花を咲かそう

日本維新の会に失望。原発事故避難者の即時帰宅を迫る不見識。

2013-03-14 22:00:21 | Weblog

維新の会西田譲議員は、( 低線量セシウムは無害、医学を無視し、科学を否定する野蛮なセシウム強制避難を全面解除すべき )・・・と国会質問したことを朝日新聞3.14付けは報じた。

2013年3月13日の予算委員会で維新の会西田譲議員は、冒頭で朝日新聞が報じたように現政権を質した。
この発言を問題としたひとたちは、維新の会に、抗議をしたと朝日新聞は伝えていた。橋本徹共同代表は、質問は未熟であったとしつつも、お詫びも反省もみられないと、私の読後かんそうだ。

維新が、原発の再稼動容認に舵をとった背景には、フクシマの原発事故があろうとも放射能は恐るにたりずの思いがあったのだろうか。避難の必要がないと主張する維新の議員がおられたことが明るみになったからだ。
維新は当初、脱原発であったとおもう。が原発容認に方針を変えた。
かえるだけの総意が働いたわけだ。
維新の会の
西田議員は、避難の全面解除を主張しただけではなかった。被曝地の除染も必要は無い、と主張しておられたかと思う。
農地の除染は、田畑を破壊する。農作物、特に稲にとってセシウムの被害はほとんど考慮に入れる必要は無い、と述べ、除染作業の中止を求めていたかと思う。
住民でなく民間業者にやらせているのは問題であるとも主張した。
ここでいう住民とは、フクシマなどの被害者たちを指していよう。

西田議員は
除染を民間業者にまかせていることは問題があると指摘した。その発言の前提として、原爆投下で広島長崎の廃墟に触れて述べ、放射能で汚染された瓦礫の片つけは住民ではなく民間業者であったのであろうか?と問いかけ、
広島長崎の生き残った住民たちが日夜営営と取り組んだからこそ迅速確実に復興ができたのはなかったのではないでしょうか。福島の復興は住民ではなく民間業者がやっているから復興がおくれている。民間業者の除染はやめるべきです。・・・と議員さんは主張されておられたのではないかと
私の耳朶をなぶっていったとのおもいがある・・・が。

維新の会の先生に ひとこと申し上げたい。
シルクロードの絵画で著名な平山郁夫さんはヒバクシャであった。平山画伯が創作のおりときどき襲う原爆病で、どれほど絵筆のとれぬときがあったことでしょうか。どれほど苦しまれたことか。私は他にまだ聞いたことがある。原爆投下の地へ救援にかけつけた人の話です。それらは二次ヒバク者といわれるひとたち。体調不良で、戦後、どれほどの苦しみを味わされたことか。
維新の会の議員先生、フクシマの人たちが避難したことで、すぐに、わがやに戻れ、とおっしゃるのなら、まず、隗より始めよで、東京電力の原発爆発の地域近くに先生がお住いになられてみてはいかがでしょうか。
あるいは、先生のご一族さまで、10キロ圏内または20キロ圏内にお住みになってみてはいかがでしょうか。

フクシマで原発事故がおこったときに、横須賀の米軍は、避難を検討していたといわれています。
それほどの放射能の危険性があったということではないでしょうか。ところが、日米安保条約上、米軍だけが避難するとなると、今後の日米関係が拙くなるとの政治的判断で、アメリカの原子力規制委員会のヤッコ委員長の勧告として、80キロ圏内の在日米国人は避難することにしたのだそうです。

アメリカは危険エリアを80キロ圏内と狭めてはみましたが、それを日本にあてはめるとなると、今のフクシマの避難民の何倍の数になりましょうか。

神奈川県や埼玉県のお茶、群馬県の湖の小魚も、栃木県の那須の牧草をたべた牛の
肉も、口にしないように、と禁令がでたのでは・・・。それらは前民主党政権の悪政であった、のでしょうか。
維新の会の、威信は、今回の西田先生の件で、大幅な失墜とみる人もおられるのではないでしょうか。
維新の会共同代表者は、避難民および除染該当地域のひとびとに、あやまっていただきたいおもいです。 以上。14日深夜記す 

新ローマ法王は南米出身者、おめでとうございます。

2013-03-14 17:22:08 | Weblog
新ローマ法王に
初の南米出身者が選ばれた。
「フランチェスコ1世」を名乗られるとのことだ。

私は
仏教徒であるが
うれしい。

いままで、世界は、
南米大陸を
あまり意識をしてこなかったようにおもう。

南米出身者ということから、
南米に光があたろう。

うれしいことです。

犯罪のおおい
ブラジルでのオリンピックも
成功することを祈りたい。

新ローマ法王就任を祝い
今夜は
アルゼンチンのタンゴを聴いて
日本酒をのみたい気分。


2年がすぎて、3・11を思う。特に原発の立地条件に恐怖がはしる

2013-03-12 22:45:37 | Weblog
東北地方大震災3.11の2年経過を迎える日に
日本の運命について考えていると
眠れなくなり、
未明の3時に
床をはなれた。

以下のyoutubeを聴いていた。

活断層と破砕帯:渡辺満久・杉山雄一・遠田晋次・中田高 - YouTube2012年5月7日 - 敦賀原発:真下の浦底断層と破砕帯:立地不適格の可能性 http://ima-ikiteiruhushigi. cocolog ...

www.youtube.com/watch?...

日本は科学を無視する国に
恐怖がおそってきた。

中田高広島大名誉教授や渡辺満久東洋大学教授
遠田晋次東北大学教授、杉山雄一産業技術研の先生たちの
学者としての良識、知見で
原発の真下、或いは周辺に活断層がある、破砕帯がある、と
指摘してこられておられたこと、

電力会社も政府も
拒絶してきていたこと・・・

日本は、
おそろしい国になっていたことをしり
恐怖がはしった。


ますます眠れなくなった。


台湾の強さに いっとき、日本勝利は諦めかけた

2013-03-09 07:54:21 | Weblog
夕べのWBC。
台湾選手たちの強いの強くない・・・で
日本は負けたな、とおもい、
私はテレビを
3.11特集に
切り替えた。


深夜、まだ試合は続いてますのニュースに
びっくり、
うれしくなり
チャンネルをかえた。

よくぞ、
台湾に勝ってくれたものよ。

「自由台湾」に勝ってくれたものよ。

両軍の選手達の健闘はあっぱれ。
この勢いで

奮闘してほしい。




王義之展  と 招興の蘭亭

2013-03-02 20:54:22 | Weblog
上野の王義之展を観てきた。

明日の3日で展示はおわりらしい。


足を踏みつけられること3度。
体にぶつかってくる熟女ら4度。
9割の
犯人は、ごめんなさい、の挨拶もなかった。

たいへんな混雑ぶりであった。


車椅子の入場者は、人垣で見れなかっただろう。

展示方法に工夫があってもよかったのではないか。

私は書をみることは諦めて、
腰掛けて瞑目して
解説を聴いた。

招興の蘭亭を訪ねた日が想い出された。

鵞池・・・の文字も想い出された。
曲水の風景も想い出された。
水書きで滑らかの石に習字をしたことも想い出された。

文革で壊された石版も
想い出された。

日本人は、
これほどまでに
書道の神様に惹きつけられるのか、
考えてみた王義之展であった。


ジェロントピア・・・サイバーダインの装着型生活支援ロボット

2013-03-02 11:58:50 | Weblog
2013年2月27日、日本品質保証機構(JQA)は

サイバーダインの装着型生活支援ロボット「ロボットスーツHAL福祉用
に国際安全規格に基づき、

サイバーダインに認証書を交付した。

生活支援ロボットの安全性に対する国際規格の認証は
世界初
であると伝えられる。

これは、ビックニュースである。

日本のロボット工学が世界一であることのお墨付きをいただいたようなものであるからだ。

うれしいことである。

少子高齢化時代の突入時代にあって、

ジェロントピアをめざすには
欠かせないロボット技術ではないだろうか。

「ロボットスーツHAL福祉用」とは、
マイナビニュース 2013年2月27日(水)17:24付け
解説から引用すると、
《 体に流れる生体電位信号を、皮膚表面に貼ったセンサーで読み取り、
各関節部のパワーユニットを動かすロボットスーツ。
下肢に障がいのある人や脚力が弱くなった人の筋力の代わりとなり、
装着者の下肢動作や方向をアシストすることができるという。》

ケニアの相原功志さんに、人間の生き方を教えられました。

2013-03-02 11:28:22 | Weblog
2013年3月1日19:54から
テレビ東京は
世界ナゼ・・を放映した。

ケニアのナマンザ町で貧困な子供たち100人を保育する日本人相原功志さん、ジャシンガご夫妻を
報道した。

視ていて、感動のあまり涙をもらった。

新潟大学医学部卒の医師相原功志さんが、
アフリカで死に直面する子たちを救いたい一心から、
日本での診療をやめて
アフリカ大陸に渡り、
10カ国ほど視察したなかから、ケニアの電気も来ていないナマンザ町に腰を据えて
100人もの子を預かり、キラキラ保育園を立ち上げて活動を始められていたこと。

相原さんの地球人としての生き方に
感動した。

将来は、小学校を建てて、学校運営を計画されておられた。
その規模の大きさに
どぎもをぬかされた。後楽園ドームの3倍ほどの広さとか・・・。

このようなスケールの大きな日本人がおられることに、

島国日本で生活する私は
頭がさがった。



フクシマの避難生活も
まもなく2年になろうとしている。が、
相原功志さんご夫妻のような、
先を見据えたスケールの大きな発想で
困難を乗り越えられないか、とおもった。

相原功志さんを育てられた埼玉県在住のご両親さまに
感謝申し上げる。