花を咲かそう

成年後見制度裁判、原告の名児耶匠さま、おめでとうございます。

2013-03-15 06:40:17 | Weblog
成年後見制度の問題点を訴え、
裁判勝利された原告の名児耶匠さま、ご両親さま
おめでとうございます。

選挙投票行動を阻止してきた成年後見制度の問題点を訴えられた功績は
歴史にのこります。

担当裁判官の原告への語りかけも、また裁判史にのこる美しい行為でした。

障害者の社会復帰、就労を促進しようと動いている今日、
問題点が見直された意義は大である。
障害者が健常者とおなじく働きたいおもい、
社会がうけいれる法の整備もだいじだであるが、そこには
今回の裁判官のような温かみのある人間性がもとめられよう。

おなじに働いたとしても、そこはそれ、若干の差はおきる。

2011年の精神障害者は日本は約320万人、おられるそうだが、
働けたとしてもフルタイムとはゆかぬことが多かろう。

国家として、障害手当てで基本的人権を保障することをぬきにしては
生きにくいのだ。
2011年度、障害手当てを63万5000人がうけているとのことだが、
名児耶匠さまのご両親のようにサポートする人がいないことには、
その福祉手当も受けにくいのではなかろうか。
役所に相談にゆくにも、サポートする人がおられないことには
手続きもできないのが現実ではないだろうか。
精神障害者は 日本は約320万人
障害手当て受給者 63万5000人は
その問題点を語りかけているのではないだろうか。