
観てきましたー。
青い文学シリーズ『人間失格』の劇場公開版。
乱暴にも一言でまとめちゃうと。。疲れました…
速読の訓練がじわじわ効いてきている結果。
文字をアタマの中でイメージとして展開しようとしているわけだけど。
この映画を観ながら「あぁ、こーいうコトだ」と合点がいきました。
合点がいき過ぎちゃって、疲れちゃったw
明るいイメージではないからね~;
わたしが初めて『人間失格』を読んだのは15歳の夏。
なんでそんなに覚えているかというと。
親戚の集まりの席で、隅っこでこの本を読んでたら
あるおじさんに「まだ、そんなの読んじゃダメだ!」とひどく怒られたから。
彼はものすごい大量の本を読む人で、とっても頭のよい人だった。
多分、あの時代の、わが街では頭の良すぎる人だったんだと思う。
フツーの労働者なんだけど、どこか近寄りがたい雰囲気があった。
うちとは違って、おじさんちには本やら漫画やらがいっぱいあって
遊んでくれる姉ちゃんたちもいたから
しょっちゅう遊びに行ってマンガを読んでいたのであ~る
だからなのかな。わたしはとっても可愛がられてた。
読んじゃダメという言葉の真意は、今ならよく分かります。
もちろん読みましたけどw
でも15歳のわたしには、幸いなことに
自分との重なりを突き詰めるだけの理解はなかったのでしょう。
あるいは単純によく分からない、不快なナニカとして退けたか。
そして今、思う。
好きか嫌いかで言えば、わたしはやっぱり好きじゃないんだ。太宰。
道行き。発狂願望。憧れを含んだ響きではあるけれど。
その深淵を覗き込んで、足下がぐらつかずにいられるほど強くもなく
それでいて鈍感でもいられない世の大半の人。その中のひとりです。
『草枕』にふれるまでもなく
人の世を少しでも明るくするのが芸術。人の営みのイミだと思うのよ。
だからわたしはそういうものは敢えてしまいこんだ 気持ちのいいものが好き
これも考え方の違い、好みの問題なのだろうけれど。
肩が凝った映画鑑賞の救いは、主題歌が気持ちよかったコト。
「この世界にはいつでもあなたが必要」そんなメッセージでした
青い文学シリーズ『人間失格』の劇場公開版。
乱暴にも一言でまとめちゃうと。。疲れました…

速読の訓練がじわじわ効いてきている結果。
文字をアタマの中でイメージとして展開しようとしているわけだけど。
この映画を観ながら「あぁ、こーいうコトだ」と合点がいきました。
合点がいき過ぎちゃって、疲れちゃったw
明るいイメージではないからね~;
わたしが初めて『人間失格』を読んだのは15歳の夏。
なんでそんなに覚えているかというと。
親戚の集まりの席で、隅っこでこの本を読んでたら
あるおじさんに「まだ、そんなの読んじゃダメだ!」とひどく怒られたから。
彼はものすごい大量の本を読む人で、とっても頭のよい人だった。
多分、あの時代の、わが街では頭の良すぎる人だったんだと思う。
フツーの労働者なんだけど、どこか近寄りがたい雰囲気があった。
うちとは違って、おじさんちには本やら漫画やらがいっぱいあって
遊んでくれる姉ちゃんたちもいたから
しょっちゅう遊びに行ってマンガを読んでいたのであ~る

だからなのかな。わたしはとっても可愛がられてた。
読んじゃダメという言葉の真意は、今ならよく分かります。
もちろん読みましたけどw
でも15歳のわたしには、幸いなことに
自分との重なりを突き詰めるだけの理解はなかったのでしょう。
あるいは単純によく分からない、不快なナニカとして退けたか。
そして今、思う。
好きか嫌いかで言えば、わたしはやっぱり好きじゃないんだ。太宰。
道行き。発狂願望。憧れを含んだ響きではあるけれど。
その深淵を覗き込んで、足下がぐらつかずにいられるほど強くもなく
それでいて鈍感でもいられない世の大半の人。その中のひとりです。
『草枕』にふれるまでもなく
人の世を少しでも明るくするのが芸術。人の営みのイミだと思うのよ。
だからわたしはそういうものは敢えてしまいこんだ 気持ちのいいものが好き

これも考え方の違い、好みの問題なのだろうけれど。
肩が凝った映画鑑賞の救いは、主題歌が気持ちよかったコト。
「この世界にはいつでもあなたが必要」そんなメッセージでした
