水上バイクが逗子海岸へ来る目的の一つはナンパのようですが、一番の目的は海の家での飲食です。
そこで問題になるのが酒類の提供です。
私は以前から問題視し、「水上バイク利用者には酒類提供を禁止せよ。」と検討会で発言してきました。
しかし、「水上バイクを運転しているかどうかは海の家では分からない。」との海岸組合側の意見を取り入れた結果、「逗子海水浴場事業者・利用者ルール」には「酒類提供を行わない旨を記載した掲示物を設置し、声かけ等の注意喚起をする。」と分かりにくい内容となっていますが、明記されています。
しかし、これを良い事に、明らかに水上バイク操縦者に酒類を提供している海の家が存在しています。
9月3日(日)も海上保安官より「あの海の家は水上バイクの操縦者に酒を提供している。」との指摘がありました。
同様の指摘は、海岸を良く知るものから複数届いています。
この海の家は水上バイク操縦者が来ると、着てきたライフジャケットを海の家の手すりに並べるように掛けるので誰からの目からしても明らかです。
私も当日、水上バイク利用者らが酒盛りをしているのを確認しました。
この海の家のオーナーは自ら水上バイクを所有し運転するので、水上バイクで来た客かどうかは絶対に分かるはずであり、その上での酒類の提供はルール違反です。
ただ、それでも屁理屈を並べて言い逃れしそうなので、改めて、「水上バイク利用者(操縦者、同乗者を含む)には酒類を提供しない。」とルール改正を提案します。
また、その日は海岸利用者より「水上バイクの集団がクーラーを持ち込んで酒を飲んでいる。」との指摘を受けました。
確認すると、バナナボートを主に営業している海の家の利用者が浜にテーブル、イスを並べクーラーボックスを持ち込み、酒盛りをしていました。
ここでも真空断熱タンブラーに酒を移し替えて飲んでいました。
当初、海の家の従業員は「飲んでいない。水上バイクを運転するから飲むはずがない。」と言っていましたが、ごみ袋には缶ビール6本を包む包装があり、飲んでいたことを認めました。
水上バイクを操縦していたものらしき人物は海の家に隠れていました。
関係者によれば、同様の行為を行っているのでは?との事です。
このことから、海の家が浜で隠れて酒を飲ませていたと受け取れます。
このようなことは、これまでなく、厳重な処分が必要と考えます。
あの頃を知らない、逗子市外の人間が海の家を営業すると、条例・ルールの重さを理解せずに、簡単にルール違反を犯すようです。
ともあれ、危険運転水上バイクを減らすために、現状のルールを改正する必要はあると考えます。