■ 2019年11月28日 NV350キャラバンのフロントトーションバー交換(再)
ローダウンをあきらめてオリジナルに戻して以降、いくつかトライしてみましたがしっくりいかず、オリジナル状態に戻していましたが、やっぱりフロントの踏ん張り感をもう少し改善したくて再度検討してみました。
トーションバーの種類
自動車部品検索サイト(https://partsfan.com/)を使って調査した結果、フロントトーションバーの仕様は下記の4種類のようです。
1、54010/54009-3XA0A(Φ23.3)
- QR20DE + 2WD + ロングボディ
- QR25DE + 2WD + ロングボディ
2、54010/54009-3XP0A(Φ24)
- QR25DE + 2WD + スーパーロングボディ
- YD25DDTi + 2WD + ロングボディ
3、54010/54009-3XN0A(Φ24.5?:推測値)
- YD25DDTI + 2WD + スーパーロングボディ
- YD25DDTi + 4WD + ロングボディ
4、54010/54009-3XR0A(Φ25)
- YD25DDTi + 4WD + スーパーロングボディ
フロントトーションバーとフロント軸重の関係
カタログの空車重量からフロント軸重をざっくり求めたものをグラフにしてみました。結果、下のグラフのような関係が見えてきました。フロント軸重が重くなるに従い径が太くなっています。
1、54010/54009-3XA0A(Φ23.3)・・・850㎏~950㎏
2、54010/54009-3XP0A(Φ24)・・・1000㎏~1200㎏
3、54010/54009-3XN0A(Φ24.5?:推定値)・・・1200~1300㎏
4、54010/54009-3XR0A(Φ25)・・・1300㎏~1400㎏
自車(NV350キャラバンキャンピングカー)は最初からキャンピングカー架装をしているので、架装後の重量に見合ったフロントトーションバーの設定はどれくらいなのかを求めてみようと思います。車検証の数値は、空車重量=2280㎏、フロント軸重=1260㎏です。ベース車はQR25DE + 2WD + スーパーロングボディなのでカタログの空車重量は1770~1890㎏、フロント軸重は1020~1140㎏、トーションバーの径はΦ24(実測値)です。
1、フロント軸重アップ率
- ベース車のフロント軸重 = (1020 + 1140) ÷ 2 =1080㎏
- 自車のフロント軸重増加率 = 1260 ÷ 1080 =1.17(17%アップ)
2、フロント軸重に合わせたトーションバー径の算出
- トーションバー径 = SQRT(4)(24×4乗 × 1.17) = SQRT(4)(391496) = Φ25.01
3、グラフから、自車のフロント軸重に対応するトーションバー径はΦ24.5?(推定値)
以上から手元にある54010/54009-3XR0A(Φ25)がベストマッチであることがわかったので、再度このトーションバーを組み込みました。走行確認した結果、フロントショックアブソーバーの減衰力を1コマ硬めに調整しバランスが取れました。