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近畿地方地震

昨日18日、朝食を済ませて、食卓で新聞を読んでいたら、何か身体が揺れているように感じ、新聞を置いて、食卓の端を掴んだ。確かに揺れているな、これは地震だろうと思い、テレビを入れた。画面には、既に速報が出ていた。「大阪北部で震度6弱の地震が発生した」と言うのだ。更に続報が次々入り、かなり大きな地震だと判って来た。結局、NHKだけでなく、民放各社も一斉に、この地震を報道し始め、被害状況も明らかになってきた。気の毒なことに、通学中の児童が、学校のプール横のブロック塀の悼フ下敷きになって、死亡したり、81歳の高齢者が、やはり民家のブロック塀の悼A下敷きで死亡したりしている。ブッロク塀は、我家でも玄関前に設置されているし、人もよく通る道端にある。まだ新しいし、建築基準を満たしている筈だが、心配になって来た。

何しろ、日本は「地震国」だ。ついこの2,3日前にも群馬県や、千葉県で震度4程度の地震が起きている。今回の近畿地方を襲った地震は、1923年以来の大きな地震だと言う。下に、断層が走っているとかで、そのズレが、大地を揺るがすエネルギーを生んだとか。一旦大きな地震が発生すると、大都会などでは「生活インフラ」が破壊され、市民生活に大きな不便が生ずる。テレビ放映では、お寺の門が悼オたり、水道管が破裂して水柱が高く吹き上げたり、火災で家が燃えている画面が出たりしていた。停電した地域も広く、ガス管も亀裂が走って、ガスの供給を停止したりした。

何よりも、ちょうど出勤の時間帯だった為、多くのサラリーマンや女性会社員、学生達が、駅前で動かない電車を待つ画面が、凄まじかった。新幹線、私鉄各社、地下鉄などほとんどが運休したのだ。安全確保の点検に時間がかかったし、停電では電車は動けない。其の点、スマホとか携帯電話は、何とか機能していた様子で、連絡に懸命な様子が窺えた。楽しい筈の旅行を予定していた人達や、外国人たちもいたが、こう言う人達も、気の毒としか言いようがない。折角、遠方の親族との再会を予定した人達も、ガッカリしたことだろう。一日経った現在、飛行機も新幹線も電車も、多くが平常に戻り、通勤、通学、旅行なども復旧しつつある。水道、ガスなども復旧が進んでおり、もうじき、元の生活に戻ることが出来そうだと言う。その復旧に尽力した人達を忘れてはならない。



駅には来たけれど電車が動かないので、連絡を取る人達(インターネットより借用)

しかし、元に戻ることが出来ない被害者がいる。死者が4人だ。私が食卓を掴んでいたまさにその時まで健康だった人が、その瞬間に死んだのだ。怪我を負った人は、305人いるそうだが、治療に時間がかかるだろう。淡路・阪神大震災では、神戸市街が炎に包まれているテレビ画面に震えた。東北大震災では、押し寄せる巨大津波で、多くの太平洋側集落が、呑み込まれ押し流されていく画面に身体の震えが止まらなかった。熊本を旅行した際には、熊本を襲った地震で家々の屋根瓦がずり落ち、ブルーシートに覆われたままの無数の家屋を眺めた。震災は何時襲ってくるかわからない。本当に人生、一瞬先は未知の世界だと改めて思う。平穏無事に過ごせることこそ、実にこの世の極楽と思いたい。

コメント一覧

shuttle
鉄砲玉さん

確かに、最近の地震の多さには、不安を覚えますね。愛知ではさほど揺れなかった地震が、後で大地震だったこと、しばしばです。今回もそうした予感がありました。災害に遭われた人達には、同乗申し上げたく思います。
鉄砲玉
この時高山でも揺れました。
こちらでは大きな地震はお陰様で起きていませんが小さなのは時々あります。
何時ものだろうと思っていましたが早速ネットで見たら大阪とのこと、
一瞬阪神淡路の大震災を思い出しました。
あの時も高山でも揺れたのです。
最近地震が頻発するようになりました。
気を付けなければと思いますが天災には限度があります。
我々には備品の用意くらいで平穏無事を祈ることしか出来ないですね。
shuttle
わいわいさん

勿論私も「三河大地震」は、はっきりと覚えています。飛び出したら、家の屋根が大きく揺れていました。敗戦間近かだったのですね。家内もよく言います。「伊勢湾台風」と並ぶ恐ろしい体験でした。日本は、いつ自然災害に見舞われるか分かりません。平穏無事な日々があれば、全く有り難いと感謝しなくてはなりませんね。
わいわい
大阪北部を震源とする18日の地震が、「南海トラフ巨大地震」の引き金になる
のではとの心配を、専門家は打ち消していますが、油断は禁物ですね。
地震と言うと、終戦前の昭和20年1月に発生した、「三河大地震」のことを
思い出します。中学生の頃でしたが、夜中に家族と共に庭に飛び出し、松の木に
しがみついて、揺れの治まるのを待ちました。また、その時に、一瞬の閃光で
南の空が明るくなったのを見たような、記憶が残っています。
ともあれ、地震国に住む以上、いつ何時被災するか分かりません。仰るように、
「平穏無事に過ごせることこそ、実にこの世の極楽」と、感謝の日々を送りたい
と思っております。








shuttle
木燃人さん

三重県は、近畿圏に愛知より近いですから,揺れも大きかったはずですよね。発表のあった震度は、実際に感じたものと違うでしょうね。被害に遭われた人達は、本当にお気の毒です。雨も重なって、避難生活を続けても、心が晴れないでしょう。
木燃人
http://mokunen.c.ooco.jp/
shuttleさん

昨日の地震が発生した時に、私は”安普請”の木工工房(2F)にいましたので、その揺れが増幅(?)されたようで、本当にびっくりして、飛び出したのですが、久々の大きな地震でした。
当地菰野は震度2とか発表されましたが、あれは間違いではないかと思うくらい、大きな揺れを感じた次第です。
shuttle
ランタナさん

高槻市では、多くの地震被害者が出ています。ご友人は、大丈夫でしたか。生活インフラが打撃を受けると、本当に大変でしょうね。常日頃、便利さに慣れてしまっている私たちは、電気、ガス、水道の大切さに、気付かされます。平穏無事に過ぎて行く毎日に、感謝したいです。
ランタナ
http://blog.livedoor.jp/hisayo803/?blog_id=1161692
shuttleさん、ほんとにびっくりしましたね。
高槻に50年来の友人がいますので心配しました。
電気、ガスは大丈夫だけど、水が夕方まで出なかったそうです。
地震大国であること、実感しましたね。
浮「です。予備の確認しなくては。
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