止するとしたのはなぜか。
回答21 令和6年4月ころより、実際にお預かりすると、利用者や関係機関からの問い 合わせや不安の声をいただき、逗子市からも指定の無い事業者がボランティアと は言え利用者を預かるのは好ましくないと指摘されましたので、お預かり期間を 短くするべきという考えになりました。
海山時間の場所で引き続き過ごしたいという声も複数あり、他の法人の下でサ 一ビス提供ができないか模索していましたが、現時点で確約できる状況にないこ とが、4月末でポランテイアでのお預かりを停止した理由です。
質問22 7月から今の場所で事業所の代表者を変え、指定放課後等デイサービスを継続すると利用者等にアナウンスしていたとの情報も寄せられているが、こ れは参考人がそのような指示を出したということか。
回答22 海山時間の子どもたちの窮状を見かねて支援者や知人が他の法人に引き継ぐことを提案してくれました。環境変化に敏感なお子さんの負担を軽減する為にも、 他の法人に引き継ぐ可能性を模索していました。
質問23 海山時間のホームページ、SNSの管理者及び投稿者は誰か。
回答23 ホームページの管理者は私で、ホームページなどの担当は常勤指導員が行って おります。ホームページに掲載した謝罪文や事実経過は、問い合わせ内容を元に私が作成しました。
