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還暦リタイアジジイの悠々自適な日々

足尾銅山発祥の山備前楯山

■ 2021年09月12日 足尾銅山発祥の山備前楯山

栃木県日光市足尾地区にある備前楯山を訪れました。わたらせ鐵道間藤駅を横目に通り過ぎ、赤倉地区の古河橋を渡って舟石林道を銀山平方面に向かい、舟石峠駐車場に車を置き山頂までを往復しました。ここのところ山歩きをしていないので、先日の八海山神社と同様足慣らしには良い山でした。山頂からの展望は周囲の山々が雲に隠れていたものの、時折雲の切れ間から男体山と皇海山が見えました。

山と渓谷社刊の分県別登山ガイド「栃木の山」によると、備前楯山は足尾銅山そのものの山で、内部に総延長1200kmにも及ぶ行動が掘られているそうです。赤倉地区から銀山平に至る舟石林道と国道122号線に向かう県道123号線沿いには旧足尾銅山関連の施設跡があちこちにありました。

帰路、銀山平にある国民宿舎かじか荘で日帰り入浴しようと立ち寄りましたが、コロナ禍の中日帰り入浴は休業中でした。

▼ ルートマップ・・・参考 山と渓谷社 栃木の山、下野新聞社 栃木百名山ガイドブック

▼ 舟石峠駐車場

▼ 舟石・・・舟石には明治のはじめ数個の家が農業を営み生活をしていました。当時は、この地を岩魚が多くとれたので、「魚の沢」と呼んでいましたが、足尾銅山を開発した古河市兵衛が、明治30年代にこの地を訪れた時、この船の形をした石を見て「舟石といったらどうか」といわれたことから「舟石」の地名が付いたということです(説明板より抜粋)。

▼ 備前楯山登山口・・・駐車場の奥にある案内板の所が登山口です。

▼ 登山道には要所に案内板があります。

▼ 備前楯山山頂・・・山頂は開けており180°超えの展望がありますが、周囲の山々には雲がかかっていました。

▼ 山名板

▼ 山頂奥の展望地にある案内板・・・男体山、皇海山、庚申山が見れます。

▼ 色づき始めたナナカマド

▼ 山頂にあるケルンと男体山

▼ 昼食は、おにぎりと海苔味噌汁

▼ 下りも登り同様、要所に案内板があり迷うところはありません。

▼ シラヤマギク・・・上りでは目に入らず、下りで発見!

▼ 舟石峠駐車場に戻ってきました。


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