令和2年2月5日、池子2丁目のマンション敷地の法面の土砂が崩落、高校生が亡くなる悲しい事故が発生しました。
そのマンション敷地内法面の復旧工事が完了し一昨日完了検査が行われました。
私も当日、現場を確認してきました。
この池子2丁目法面災害復旧工事は総額52,646,000円で国が7割、市が3割負担し、その額は15,793,800円となります。
私有財産の工事を市が負担し行うのは前例がありません。
簡単に例えるなら、Aさんの自宅の塀が市道に倒れ、Bさんがケガをした。Aさんの自宅の壁の復旧工事を市が負担する。ということです。
私は崖の復旧工事はマンションの住民が全額負担すべきとの立場でこの予算の全体となる「令和2年議案第73号「和解について」」反対をしました。
一方、予算の可決後、逗子市議会は「池子2丁目崖地崩落事故に関する決議」を可決しています。
本来支払うべき工事費が浮いたわけです。
決議にあるように、被害者遺族からの損害賠償について、早期に解決されることを強く望みます。