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還暦リタイアジジイの悠々自適な日々

竹生島・丹後鉄道・伊根の舟屋・天橋立2日目

■ 2023年05月13日 竹生島・丹後鉄道・伊根の舟屋・天橋立2日目

JTB旅物語の「竹生島・丹後鉄道・伊根の舟屋・天橋立2日間」のツアーに参加しました。2日目は、伊根湾めぐり遊覧船で伊根の舟屋の景観を見て回った後、元伊勢籠神社からケーブカーで傘松公園へ移動し天橋立の景観と股のぞき、その後リフトで下って昼食後、天橋立ウォーク。京都丹後鉄道宮津駅から四所駅まで普通列車に乗車し丹後鉄道の絶景写真が撮影される由良川橋梁を渡りました。

■ 伊根湾めぐり遊覧船・・・伊根湾に沿って立ち並ぶ舟屋群を海上から見ることができる湾内周遊航路。舟屋がどんなものかを見るには良い観光手段。ツアーの都合上時間的な余裕がないのでこれはこれで良かったが、ゆっくり散策をしてみたかった。

▼ 伊根湾めぐり遊覧船のりば(日出駅)

▼ 伊根の舟屋の景観

▼ 伊根地区の消防船

▼ 伊根の舟屋・・・舟屋とは、一階部分が海(船置き場)、二階部分が住居スペースになっている独特な建造物。伊根湾には、この舟屋が周囲5Kmに渡って230軒余り立ち並んでいる。

▼ 伊根湾めぐり遊覧船


■ 元伊勢籠神社(もといせこのじんじゃ)・・・神代の昔より奥宮眞名井原に豊受大神をお祀りしてきたが、その縁故によって崇神天皇の御代に天照大神が大和国笠縫邑から移り、豊受大神と共に4年間お祀りした。その後、天照大神は垂仁天皇の御代に、豊受大神は雄略天皇の御代に伊勢に移った。それにより当社は元伊勢といわれている(説明板より抜粋)。

▼ 鳥居を過ぎた両側に狛犬一対(小さな屋根の建物)が遷座している

▼ 狛犬(阿吽一対)・・・伝承によると、作者の一心で魂が入った狛犬が天正年中不意に天橋立の松林に出現して、元伊勢詣りの参拝者や通行人を驚かした。偶々親の仇討に潜んでいた岩見重太郎がこれを聞いて鎮霊を決意し、一夜待ち構えて音の方向に剛刀を一閃したところ、石の狛犬の前足が切れて出現が止んだという。以来、社前に遷座して専ら魔除けの霊験が聞こえたと伝えられる(説明板より抜粋)。

▼ この門から先は写真撮影禁止区域

参拝後は、左の出口から天橋立傘松公園へ向かいました


■ 天橋立傘松公園・・・天橋立を北側から一望できる展望所。ここからの眺めは、天橋立が登り龍のように見えることから「昇龍観」と呼ばれている。天橋立を股の間からのぞくと天地が逆転したように見える「股のぞき」の発祥地としても有名(H.P.より抜粋)。

傘松公園へはケーブルカーとリフトが運行されており、今回、往路はケーブルカー、帰路はリフトを利用した。

▼ ケーブルカーからの眺望

▼ ケーブルカー傘松駅から「股のぞき」発祥の地へ

▼ 「股のぞき」発祥の地・・・天橋立は、どの方向から眺めるかにより全く違った顔を見せてくれる、特にこの場所は「股のぞき発祥地」といわれいている(説明板より抜粋)。

▼ 股のぞき台からの眺望と股のぞきの絵

▼ 「股のぞき発祥の地」からの眺望

▼ 傘松小倉屋横にある松の木・・・枝が下がり傘のような松

▼ 傘松公園からの眺望と股のぞきの絵

▼ 冠島沓島遥拝所・・・遥拝所の鳥居の先の彼方に浮かぶ二つの島が冠島(かんむりじま)と沓島(くつじま)。室町時代の画僧雪舟は「天橋立図」に本来ならばこの構図にはいらない島を絵の右下に描き込んでいる。それは、この島が天橋立を含む若狭湾沿岸の住民から篤く崇敬され、神宿る特別な島であることを雪舟が知っていたからと考えられている(説明板より抜粋)。

▼ 冠島と左に見える沓島

▼ 復路はリフトで下ります。


■ 昼食を頂いた橋立大丸シーサイドセンター・・・アワビが美味しかった!


昼食後は、一の宮桟橋近くから天橋立ウォークを開始

▼ 一の宮桟橋付近から見た天橋立全景


■ 天橋立・・・天橋立は陸前(宮城県)の松島、安芸(広島県)の宮島と共に日本三景の一つに数えられる景勝地で、文化財として特別名勝に指定されている。「大江山生野の道のとほければ、まだふみも見ず天の橋立」小式部内侍により「小倉百人一首」に詠われ、雪舟が「天橋立図」を描き、与謝野鉄幹・晶子などの多くの歌人に詠まれるなど、その景観は文化にも多くの影響を与えている(案内板より抜粋)。

▼ 天橋立案内板

▼ 天橋立の生い立ち・・・丹後半島の東側から流出した砂礫が海流によって運ばれ、野田川からの流れによる海流がぶつかることにより、府中側から堆積してできたといわれている(説明板より転載)。

▼ 天橋立石碑

▼ 里帰りの松・・・平成16年の台風23号により倒木被害にあった命名松を継承していくため、採集した枝を苗として育成し、平成18年に植樹された松(説明板より抜粋)。

▼ 双竜の松・・・平成16年の台風23号により倒木被害にあった命名松の一本。ここにその時の姿を保存し、惨状を記憶にとどめる(説明板より抜粋)。

▼ 見返り松

▼ 天橋立内の通路

▼ なかよしの松

▼ マンテマ

▼ 天橋立通路

▼ 雪舟の松

▼ 羽衣の松

▼ 夫婦松

▼ 天橋立の通路

▼ 阿蘇の松

▼ 一声塚(芭蕉の句碑)・・・芭蕉が天橋立に遊んだ証拠もなく、橋立を詠んだ確かな句もないが、宮津の俳句を楽しむ人々は芭蕉の塚がないのを残念に思い、この句を選び、江戸時代(1767)に文殊堂境内に句碑を建立。その後ここに移設された「一声の江によこたふやほととぎす」(説明板より抜粋)。

▼ 千貫松

▼ 御上陸に碑・・・ここは明治40年、大正天皇が皇太子時代に天橋立に上陸されてた所を示す石碑

▼ 宮津一里

▼ 小女郎の松

▼ 御手植えの松・・・明治40年、大正天皇が皇太子時代に御手植えした松

▼ 晶子の松

▼ 天橋立神社・・・

▼ 磯清水・・・海に囲まれているが真水が出る井戸

▼ 蕪村の松

▼ 雲井の松

▼ 天橋立の松・・・現在の天橋立は腐植土による富栄養化や高い地下水位の影響により根があまり育たないまま、幹だけが高く育ってしまい、バランスの悪い倒れやすい状態となっている(説明板より抜粋)。

▼ 与謝野鉄幹・晶子夫婦の歌碑

・小雨はれみどりとあけの虹ながる与謝の細江の麻のさざ波(与謝野鉄幹)

・又おして回旋橋のひらく時くろ雲うごく天橋立(与謝野晶子)

▼ はしだて茶屋

▼ 大天橋

▼ 九世戸の松・・・大天橋と小天橋との間に位置する松。この地は昔から「九世の戸」と称されている。

▼ 日本三景碑

▼ 昭和天皇行幸の御歌碑・・・「めずらしく晴れわたりたる朝なきの浦わにうかぶ天の橋立」

▼ 小天橋(廻旋橋)・・・船が通るたびに90度旋回する珍しい橋で、天橋立と文殊堂のある陸地をつなぐ橋。大正12年に手動でまわる廻旋橋ができたが、橋の下を通る大型船舶が多くなり、昭和35年5月から電動式となった(H.P.より抜粋)。


天橋立を歩いて渡った後、京都丹後鉄道宮津駅までツアーバスで移動


■ 京都丹後鉄道・・・「京都丹後鉄道」は、「北近畿タンゴ鉄道」の運行部分を引継ぎ、WILLER TRAINS株式会社が運行する、京都府北部の丹波、丹後地域と兵庫県北東部の但馬地域を走る鉄道です。舞鶴市と宮津市を結ぶ「宮舞線」、宮津市から与謝野町、京丹後市を経て、兵庫県の豊岡市を結ぶ「宮豊線」と、福知山市と宮津市を結ぶ「宮福線」がある(H.P.より転載)。

今回は、宮舞線の宮津駅から四所駅まで乗りました。途中、丹後鉄道の絶景写真が撮影される由良川橋梁を渡りましたが、大きな川を渡るなぁというだけでこれといった感動は沸きませんでした。

▼ 宮津駅・・・この駅で宮舞線(宮津~西舞鶴)と宮福線(宮津~福知山)に分岐します。

▼ 宮津駅に停車していた快速列車「福知山行」

▼ 宮津駅から四所駅まで乗った普通列車(四所駅で撮影)

▼ 四所駅・・・無人駅でした!


四所駅から福井県敦賀市にある「日本海おさかな街」にお土産購入のために立ち寄り後、JR東海道新幹線名古屋駅までツアーバスで移動しました。


■ 夕食はJR東海道新幹線名古屋駅地下の「キッチンなごや」で味噌カツ丼と手羽先を頂きました。会社勤めの時、足繁く鈴鹿に通った頃、よく利用したお店。懐かしい味!


【参考】

1、伊根湾めぐり遊覧船 | 伊根の舟屋へ行こう!(丹後海陸交通)

2、元伊勢籠神社

 

丹後一宮 元伊勢 籠神社(このじんじゃ)  奥宮 真名井神社(まないじんじゃ) | 京都丹後日本三景天橋立

伊勢神宮に奉られる天照大神、豊受大神がこの地から伊勢に移されたという故事から元伊勢と呼ばれる古社。奈良時代に丹後の国の一の宮となり、平安時代の「延喜式」には名神...

丹後一宮 元伊勢 籠神社(このじんじゃ)  奥宮 真名井神社(まないじんじゃ)

 

3、「海の京都」天橋立観光ガイドー天橋立観光協会|日本三景|

4、橋立大丸

 

日本三景「天橋立」にてお食事・休憩等、心を込めた旅の寛ぎをお届けしております。

日本三景「天橋立」にてお食事・休憩等、心を込めた旅の寛ぎをお届けしております。

日本三景 天橋立にある お土産処・お食事処 レンタルサイクル | 橋立大丸

 

5、京都丹後鉄道(丹鉄/TANTETSU)

6、京都丹後鉄道について

 

京都丹後鉄道(丹鉄)について

京都府

 

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