「給付金の代理申請業務を代行する」という電話がかかってきた例もある。
政府は郵送やマイナンバーカードを活用したオンライン申請を通じて現金を給付する方針だが、具体的な方法はまだ決まっておらず、委託業者もいない。
不審なメールや電話などの相談は消費者ホットライン「188」または警察相談専用電話「#9110」へ。
「新型コロナウイルスの感染拡大を受け、政府が国民一人一律10万円給付の方針を固めた途端、怪しいメールが届きました」。西日本新聞「あなたの特命取材班」に2人の通信員から連絡が入った。メールはいずれも国の方針と異なる「大手携帯電話会社を通じて給付金を配布する」と説明して別のサイトに誘導し、個人情報や「手数料」をだまし取る内容だった。16日ごろから出回っており、警察は注意を呼び掛けている。
【写真】詐欺メールが出回っているとして注意を呼び掛ける警視庁のツイッター
「10万円の給付金について」。
21日朝、福岡市の50代女性のスマートフォンにこんなメールが送られてきた。
大手携帯電話会社を名乗り、「申請がお済みでない会員様に自動配信」「有効期限は7月20日まで」などと記し、「専用お申し込みフォーム」と称するサイトに誘導しようとした。
佐賀県の40代女性もスマホで不審なメールを受信した。
福岡市の女性と文面は異なるが「各携帯電話会社を通し、国民の皆様に配布していく」などとあり、手続きをするサイトに誘導する手口は同じだ。
福岡市の女性は「申請方法が分からない高齢者は、だまされてしまうかもしれない」と心配する。
総務省によると、給付金の申請については、(1)自治体から送られた申請書や本人確認書類の写しを郵送する(2)マイナンバーカードを持っている場合はオンライン申請する-の二つの方法が考えられている。
給付は、原則として申請者名義の金融機関の口座へ振り込む予定。
⚠️注意⚠️
携帯電話会社が関わることはない。
警視庁は21日、佐賀県の女性が受信したメールと同じとみられる画像とともに「これはサギのメールです」「給付金に関して銀行口座や個人情報などをメールで問い合わせることはありません」などとツイッターを通じて注意喚起した。
「『当選金詐欺メール』と同じ手口」と語るのはITジャーナリストの三上洋さん。
当選金詐欺は「1億円当選しました」などというメールが届き、現金を受け取るために高額の「手数料」や「ポイント購入」を要求する類いのものだ。
三上さんが福岡市の女性に届いたメールに記載していたサイトにアクセスすると、当選金詐欺で誘導されるサイトだった。
「メールの開封率を上げるため、その時々に合わせた時事ネタを送るのが手口。大量に送信し、1万人に1人でも引っ掛かればもうけものという感覚」という。
佐賀県の女性に届いたメールに記載していたサイトは既にアクセスできないが、同様のサイトだった可能性がある。
コロナ禍、話題や文体を変えてこのようなメールが届く可能性は高い。
三上さんは「まずはアクセスしないことが大事。事実関係を確認する場合は、省庁などの公式サイトで」と声を強めた。(黒田加那)
バカバカしい。なぜ國の給付金が携帯会社から来る?
低脳詐欺師。
Q すでに詐欺メールも出回っている
A 総務省などから10万円給付にあたり、電話やメールで世帯構成や銀行口座番号を問い合わせることはない。注意が必要だ。
現金10万円に関する市民の関心は高く、連日、生活相談の場でも「私ももらえるのですか」「どのような手続きになりますか」「生活保護の人はどうなりますか」といった問い合わせが相次いでいる。
よく話題になる上記のDVの当事者の事例に限らず、日本の市民生活、世帯状況は多様性を増している。
今回は給付対象に入れられた外国人労働者も近年増え続け、社会生活、経済を下支えしてくれている仲間である。
実に様々な事情を抱えながら、それぞれが新型コロナウイルス感染の不安を感じながら闘っている。
ぜひ多くの方に給付金を受け取り、生活に役立ててほしい。
また、このような多様な市民生活、世帯状況であるから、受け取りに混乱が生じることも間違いない。
例えば、家がない状態、ネットカフェで生活している状態など、個別性が高い場合は、メディアがすべてを包摂して応えきれないし、報道しきれない。
給付事務の現場でやりとりをするしかない状況だから、その場合にはコールセンターなどを活用しながら、自治体の事務員と調整を始めてほしい。
自分が対象になるのか、どのような受け取り方ができるのか、少しでも不安があれば、総務省が設置した下記コールセンターに気軽に問い合わせてみてほしい。
【コールセンターの概要】
○連絡先 03-5638-5855
○応対時間 9:00~18:30 (土、日、祝日を除く)
※ 現在、大変多くのお問い合わせをいただいており、お電話がつながりにくい時間帯がございます。お電話がつながらない場合は、時間をおいてお掛け直しください。
※ なお、特別定額給付金(仮称)に関するお問い合わせは、上記コールセンター以外では、お受けいたしておりません。ご不便をお掛けいたしますが、ご理解くださいますようお願い申し上げます。
そして、総務省でも現金給付10万円の案内をホームページで始めている。
まだ正式決定とはなっていないが、今から内容を確認しておくことは大事である。
これから口コミなどで、正しい情報、怪しい情報、誤った情報が飛び交う時期を迎えることになる。
そして、今回も詐欺被害が予想されている。
各種情報を適正に受け取り、自分たちで判断し、問い合わせなども適宜おこないながら、給付金を受け取ってほしい。
政府、総務省は情報を発信し、上記のコールセンターも設置している。
身分証や免許証はなぜいるか?個人特定して間違った支給を防ぐ為。
申請代行、も無意味な詐欺。
後、振り込んでくれるのは確かに申請した口座。
それを引き出すのになぜ他人のアホの口座に振り込まされるのか、少し考えたら分かるはず。
市役所福祉課から何かを頂いているのならその口座に振り込んでもらえばよし。
引き出すのはご自由に。
払って無いのに何かが返ってくるからATMへ、は100%詐欺。
ATMに行かなくても入る時は必ず入る。
慌てる必要は皆無。