思えば、私の父母などは、明治生まれで、大正、昭和と生き抜いてきた。実は日本の元号で、最も長かったのは「昭和」で、次は「明治」だと言う。「大正」は短かった。それにしても明治、大正、昭和と、3代の時代を生きてきたのは素晴らしいと考えていた。今度は,私たちが3代を生きることになる。昭和、平成、○○、だ。昭和も一桁で生まれた私などは、昭和は、「戦争」時代の思いが強く、戦争の恐浮竦カ活の困窮が深く脳裏に刻み込まれている。
それに比し、平成の時代は何と言う平和に恵まれた時代だったかと考える。世界各地では戦乱や内乱が相次ぎ、その地の人民たちは、悲運にも命を奪われたり、故郷を捨てさせられたりした。「流浪の民」が現実に発生し、難民としてヨーロッパの平和な国々に押し寄せた。日本にも、そうした雰囲気はあったが、日本では難民救済に積極的ではなかった。救済したくても平成時代、我が国は東北大震災を始め、各地に自然災害が多発し、国内に救済すべき国民をたくさん抱えなくてはならなかった。
しかし、平和は尊い。経済は発展し、国民の多くは豊かな生活を送れるようになった。交通網の整備発展で、観光地へも容易に足が運べる。テレビ、スマホなどの普及で、通信手段が目覚ましく向上し、文化的な生活をエンジョイできるようになった。医療も発展を遂げ、長寿を享楽できるようになったし、介護施設なども充実してきて、老後も安心して生活できるようになった。ただ、格差社会と言われるように、国民各層に貧富の増大も見られるようになって、詐欺事件の横行、殺人事件、交通事故の増大に繋がった。
全く有り難いことに、我が家は、子供たちの家庭に問題はない。私たち夫婦も何とか健康を維持し、畑仕事などに勤しんでいる。この月末には、1泊のバス旅行で、東京の桜見物に出かける予定だ。桜予報によれば、3月末の東京は桜満開、好天続きだと言う。旅行社の案内によれば、見物先は「目黒川」「上野恩賜公園」「隅田川クルーズ」「靖国神社」「千鳥ヶ淵」などで、桜の名所ばかりだとか。そのほか「豊洲市場」の見学も入っている。桜見物は各地でしたが、東京は初めてだ。楽しいこと限りがない。平成最終の時期、この東京の桜こそ、最高の思い出になることだろう。
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shuttle
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おとめおばさん
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