■ 2021年01月19日 石畑の棚田と木須川の洞門
鎌倉山山頂往復の起点とした茂木町営駐車場のトイレの壁に貼られていた関東ふれあいの道(棚田めぐりのみち)に興味をそそられ、石畑の棚田と木須川の洞門を訪れました。
▼ 棚田百選「石畑」駐車場
▼ 駐車場から棚田入口までの道路脇の棚田
▼ 棚田
▼ 石畑の棚田・・・「耕して天に至る」と形容される棚田は、私たちの先祖が並々ならぬ苦労を重ねて山あいの傾斜地を開墾してつくられた貴重な農地。棚田は米を作るだけでなく、斜面の崩壊や下流の洪水を防ぐとともに、水源のかん養や貴重な動植物の生息地として需要な役割を果たし、その田は美しい景観となって私たちに潤いと安らぎを与えてくれています。(案内板より抜粋)
▼ 木須川の洞門・・・この洞門は茂木町牧野と小深の境界を南流する木須川の蛇行部をカットする形で堀削された河川のトンネル。木須川は那珂川中流に北から注ぐ小河川。この中流域は河床が緩慢に隆起したので、入蛇行の地形が多い。木須川自身もこの付近で大きく蛇行し、那珂川本流にも近いので、那珂川の氾濫時には逆流による洪水の被害が大きかった。そこで小深等の住民が組合を作り、長峰山の下を潜る洞門を計画し、明治44年工事開始、大正2年完成。結果、水田を得、道路も改修され河北の農民に多大な恵みをもたらした。(案内板より抜粋)